XP 9,600
人間、11レベル・モンク
秩序にして悪/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +8;
感覚 〈知覚〉+14
防御
AC 23、接触21、立ちすくみ18(+1回避、+1反発、+3【判】、+4【敏】、+2モンク、+2鎧)
HP 60 (11d8+7)
頑健 +8、反応 +12、意志 +11;心術に対して+2
防御能力 身かわし強化;完全耐性 毒、病気
攻撃
移動速度 60フィート
近接 素手攻撃=+12/+7(1d10+1/19~20)または素手攻撃連打=+13/+13/+8/+8/+3(1d10+1/19~20)
遠隔 シュリケン=+12/+7(1d2+1加えて“毒”)またはシュリケン連打=+13/+13/+8/+8/+3(1d2+1加えて“毒”)
特殊攻撃 朦朧化打撃(11回/日、DC18)、連打
戦術
戦闘前 このモンクは、自分のタンバリンの金属製のシンバルとして自分のシュリケンを隠し、戦闘の前に2服のブラック・アダーの毒やドラウの毒を武器に塗布する。彼女は芸事、はったり、はかりごとを用いて目標に近づく。
戦闘中 このモンクは多勢なら毒を塗ったシュリケンを連打する。彼女は移動してから接近戦でフェイントをする。フェイントに成功した場合、彼女はその敵を足払いする。敵が地に伏したなら、彼女は
《朦朧化打撃》を叩きつける。毒牙の奏者は不利や重傷の際に戦闘放棄を躊躇わず、
ポーション・オヴ・インヴィジビリティを飲んで戦場から
ポーション・オヴ・ディスガイズ・セルフを飲める場所まで逃げ出し、そこで人混みに紛れて姿を消す。(訳注:
ディスガイズ・セルフは距離が自身であるため、ポーションは作れない)
一般データ
毒牙の奏者は殺害と暗殺の完全化を確立させようとする修道院の者だ。こうした
モンクは毒使いで変装の達人であり、時にその修道院の周辺地域において口に出されぬものの酷く恐怖される事がある。彼らは時に、その厳かな儀式は特定の秘儀を歪曲したものであると信じる他の修道院のモンクに狩られる。
ナテサ・ジ・エンジェル・オヴ・デス Natessa the Angel of Death
ナテサは若い頃に遠方の島国にある修道院へとやって来た。乗馬中に偶然人を殺してしまったが、生物の1人として達成感を何故感じるのか分からないと彼女はモンクたちに言った。モンクらは彼女を中へと導き入れ、他の弟子より彼女の方が年を食ってはいたが、聖なる殺人の訓練を彼女へと施した。その日以来彼女は階級を上げ続け、彼女は今や修道院の中で賞賛を受ける殺害者の1人となっている。若々しい歩き方をする可愛らしいが記憶に残らない娘が、熟達した冷酷な殺し屋であると想定する者は殆どいない。
戦闘遭遇:人々の多くは遠くから毒のシュリケンで刺されるまでナテサと戦っていることに気付かない。ナテサは通常単独で行動するが、特に入念に守られた標的相手には助手を伴うことでも知られている。彼女はある少人数の冒険者一行とも交友があるが、それは凡そ表向きの仮面だ。
ロールプレイの指針:ナテサは目標を狩るが、旅するタンバリン奏者あるいは売春婦という世を忍ぶ職業も持っている。
XP 12,800
人間、12レベル・モンク
秩序にして中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +2;
感覚 〈知覚〉+20
防御
AC 23、接触21、立ちすくみ21(+1反発、+5【判】、+2【敏】、+3モンク、+2鎧)
HP 75 (12d8+18)
頑健 +10、反応 +11、意志 +14;心術に対して+2
防御能力 身かわし強化;完全耐性 毒、病気
攻撃
移動速度 70フィート
近接 高品質のクオータースタッフ=+13/+8(1d6+3)または+1素手攻撃=+13/+8(2d6+4)または+1素手攻撃連打=+14/+14/+9/+9/+4(2d6+3)
遠隔 シュリケン=+11/+6(1d2+3)またはシュリケン連打=+12/+12/+7/+7/+2(1d2+3)
特殊攻撃 朦朧化打撃(12回/日、DC21)、連打
戦術
戦闘前 このモンクは不意討ちできるように
〈隠密〉を使って待ち伏せ場所を見つける。
戦闘中 このモンクは
《矢止め》を使って遠隔戦闘者に近付く。彼は
