PRD外 > クラス > インクィジター > 審問

審問 Inquisitions


放逐の審問 Banishment Inquisition

出典 Blood of Angels 26ページ

 神格:アイオメデイ、サーレンレイ、トラグ

 審問能力:君の神格への献身は、フィーンドに対する君に憎しみとのみ一致する。君は悪の来訪者を君が歓迎する領域に戻す儀式を知っている。

 正義の畏怖(超常)/Righteous Awe:悪のクリーチャーに対して素手での接触攻撃を行うときは、意志セーヴに成功するか(DC = 10+インクィジター・レベルの半分+【判断力】修正値)、1d4ラウンドの間怯え状態とならなければならない。接触されたクリーチャーが悪の来訪者である場合、怯え状態の代わりに恐れ状態となる。君はこの能力を1日に3+【判断力】修正値に等しい回数だけ使用できる。

 送還の接触(擬呪)/Dismissive Touch:8レベルの時点で、悪の来訪者に対して素手での接触攻撃を成功させると、1日1回擬似呪文能力としてディスミサルを発動することができる(術者レベルはインクィジター・レベルに等しい)。この能力に対するセーヴDCは2増加する。

騎士道の審問 Chivalry Inquisition

出典 Magical Marketplace 10ページ

 神格:エラスティル、アイオメデイ、サーレンレイ、トラグ

 審問能力:君は騎士道の精神を受け入れ、名誉を守り、誉れ高き乗騎を訓練する。

 乗騎(変則)/Mount:この能力は同名のキャヴァリアーの能力として機能する。

 信仰深い乗馬(超常)/Faithful Steed:8レベルの時点で、審問能力を使用すると、乗騎は選択した審問の1つの利益を得る。16レベルの時点で、乗騎は選択した2つの審問の利益を得る。

内密の審問 Clandestine Inquisition

出典 Inner Sea Intrigue 30ページ
 神格:アチャイケク、デズナ、アイオメデイ、メラウニ、ネサス、ノルゴーバー、サーレンレイ、シェリン、シヴァナー

 審問能力:内密の審問は神格の崇拝者が狩られる土地での信仰が必要である。〈手先の早業〉は君のクラス技能となる。

 消失(擬呪)/Disappear:標準アクションとして呪文として不可視となることができる。この不可視はインクィジター・レベル毎に1ラウンドの間、あるいは攻撃するまで持続する。君はこの能力を1日に3+【判断力】修正値に等しい回数だけ使用できる。

 内密の祝福(超常)/Blessed Secrecy:4レベルの時点で、 〈はったり〉〈変装〉〈手先の早業〉〈隠密〉技能の判定を試みる時、2回ロールして望む方の結果を採用することができる。この能力は1日に【判断力】に等しい回数だけ使用できる。

 呪文遅延化(超常)/Delayed Spells:8レベルの時点で、君が発動した呪文の効果を最大インクィジター・レベル毎に1ラウンド遅らせることができる。呪文を発動するときに遅らせる時間を選択肢、標準アクションとして精神集中をすることで、遅延期間中にすぐに呪文を起動することができる。この能力は1日1回と8レベルを超える4レベル毎に追加の1回を使用できる。

獄罰の審問 Damnation Inquisition

出典 Blood of Fiends 27ページ
 神格:アスモデウス、ファラズマ、ゾン=クーソン

 審問能力:苦しみに満ちた死後の世界を想像すると、どんなに頑固な人でも一瞬だけは目を伏せてしまう――一瞬だけであっても。

 炎への恐怖(超常)/Fear the Flames:60フィート以内にいる見ることができるクリーチャーに、1ラウンドしかかからない単純なアクション1つを行うように命令することで、永遠の苦しみから逃れるチャンスを与えることができる。拒否した善と中立のクリーチャーは1ラウンドの間怯え状態となるが(意志・無効)、悪のクリーチャーは1ラウンドの間に行われた全てのロールと判定に+2の士気ボーナスを得る。君はこの能力を1日に3+【判断力】修正値に等しい回数だけ使用できる。これは[言語依存、精神作用]効果である。

