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シャドウ種クリーチャー Shadow Creature

影のあわいを移り行くように見える、触手を生やす化け物であるこの奇妙な獣は、闇と剣呑の融合体だ。

シャドウ・ローパー 脅威度13 Shadow Roper

経験点25,600
CE/大型サイズの来訪者異形変性種
イニシアチブ +5; 感覚 暗視60フィート、夜目〈知覚〉+24
防御
AC 27、接触10、立ちすくみ26(+17外皮、-1サイズ、+1【敏】)
hp 162(12d8+108)
頑健 +13、反応 +5、意志 +13
防御能力 影潜み; DR 10/魔法; 完全耐性 [電気]; 抵抗 [冷気]15; SR 27
弱点 [火]に対する脆弱性
攻撃
移動速度 10フィート
近接 噛みつき=+20(4d8+18/19~20)
遠隔 縄状肢(×6)=+10接触(1d6【筋】)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 縄状肢、引き寄せ(縄状肢、5フィート)
一般データ
【筋】34、【敏】13、【耐】29、【知】13、【判】16、【魅】12
基本攻撃 +9; CMB +22; CMD 33(足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》《技能熟練:隠密》《技能熟練:知覚》《クリティカル強化:噛みつき》《鋼の意志》《武器熟練:縄状肢》
技能 〈隠密〉+18(石か氷の多い場所で+44)、〈知覚〉+24、〈知識:宗教〉+13、〈知識:ダンジョン探検〉+13、〈登攀〉+27; 種族修正 +26石か氷の多い場所での〈隠密〉
言語 アクロ語、共通語
生態
出現環境 気候問わず/地下
編成 単体、2体、または小集団(3~6)
宝物 標準
特殊能力
 縄状肢(変則)/Strands シャドウ・ローパーは身体から細長い粘着性の縄状肢を一度に6本まで伸ばし、それらを最大で50フィートの距離まで撃ち出すことができる。縄状肢を用いたシャドウ・ローパーの攻撃は遠隔接触攻撃として解決する。この縄状肢は非常に強靭だが、斬撃ダメージを少しでも与えれば切り落とすことができる;縄状肢それぞれのACは20である。縄状肢の攻撃が命中したクリーチャーは奇妙な物質により痺れて弱体化し、DC25の頑健セーヴに成功しなければ1d6ポイントの【筋力】ダメージを受ける。このセーヴDCは【耐久力】修正値に基づいて算出されている。

 物質界のクリーチャーが影界に囚われるか残り続ける事を選んだ時、その子孫は新しい出身次元の不気味な特質の一部を得ることが分かっている。その次元界で生まれた者は物質界の同族の奇妙なまがいものとなる。
 彼らの色は漆黒(か濁った灰色)となり、相貌はより剣呑になり、両目は白く光るか、脂肪光沢の真紅か、暗緑色か、奇妙な菫色となる。シャドウ種クリーチャーの多様性は物質界にいるクリーチャー程に広く、物質界のクリーチャーの危険さに似てはいるが、影界の久遠の暗がりを真の生国とするクリーチャーの追加の防備と能力の特性を有している。
 物質界にいるシャドウ種クリーチャーは子をなし、子は世界の隅にある闇に包まれたシャドウ種クリーチャーに育つ。より奇妙なことに、シャドウ種クリーチャーを発生させる生態によって、物質界には荒廃しているこじんまりとした領土に見える、彼らが生息する群生地が形成される。そのようにして、領地は益々陰鬱になっていく。影は不自然なほどに濃く、暗く、そして包むようになり、遂にはその土地そのものが影界の景色や地勢と見紛う程になる。この変成工程の一部として、その地域にいる知的なシャドウ種クリーチャーの1体がシャドウ・ロードとなる――強力な影の能力を制御しその怪異なる領域を拡大するために行動する、戦慄すべき影の遂行者だ。

シャドウ種クリーチャーの作成 Creating a Shadow Creature

 「シャドウ種クリーチャー」は生きているクリーチャーに付与できる先天性テンプレートであり、以降付与されるクリーチャーを基本クリーチャーと言及する。シャドウ種クリーチャーはここに書かれていない限り基本クリーチャーの性能と能力を全て保持する。
 脅威度:基本クリーチャーのもの+1。
 属性:いずれか(通常は善以外)。
 種別:基本クリーチャーの種別は来訪者となり、(変性種)の副種別を得る。BAB、セーヴ、そして技能ランクは再計算しないこと。
 感覚:基本クリーチャーと同様に加え暗視60フィートと夜目
 防御的能力:シャドウ種クリーチャーはヒット・ダイスに応じて以下の表に書かれている通りのDCと、[冷気]と[電気]に対する抵抗を得る。