《踏み込み》で敵の接近を防ぎ、囲まれても連打を用いて複数の相手の足を払うことで敵が立ち上がろうとする時の
《迎え討ち》の利益を最大化する。機敏な喧嘩屋は
《強打》を足払いしたか朦朧化した敵に使い、標的のACを何らかの手法で低下させることで攻撃ロールへのペナルティを限定的にする。
一般データ
機敏な喧嘩屋は多くの修道院の武力における一番槍となる。彼らは足と敏捷性を使って敵の主導者と術者を追跡し無力化する。
リヨート Ryoto
リヨートはかつて博打打ち、殺し屋、そしてこそ泥だった。そしてある日彼はその生き方――葡萄酒の靄漂う堕落した背徳と暴力――から足を洗った。彼は丘の上にある修道院の門の前に座り、飲み食いもせず1週間以上も留まって瞑想した。最終的に口を開いた時、彼は騎士団のモンクたちを見上げてただこう言った、「もうあなたたちの1人だ。」その謎めいた在り方に原理主義的な真実を感じたモンクたちは無言のまま門戸を開いて仲間として迎え入れた。
修道院へとやって来た時、リヨートは強力で手先が器用だったが、訓練は受けていなかった。しかしモンクらは彼から潜在性を見出し、最善を尽くして彼を叩きのめして完全な戦士へと更生させた。月日が経って一連の鍛錬が終わった現在、彼はその門徒の中で最強の闘士の1人となっており、修道院に入ってから一言も発していないにも拘わらず――あるいは、そのためにか――偉大な教師と見なされ尊敬されている。
戦闘遭遇:リヨートは騎士団の防衛役の露払いか、目に入った過ちを正す人物である。
ロールプレイの指針:誰かが会話を断ると、あるいは他に誰かいると教える為に時折、リヨートは他者と意思疎通するのが難しくなる。彼の相棒でも彼が行動するまで彼の意図がわからないことがある。
XP 19,200
エルフ、13レベル・モンク
秩序にして中立/中型サイズの人型生物(エルフ)
イニシアチブ +3;
感覚 夜目;
〈知覚〉+19
防御
AC 24、接触22、立ちすくみ20(+1回避、+1反発、+4【判】、+3【敏】、+3モンク、+2鎧)
HP 85 (13d8+23)
頑健 +11、反応 +13、意志 +14;心術に対して+4
防御能力 身かわし強化;完全耐性 睡眠、毒、病気;SR 23
攻撃
移動速度 70フィート
近接 +1レイピア=+12/+7(1d6+3/15~20)または素手攻撃=+11/+6(2d6+2)または素手攻撃連打=+13/+13/+8/+8/+3(2d6+2)
遠隔 高品質のコンポジット・ロングボウ=+13/+8(1d8+2/×3)または高品質のシュリケン=+13/+8(1d2+2)または高品質のシュリケン連打=+14/+14/+9/+9/+4(1d2+2)
特殊攻撃 朦朧化打撃(13回/日、DC20)、連打
戦術
一般データ
【筋】14、
【敏】16、
【耐】12、
【知】11、
【判】18、
【魅】10
基本攻撃 +9;
CMB +15(武器落とし+17);
CMD 33(武器落としに対して35)
特技 《一撃離脱》、
《回避》、
《強打》、
《近距離射撃》、《クリティカル強化:レイピア》、
《渾身の一打》、
《素手打撃強化》、
《精密射撃》、
《致命的な狙い》、
《早抜き》、
《武器落とし強化》、
《迎え討ち》、
《朦朧化打撃》
技能 〈隠密〉+15、
〈軽業〉+15(跳躍時+44)、
〈言語学〉+2、
〈交渉〉+10、
〈真意看破〉+15、
〈知覚〉+19、〈知識:歴史、宗教〉+5、
〈登攀〉+8、
〈はったり〉+5
言語 エルフ語、共通語、ドワーフ語、森語
その他の特殊能力 浮身60フィート、エルフの魔法、
気蓄積(10ポイント、秩序、魔法)、金剛身、高速移動、金剛心、縮地の法、戦技訓練、大跳躍、肉体の完成、武器精通、無病身
戦闘用装備 エリクサー・オヴ・トゥルース、
ポーション・オヴ・ブラー、
ポーション・オヴ・コンプリヘンド・ランゲージズ(2)、
ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ(2)、
ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズ、
ポーション・オヴ・グリブネス;
その他の装備 +1レイピア、高品質のコンポジット・ロングボウ(+2【筋】)とアロー20本、高品質のシュリケン(50)、
ベルト・オヴ・インクレディブル・デクスタリティ+2、