 魂の蒐集家(擬呪)/Collector of Souls:8レベルの時点で、標準アクションとして1日1回、幻術のフィーンドを呼び出し、生きている知性のあるクリーチャーを一時的に苦痛と悲惨の死後の世界に引きずり込むように命令する。それ以外の点ではこれはファンタズマル・キラーと同様に機能するが、頑健セーヴに失敗した目標は死ぬ代わりに1d4+インクィジター・レベルに等しいラウンド数の間麻痺状態となる。

破門の審問 Excommunication Inquisition

出典 Faiths and Philosophies 23ページ
 神格:なし

 審問能力:君は教会から危険な影響を取り除くために必要な作業を実行する数少ない手段を持っていることから、神格によって印象的な印をされている。

 審問能力:君は混乱した神格の下僕の影響を撃退することができる。

 沈黙の接触(超常)/Touch of Silence:近接接触攻撃で、1ラウンドの間目標を沈黙化させる(呪文のサイレンスとしてだが、目標にのみ影響する)。君はこの能力を1日に3+【判断力】修正値に等しい回数だけ使用できる。

 破門(超常)/Excommunicate:8レベルの時点で、1日1回標準アクションとして、30フィート以内のクリーチャーを沈黙化させることができる。DC = 10+インクィジター・レベル+【判断力】修正値に対する意志セーヴに成功するとこの効果を無効化できる。セーヴに失敗したクリーチャーは1ラウンド後に2回目のセーヴを得る。2回目のセーヴに失敗した場合、1日間の間、目標は話すことも、呪文の音声構成要素を提供することも、言語依存効果の使用も、書くことも、パントマイムを行うことも、単純な肯定あるいは否定よりも複雑なことを伝えることを目的としたその他の行動を取ることもできない。

処刑の審問 Execution Inquisition

出典 Inner Sea Intrigue 30ページ
 神格:アーダバー、アチャイケク、カリストリア、ノルゴーバー、ファラズマ

 審問能力:君が選択した目標に死をもたらす時、神格は君を導く。

 犠牲者の選択(擬呪)/Chosen Victim:1日1回、選択した犠牲者としてクリーチャーを指定できる。目標に関する情報を収集するための〈交渉〉判定、目標に対する〈はったり〉〈威圧〉判定、目標を追跡するための〈生存〉判定に+2のボーナスを得る。選択した犠牲者に対する破壊、貫通、清純、一撃の審問は、インクィジター・レベルが3レベル高いかのように扱う。

 処刑者の一打(超常)/Executioner’s Strike:8レベルの時点で、戦闘での精度が驚異的に高くなり、目標が適切な防御ができない場合に致命的な打撃を与えることができる。1日1回選択した犠牲者に対して標準アクションとして攻撃を行うことができる。攻撃が命中し、目標が君に対するACへの【敏捷力】ボーナスを失っている場合、クリティカル・ヒットは自動的に確定する。

安息の審問 Final Rest Inquisition

出典 Champions of Purity 22ページ
 神格:アイオメデイ、ファラズマ、サーレンレイ

 審問能力:死者はその対価を支払ったのだから、歩く必要はないし、言い訳もない。君は彼らの休息を個人的に守る。

 自律行動破壊(擬呪)/Disrupt Animation:擬似呪文能力としてディスラプト・アンデッドを使用し、ダメージに【判断力】修正値を加えることができる。君はこの能力を1日に3+【判断力】修正値に等しい回数だけ使用できる。

 自律行動の開放(超常)/Unravel Animation:8レベルの時点で、クリーチャー種別としてアンデッドを指定したベイン能力を起動する時、ディスラプションの武器の特殊能力を得ることを代わりに武器に選択できる。この効果に対するDCは10+インクィジター・レベル+【判断力】修正値に等しい。

政治の審問 Politics Inquisition

出典 Inner Sea Intrigue 30ページ
 神格:アーバダー、アスモデウス、カリストリア、ノルゴーバー

 審問能力:君の神格の導きは、信仰の利益にあうように、協定、法律、政策を捻じ曲げる。

 迷宮入りの言葉(変則)/Labyrinthine Words:ウソを付くための〈はったり〉判定と、他のクリーチャーに影響を与えるための〈交渉〉判定に【魅力】修正値に加えて【判断力】修正値を加える。

