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イネヴァタブル:ラークシャラット Inevitable, Lhaksharut

この6つの腕を持つクリーチャーは石でできているように見える。胴体の下部は唸りを上げる金属の輪の集合体だ。

ラークシャラット 脅威度20 Lhaksharut

経験点307,200
LN/超大型サイズの来訪者イネヴァタブル他次元界秩序
イニシアチブ +5;感覚 暗視60フィート、ディテクト・ケイオスディテクト・マジックトゥルー・シーイング、夜目;〈知覚〉+34
オーラ シールド・オヴ・ロー(DC23)
防御
AC 36、接触18、立ちすくみ35(+18外皮、-2サイズ、+5 洞察、+4反発、+1【敏】)
hp 337(22d10+216);再生10([混沌])
頑健 +25、反応 +12、意志 +22
防御能力 造られしもの;DR 15/混沌;完全耐性 エネルギー呪文;SR 31
攻撃
移動速度 飛行60フィート(完璧)
近接 +2ウーンディング・スピア=+32/+27/+22/+17(3d6+17/×3、加えて1“出血”)、+2ウーンディング・ロングソード=+32(3d6+12/19~20、加えて1“出血”)、+2ウーンディング・モーニングスター=+32(3d6+12加えて1“出血”)または叩きつけ(×4)=+30(2d8+10)
遠隔 エネルギーの矢(×2)=+21(10d6エネルギー)
接敵面 15フィート;間合い 15フィート
特殊攻撃 完全予測、狡知なる反応、多刀流体得、流血武器
擬似呪文能力 (術者レベル22;精神集中+27)
一般データ
【筋】31、【敏】13、【耐】26、【知】14、【判】21、【魅】20
基本攻撃 +22;CMB +34;CMD 50(足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》《強打》《攻防一体》《渾身の一打》《渾身の一打強化》《上級渾身の一打》《上級突き飛ばし》《突き飛ばし強化》《武器落とし強化》《迎え討ち》《無視界戦闘》
技能 〈威圧〉+30、〈呪文学〉+24、〈真意看破〉+30、〈知覚〉+34、〈知識:次元界〉+27、〈知識:神秘学〉+24、〈知識:地理〉+24、〈飛行〉+30;種族修正 +4〈知覚〉
言語 真言
その他の特殊能力 完全予測
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体
宝物 ×2(+2ロングソード+2スピア+2モーニングスター、その他の宝物)
特殊能力
エネルギーの矢(超常)/Energy Bolt ラークシャラットはその6つの腕の2つから元素のエネルギーでできた矢を射出することができる――これらの手に武器を持つことはない。この攻撃は射程単位100フィートを持ち、このイネヴァタブルが選択した10d6のエネルギー・ダメージを与える([酸]、[電気]、[火]、[冷気]から、それぞれの矢が放たれる際に選択する)。標準アクションとして2つのエネルギーの矢を放つことができる。他の腕で武器攻撃や叩きつけ攻撃を行う場合、この2本の手で攻撃することはできない。
エネルギー呪文に対する完全耐性(変則)/Immunity to Energy Spells ラークシャラットは[音波]、[酸]、[電気]、[火]、[冷気]の補足説明を持ち、呪文抵抗を行える呪文及び擬似呪文能力の全てに完全耐性を持つ。
完全予測(超常)/Perfect Prediction ラークシャラットはACに、自らの【判断力】ボーナスに等しい洞察ボーナスを得る。
狡知なる反応(変則)/Cunning Reflexes ラークシャラットは《迎え討ち》特技により得られる追加の機会攻撃回数を考慮する際、【敏捷力】修正値ではなく【判断力】修正値を使用する。ほとんどのラークシャラット・イネヴァタブルにとって、この利益により1ラウンドに5回の機会攻撃を得ることになる。
多刀流体得(変則)/Multiweapon Mastery ラークシャラットは複数の武器で戦うことによって、攻撃ロールに一切のペナルティを受けない。
流血武器(超常)/Wounding Weapons ラークシャラットが持ついかなる武器も、このクリーチャーが手に持っている限りウーンディング武器特性を有する。