ブーツ・オヴ・エルヴンカインド、
ブレイサーズ・オヴ・アーマー+2、
クローク・オヴ・レジスタンス+2、
ヘッドバンド・オヴ・インスパイアード・ウィズダム+2、
リング・オヴ・プロテクション+1、179GP
射手であり折衝役でもある修道士の狙撃手は地の利を得た状態で素晴らしい威嚇射撃を行ってから交渉の端緒を開くのが理想的な手段だと考えている。
トゥーリンダル・アンダラエル Tourindall Andarael
エルフの多くは自ら集落を立地の良い狙撃地点と甘言で守っている。トゥーリンダルも同じ戦術で仲間のモンクと故郷を防衛する。騎士団の土地に余所者が足を踏み入れたなら、トゥーリンダルは偵察に送り出され恐らくは離れるよう警告することになる。
戦闘遭遇:トゥーリンダルは可能なら戦闘しないよう話し合う。戦端が開かれても折衝がまだ実行可能に見える場合、彼は敵1人の武器を落としてから協議を持ちかけるか、離れてポーション・オヴ・グリブネスを飲んでから戻って話しかける。(訳注:ルールに従えばグリブネスは距離が自身であるためポーションはありえない)
ロールプレイの指針:トゥーリンダルは歴史と宗教に関する自らの知識を誇っており、完全に学術的に成功している。彼は時に金言と様々な宗教の神話を外交に織り交ぜる。
XP 25,600
ハーフリング、14レベル・モンク
秩序にして中立/小型サイズの人型生物(ハーフリング)
イニシアチブ +8;
感覚 〈知覚〉+20
防御
AC 29、接触25、立ちすくみ24(+1回避、+2外皮、+1サイズ、+1反発、+5【判】、+4【敏】、+3モンク、+2鎧)
HP 80 (14d8+14)
頑健 +12、反応 +15、意志 +16;心術に対して+2、恐怖に対して+2
防御能力 身かわし強化;完全耐性 毒、病気;SR 24
攻撃
移動速度 60フィート
近接 +1素手攻撃=+16/+11(1d10+4)または+1素手攻撃連打=+18/+18/+13/+13/+8(1d10+4)
遠隔 高品質のショートボウ=+16/+11(1d4/×3)
特殊攻撃 朦朧化打撃(14回/日、DC22)、連打
戦術
戦闘前 このモンクは不要な戦闘を避けようと潜在的な敵に理を説こうとすることもあるし、静かに敵を観察してそれぞれの強さと弱点を看破することもある。戦闘が不可避となったなら、彼は
ポーション・オヴ・バークスキンと
ポーション・オヴ・ブルズ・ストレンクスを飲む。
戦闘中 このモンクは自らの身かわし強化、高いセーヴと呪文抵抗が術者に対する守りになると信じ、
《一撃離脱》と
《朦朧化打撃》を組み合わせて武芸戦闘者相手に専念する。彼は
《踏み込み》を小型あるいは中型の相手に使い、時に
気ポイントを使ってACを上げ、
《踏み込み》によるペナルティを無効化する。連打を行う際、彼は初撃を
《朦朧化打撃》にする。彼は
《矢つかみ》を使って武器を投げ返し、習熟している武器を掴んだ時に
《致命的な狙い》を使う。
基本データ バークスキンおよび
ブルズ・ストレンクスを除いた、このモンクのデータは
AC 27、接触25、立ちすくみ22;
近接 +1素手攻撃=+16/+11(1d10+2)または
+1素手攻撃連打+18/+18/+13/+13/+8(1d10+1);
【筋】12;
CMB +14;
CMD 34;
技能 〈登攀〉+10、
〈水泳〉+5。
一般データ
こうしたモンクは小さいが力強く、よく鍛錬を積んでいる。彼らハーフリングを見くびるのは自己責任だ。
ラオシ Laoshi
ラオシは風に耳を傾け、いつもその命令通りに行動する。助けを求める者を助けるよう風に告げられることもある。都市が炎上している間に横笛を奏でるよう告げることもある。また、風は何度も彼を冒険へと導いている。
戦闘遭遇:秩序ではあるがラオシは風の従者だ。これによって彼の振る舞いは暴力の発揮も含めて無作為に見える。しかしその終わりに、彼は通常大義の為に行動する。
ロールプレイの指針:ラオシは国中で思うがままに行動し、小銭を稼ごうと横笛を吹く。彼は多くを聞き、風が示す者へとその情報を伝える。
XP 38,400
ドワーフ、15レベル・モンク
秩序にして中立/中型サイズの人型生物(ドワーフ)
イニシアチブ +7;
感覚 〈知覚〉+22
防御
