どんなたびにも付き物の冒険の一つとして、次の角を曲がったら誰に出会うのか分からないということがある。さまざまなキャラクターが都市の間の街道を住まいとする。ある者はある目的地から次の目的地へと旅をし、ある者は往来に付き物の呼び売り商人とペテン師であり、ある者は居場所と呼べる場所が無いため必要上放浪をしている。いずれにしても、本当に人通りが無い道はほとんどなく、どんな種類の冒険においてもあらゆる通行人が来ることがありうる。
経験点 600
人間のバード1/ローグ2
N/中型サイズの
人型生物
イニシアチブ
+2;
感覚
〈知覚〉+5
防御
AC
15、接触13、立ちすくみ12(+2鎧、+2【敏】、+1回避)
hp
16(3d8+3)
頑健
+1、
反応
+7、
意志
+1
防御能力
身かわし
攻撃
移動速度
30フィート
近接
ダガー+2(1d4+1/19~20)
遠隔
ダガー+3(1d4+1/19~20)
特殊攻撃
バードの呪芸7ラウンド/日(打消しの調べ、わずらわす、恍惚の呪芸[DC13]、勇気鼓舞の呪芸+1)、急所攻撃+1d6
修得済みのバード呪文
(術者レベル1;精神集中+4)
1レベル(2回/日):
サイレント・イメージ
(DC14)、
スリープ
(DC14)
0レベル(無制限):
ダンシング・ライツ
、
ララバイ
(DC13)、
メンディング
、
プレスティディジテイション
一般データ
放浪者は裏通りともっと人がいる土地の路地を往復している旅人の一団の構成員である。しばしば盗賊または誘拐団という噂がまとわりつき、なべや包丁を修繕し、定住民の怒りを買うような異国的なパフォーンマンスを行う。
放浪者はしばしば音楽家や踊り手、俳優など優れた芸人となるが、異国的なスリや山師として使うこともできる。
放浪者は4人の演芸団で旅をしている(脅威度6)。また12人以上の大きな集団になることもある(脅威度9+)。1人の放浪者は1人流民と(脅威度4)または1人のウィザード崩れと(脅威度5)同行しているかもしれないし、5~6人の集団で1人の占い師と(脅威度8)または追いはぎと(脅威度9)働いているかもしれない。
経験点 400
人間のコモナー2/ウォリアー1
N/中型サイズの
人型生物
イニシアチブ
+1;
感覚
〈知覚〉+7
防御
AC
16、接触11、立ちすくみ15(+4鎧、+1【敏】、+1盾)
hp
15(3HD;2d6+1d10+3)
頑健
+3、
反応
+1、
意志
-1
攻撃
移動速度
30フィート
近接
バトルアックス+3(1d8+1/×3)または
ダガー+3(1d4+1/19~20)
遠隔
高品質のコンポジット・ロングボウ+4(1d8+1/×3)または
高品質のコンポジット・ロングボウ+2/+2(1d8+1/×3)または
ダガー+3(1d4+1/19~20)
一般データ
【筋】
13、
【敏】
13、
【耐】
12、
【知】
10、
【判】
8、
【魅】
9
基本攻撃
+2;
CMB
+3;
CMD
14
特技
《鋭敏感覚》、
《近距離射撃》、
《速射》
技能
〈登攀〉+3、
〈動物使い〉+3、
〈知識:地理〉+1、
〈知識:地域〉+1、
〈知覚〉+7、
〈騎乗〉+3、
〈真意看破〉+2、
〈生存〉+1、
〈水泳〉+3
言語
共通語
装備
高品質のチェイン・シャツ、バックラー、バトルアックス、ダガー、高品質のコンポジット・ロングボウ(+1【筋】)とアロー20本、ラバ、鞍
恩恵
流民は50マイル以内にあるあらゆる知られている場所や居住地への正確な方向(道に迷わないための
〈生存〉判定に+5のボーナス)や、道沿いの可能性のある危険(地形や危険なクリーチャー)に関する一般的な情報を教えることができる。
流民は街道をさまよう放浪者であり、半端仕事を行うが日が暮れるまで同じ場所にいることはほとんど無い。流民は通り過ぎる共同体で仕事を得る助けとなる技能をいくらか持っているが、しばしば戦闘技術も有している。真に安全な街道など無いからだ。
流民は社会の周縁部で生活している狩人、木こり、牧夫として使うこともできる。また流民は行商人として働いているかもしれないし、町の自警団の斥候をしているかもしれない。
流民は低レベル帯の優良な射手となり、この技術は
《鋭敏感覚》特技を
《遠射》、
《精密射撃》または
《武器熟練:ロングボウ》に置き換えることで高めることができる。また、弓術に関する特技を
《強打》と
《追加hp》に置き換えることで近接戦闘に優れた流民を作成することができる。
流民は通常は単独だが、1人の隊商の護衛、語り部あるいは2人の農夫と組んでいるかもしれない(脅威度3)。2人の流民は4人の放浪者の集団と一緒にいるかもしれない(脅威度7)し、時には1人の放浪者、巡礼、または罠狩人に率いられている4人の小集団で旅をしているかもしれない(脅威度6)。
経験点 800
人間のコモナー5
NG/中型サイズの
人型生物
イニシアチブ
+0;
感覚
〈知覚〉+7
防御
AC
11、接触10、立ちすくみ11(+1鎧)
hp
17(5d6)
頑健
+1、
反応
+1、
意志
+4
攻撃
移動速度
30フィート
近接
スピア+2(1d8/×3)
遠隔
スピア+2(1d8/×3)
一般データ
巡礼者は寺院、神殿、その他自らの信仰における聖なる場所を訪れながら長い旅路を歩む托鉢修道士である。彼らは一般人で、公式な神学の訓練はほとんど受けていないが、自らのたびを通じて宗派を広めようという情熱を持ち、出合う全ての人々に奉仕し、悲しく孤独な世界の傷を癒そうとする。
巡礼者は平僧侶、一般の癒し手、公式な寺院やクレリックがいるには小さすぎる村の賢者として使うことができる。また巡礼者は信仰魔法を使う癒し手のいない軍隊の埋め合わせをするために戦場に現れるかもしれない。
巡礼者のコモナー・レベルをアデプト・レベルにおきかえることで、治癒魔法を最低限使用することができる癒し手を作ることができる。ヒット・ダイス、ヒット・ポイント、基本攻撃ボーナス、技能は変化しないが、意志セーヴは+6に上昇する。
巡礼者はしばしば単独で働いているが、2人または3人で人里はなれた療養所に勤めているかもしれない(脅威度5または6)。また4人の巡礼者の集団はしばしば4人の隊商の護衛または8人の侍祭と同行している(脅威度8)。1人の巡礼者には1人の衛兵、隊商の護衛、または2人の侍祭が仕えているかもしれない(脅威度4)。逆に1人の巡礼者は1人の祈祷師に仕えているかもしれない(脅威度6)し、邪悪な巡礼者は1人の拷問吏と共に働いて囚人を生かしておく手助けをしているかもしれない(脅威度6)。