 一般的なラークシャラットは6つの腕を持つ人造であり、金属と石の組み合わせから造られているように見える。人間ならば脚があるところに、太陽系儀の形にも似た、唸りながら回転する輪の組み合わさった球体が置かれている――ラークシャラットに飛行能力を与えているのは、この唸りを上げる機械に他ならない。ラークシャラットは大きな金属製の翼を持つが、これらは飛行する際には姿勢制御以上の役には立たない。この人造の腕のうち4本は武器を組み合わせて持つことができる、通常に機能する手がついている。ラークシャラットの下側2つの腕には、大きな燃え盛る金属球がその手につながっている――彼らはこの球体を元素のエネルギーの矢を作り出すために使用する。この元素の矢を投げ、離れたところにいる敵にダメージを与えることができる。
 ラークシャラットは異なる次元界間、特に元素次元界間の分離を維持するという任務を負っている。彼らはある次元界から別の次元界へ行き来する人の不法侵入をほとんど気にかけない。小型の次元界をたまに作り出したり、他の次元界の基礎として役立てるために世界を乗っ取ることでさえ、注目されることはほとんどない。ラークシャラットが問題だと判断するのは次元界間に永続的なつながりを作り出すこと、他の次元界からある次元界を侵略し支配するために居住者が動き始めることなどである。彼らは気付くと強力な来訪者――圧倒的な侵略のために発射台として使用する、他の次元界の橋頭堡を作ろうとしている――の企みと衝突していることが多い。
 可能であれば、ラークシャラットは危険な裂け目を作り出す装置を破壊する、複数の次元界を溶けこませ混ぜ込もうとするクリーチャーを全て殺戮する、といった単純な手段で次元界の分離を成し遂げる。このイネヴァタブルはなぜこのような違反が起こったのかを考慮することはなく、一時的な次元界の接続が最善手なのだという弁解にすらほとんど耳を傾けない。しかしその一方で、選抜された存在、ラークシャラットは心がないわけでも理性がないわけでもない。彼らに感情はないが、違反者を粉砕し殺すことで問題が解決できないと説得することはできる。
 滅多に無いことだが、ラークシャラットは一時的なものであれば、次元界のつながりを維持することが重要なことで、ゲートを立てても構わないと考えることさえある。そのような場合、閉じる時が訪れるまで、ラークシャラットは常にこのポータルの見張りを買って出る。このような準備には、望む一連の行為がラークシャラットの目的との合致に至ることを詳細に説明しなければならない。はるかに圧倒的で強力な敵との対決によってラークシャラットが自身の主要な機能に関係しない仕事を助ける同意をするようになった時のみ、ラークシャラットは既に失敗した分野において成功を果たす手伝いをする仲間を獲得する為だけに行動する。このような同盟を請け負うよう説得されたとしてさえ、ラークシャラットは自分の使命を先に遂行すべきだと主張するだろう。純粋な規則のクリーチャーであるラークシャラットは誠実で約束を破ることがない。しかし彼らは全てのクリーチャーがそのように束縛されたわけではないことに気づいている。ある理由で仲間の必要とすることを最初にしなければならない場合、ラークシャラットは彼らが望むものを得ればすぐに、その仲間が契約に従うことを保証するよう要求する。
 戦闘においては、ラークシャラットはその速度と機動性を使い敵に近づく。ラークシャラットは集団を不完全な機械と見なし、彼らを制圧する最良の方法はその連携をバラバラにすることだと理解している。必要であればこのイネヴァタブルを直接傷つけることができるクリーチャーを始末するが、彼らは強力な戦士や呪文の使い手を相手にするよりも、はじめに癒し手、偵察、壁役を撃退することを好む。ラークシャラットは自身の行動方針を変える為の挑発や誘惑に乗ることがない――彼には全く感情がなく、戦闘計画の効率性のみを気にかけている。彼らは生き残る事を気にすることなく戦う。自らの再生能力が命を呼び起こすか、新しいイネヴァタブルが自分を修理するために造られるだろうと信じているからだ。
 次元界の境界の尊厳への脅威に気付いていないか、そもそも脅かされていない場合、ラークシャラットは意外にも善き話し相手となる。彼らは拠点の類を維持するものとして虚空の中を漂うところが見られることもある。ラークシャラットは彼らが見回りをしたいと思う領域はあまりに広く、どんなに効率的にやっても直接見ることなどできないということを理解している。そのため多くの次元界を巡回する事のできる情報提供者のネットワークを構築し、明らかな違反に警戒するためにイネヴァタブルに知らせるラークシャラットもいる。この人造は罪人から集めた宝物に必要性を感じない。そのため次元界の違反に導いてくれたチップとして支払ってくれることもある。価値のある情報提供者であることが判明したものは尊敬を持って扱われ、ラークシャラットの広範な知識から次元界における洞察を授けることさえあるかもしれない。ただしその質問が2つの次元界を組み合わせた、危険な領域をさまようものでない場合に限られる。