AC 28、接触22、立ちすくみ24(+1回避、+2外皮、+1反発、+4【判】、+3【敏】、+3モンク、+4鎧)
hp 91 (15d8+20)
頑健 +13、反応 +15、意志 +16;心術に対して+2、毒、呪文、および擬似呪文能力に対して+2
防御能力 防衛訓練(巨人に対するACに+4回避ボーナス)、身かわし強化;完全耐性 毒、病気;SR 25
攻撃
移動速度 70フィート
近接 +1素手攻撃=+16/+11/+6(2d6+5/19~20)
遠隔 代用投擲武器=+15(1d8+4/19~20)
特殊攻撃 オークおよびゴブリン類の人型生物に対する攻撃ロールに+1、激震掌(1回/日、DC21)、朦朧化打撃(15回/日、DC21)、連打
戦術
戦闘前 このモンクは、
ポーション・オヴ・バークスキンおよび
キャッツ・グレイスを飲む。
戦闘中 このモンクは梯子、タンカード、そしてのみのような代用武器を好む。実に有効で頑丈な代用武器が使える場合、彼は
オイル・オヴ・グレーター・マジック・ウェポンを塗ってから喧嘩に再度参加する。慣れた地形なら彼は標準アクションで敵を朦朧化するか足を払おうとし、それから脚力を活かして隠れられる場所を探す。それからこのドワーフは手にした物を相手に投げつける。
基本データ バークスキンおよび
キャッツ・グレイスを除いた、このモンクのデータは
イニシアチブ +5;
AC 24、接触20、立ちすくみ22;
反応 +13;
遠隔 代用投擲武器+13(1d8+4/19~20);
【敏】 13;
CMD 35(突き飛ばしに対して39、足払いに対して41);
技能 〈軽業〉+14(跳躍時+45)、
〈隠密〉+9。
一般データ
【筋】18、
【敏】17、
【耐】12、
【知】12、
【判】18、
【魅】8
基本攻撃 +11;
CMB +19(足払い+21);
CMD 37(突き飛ばしに対して41、足払いに対して43)
特技 《足払い強化》、
《イニシアチブ強化》、
《回避》、
《気の力追加》、
《強打》、
《ゴルゴンの拳》、
《蠍の型》、
《素手打撃強化》、
《代用武器体得》、
《代用武器の巧み》、
《追尾》、
《万能投擲術》、
《迎え討ち》、
《メドゥサの怒り》、
《朦朧化打撃》
技能 〈隠密〉+11、
〈軽業〉+16(跳躍時+47)、
〈鑑定〉+11(魔法的でない金属や宝石の価値を見積もる+13)、
〈真意看破〉+19、〈製作:大工〉+21、
〈知覚〉+22(通常のものでない石製の仕掛けに気づく+24)、〈知識:ダンジョン探検、工学〉+6、
〈知識:歴史〉+8、
〈登攀〉+11
その他の特殊能力 浮身70フィート、
気蓄積(13ポイント、秩序、魔法)、金剛身、高速移動、金剛心、縮地の法、戦技訓練、大跳躍、肉体の完成、無病身
戦闘用装備 オイル・オヴ・グレーター・マジック・ウェポン(3)、
オイル・オヴ・メンディング(5)、
ポーション・オヴ・バークスキン、
ポーション・オヴ・キャッツ・グレイス、
ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズ(2);
その他の装備 アミュレット・オヴ・マイティ・フィスツ+1、
ベルト・オヴ・ジャイアント・ストレンクス+2、
ブレイサーズ・オヴ・アーマー+4、
クローク・オヴ・レジスタンス+3、
ヘッドバンド・オヴ・インスパイアード・ウィズダム+2、
リング・オヴ・プロテクション+1、高品質の職人道具、470GP
概して旅籠の乱暴者の中にいる何でも投擲屋は普通の物を破壊的な武器へと変える。
クレイトン・フリントフィンガー Creighton Flintfinger
子供の頃、クレイトンは湯呑みを年上の少年に投げつけて気を失わせたことがある。以来、世界が彼の武器となっている。このドワーフの会う敵それぞれは謎かけだ――自然や運によって授けられる物のみを使ってどうすれば勝てる? 彼はこのやり方を20年続けており、多くの者に生ける聖人と考えられている。
戦闘遭遇:クレイトンは多くの冒険者一行や都市の統治者と仲が良い。彼は集団の一員、高官の友人、あるいは使者として旅をし、その価値があるように見える者の手助けに入る。
ロールプレイの指針:クレイトンは他のドワーフとは似ていない。会話では無口になる彼は戦闘で感情を爆発させ、世界の原初の自然と調和しようとする。
最終更新:2020年08月10日 00:02