ヒット・ダイス [冷気]と[電気]に対する抵抗 DR
1~4 5
5~10 10 5/魔法
11+ 15 10/魔法

 影潜み(超常)/Shadow Blend:明るい光を除いたどのような光源の下でも、シャドウ種クリーチャーは影に溶け込み、視認困難(20%失敗確率)を得る。シャドウ種クリーチャーはフリー・アクションとしてこの能力を抑止したり再起動したりすることができる。
 呪文抵抗(変則)/Spell Resistance:シャドウ種クリーチャーは基本クリーチャーのCR+6に等しい呪文抵抗を得る。

シャドウ・ロードの作成 Creating a Shadow Lord

 「シャドウ・ロード」は5ヒット・ダイス以上のシャドウ種クリーチャー(以降基本クリーチャーと言及する)に付与できる先天性テンプレートである。シャドウ・ロードの多くは元々は人型生物だった。シャドウ・ロードはここで特記していない限り基本クリーチャーの性能と能力を全て保持する(シャドウ種クリーチャー・テンプレートにより与えられるものも含めて)。
 脅威度:基本クリーチャーと同様+2。
 属性:いずれかの悪。
 感覚:シャドウ・ロードは暗闇を見通すの能力を得る。
 AC:基本クリーチャーと同様(非実体またぎの能力も参照すること)。
 防御的能力:シャドウ・ロードは以下の防御的能力を得る。
 エネルギー抵抗及びダメージ減少(超常)/Energy Resistance and Damage Reduction:シャドウ・ロードはヒット・ダイスに基づいて下記の表に書かれている通りのダメージ減少と、[冷気]と[電気]に対する収縮を得る。これはシャドウ種クリーチャー・テンプレートが与えるエネルギー抵抗とダメージ減少と入れ替える。

ヒット・ダイス [冷気]と[電気]に対する収縮 DR
5~10 15 10/魔法
11~15 20 15/魔法
16+ 30 20/魔法

 非実体またぎ(超常)/Incorporeal Step:シャドウ・ロードは移動する時に(非実体)の副種別とその特性を、ACに対する【魅力】ボーナスに反発ボーナスまで含めて得る。移動を止めた時に(非実体)の副種別と特殊能力を失う。
 攻撃:シャドウ・ロードは1d6ポイントのダメージを与える近接接触攻撃を得る(頑健で無効化)。このセーヴDCは10+シャドウ・ロードのヒット・ダイスの1/2+シャドウ・ロードの【魅力】修正値に等しい。クリティカル・ヒットすると、シャドウ・ロードの接触攻撃は1ポイントの【耐久力】ダメージも与える(これもセーヴィング・スローで無効化される)。
 特殊攻撃:シャドウ・ロードは以下の特殊攻撃を得る。これらの攻撃のセーヴィング・スローのDCは特記ない限り10+シャドウ・ロードのヒット・ダイスの1/2+シャドウ・ロードの【魅力】修正値に等しい。
 薄闇包圧波(超常)/Cloying Gloom Blast:1日に3回、シャドウ・ロードは30フィートの円錐形に薄闇包圧波を放てる。頑健セーヴィング・スローに失敗すると、円錐形の範囲内のクリーチャーは スロー呪文の影響(術者レベルはシャドウ・ロードのヒット・ダイスに等しい)を受け、その スロー効果の持続時間の間盲目状態になる。
 擬似呪文能力:シャドウ・ロードは以下の擬似呪文能力を得、その術者レベルはヒット・ダイスに等しい:回数無制限―レイ・オヴ・シックニング;3回/日―シャドウ・カンジュレーションシャドウ・ステップ;1回/日―グレーター・シャドウ・カンジュレーション(シャドウ・ロードが11ヒット・ダイス以上あるなら)、シャドウ・ウォーク
 シャドウ・カンジュレーショングレーター・シャドウ・カンジュレーションで作り出された、通常であればセレスチャルあるいはフィーンディッシュ・テンプレートを持つことになるクリーチャー(ベアなど)は代わりにシャドウ種クリーチャー・テンプレートを得る。
 その他の特殊能力:シャドウ・ロードは以下の特殊能力を得る。
 次元細線化(超常)/Planar Thinning:1日に1回全ラウンド・アクションで、シャドウ・ロードは物質界と影界の間の障壁を薄くすることでその間をクリーチャーがずっと容易に行き来できるように出来る。これはゲート呪文の次元間移動の側面と同様に機能する(術者レベルはシャドウ・ロードのヒット・ダイスに等しい)。この次元細線化は通常の、あるいは明るい光の範囲内に入った場合即座に解呪される。
 能力値:【敏】+4、【魅】+4。
 技能:シャドウ・ロードはあらゆる〈隠密〉判定に+8の種族ボーナスを得る。