 心の欲望(擬呪)/Heart’s Desire:8レベルの時点で、政治的な味方は耐候性力の目標に関する信仰の導きを受ける。1日1回、擬似呪文能力として、インクィジター・レベルを術者レベルとしたコミューンを使用することができるが、他人の目標について質問することに限られる。

憑依の審問 Possession Inquisition

出典 Blood of Fiends 27ページ
 神格:カリストリア、ラマーシュトゥ、ネサス、ノルゴーバー、ウルガソーア

 審問能力:より小さな存在の体に侵入し、君の意志に屈するように命じることができる。

 自己制御(変則)/Self-Control:君は自分の体を驚くほど制御し、(魅惑)または(強制)の副系統の心術呪文に対して行うセーヴィング・スローに+2の技量ボーナスを得る。

 獣取り憑き(超常)/Beast Ride:4レベルの時点で、標準アクションとして1日1回、体を空けて、最大インクィジター・レベルに等しいラウンド数の間30フィート以内の動物の種別を持つ任意のクリーチャーの体に生息することができる。君がこのように動物に憑依している間、君の体は無防備状態となり気がつけない。同じ次元界にいる限り、体から任意の距離を移動でき、いつでもフリー・アクションとして自分の体に戻ることができる。動物や君の体がダメージを受けたり、動物を攻撃しようとしたり、キャラクターから外れたことをしようとすると、効果は即座に終了し、君は自分の体に戻る。

 心体奪取(擬呪)/Body Snatch:10レベルの時点で、ヒット・ポイントが0を下回ったために気絶状態となった場合の割り込みアクションとして、1日1界体から魂を抜け出させ、30フィート以内の別のクリーチャーの体を占領しようとすることができる。この能力は実際の体が受け皿として機能し、目標を追い出すのではなく意識を抑制することを除いて、マジック・ジャーと同様に機能する。何らかの形で容態安定化しない限り、体は通常通り出血し続ける。ヒット・ポイントが【耐久力】に等しい負の値に下回ると、マジック・ジャーの効果は途中で終了し、通常通り死亡する。

復旧の審問 Recovery Inquisition

出典 Champions of Purity 22ページ
 神格:アーバダー、エラスティル、 ニヴィ・ロンボダズル、シェリン

 審問能力:秘密を探るものもいるが、君はより具体的なアイテムを探すことに集中する。

 焦点の捜索(変則)/Focused Search:1日1回、人物あるいは物体を焦点として指定できる。これには1分間の精神集中が必要である。その間このアイテムあるいは人物に精通している場合はそれを想像し、そうでない場合はアイテムまたは人物の詳細について瞑想しなければならない。新しい焦点を選択するまで、その焦点について見聞きするための〈知覚〉判定、焦点あるいは焦点を所有しているクリーチャーを追跡するための〈生存〉判定にインクィジター・レベルの半分に等しいボーナスを得る。このボーナスは追跡の特殊能力から得られるボーナスと累積する。

 ロケート・フォーカス(擬呪)/Locate Focus:8レベルの時点で、1日1回、目標として現在の焦点を使用して、ロケート・クリーチャーまたはロケート・オブジェクトを擬似呪文能力として使用することができる。この効果の範囲はレベル毎に1マイルである。

償還の審問 Redemption Inquisition

出典 Faiths and Philosophies 23ページ
 神格:なし

 審問能力:君の神格は、信仰の強情なメンバーが戻ってくることを願って君を鼓舞する。

 審問能力:君は迷える仲間に手を差し伸べ、たとえ意見の相違が暴力にまで及んだとしても、真の信仰との対立から立ち直るためのあらゆる機会を与える。

 忍耐強い感性(超常)/Patient Sensibility〈交渉〉〈知覚〉〈真意看破〉判定に+2のボーナスを得る。

 救世主の慈悲(超常)/Redeemer's Mercy:4レベルの時点で、君が使用するすべての武器は、マーシフルの魔法の武器の特殊能力を得る。その武器は君が用いるのをやめると、即座に元の能力に戻る。

 やり直しの機会(擬呪)/Second Chance:8レベルの時点で、敵に2回目のチャンスを与え、その誤りを正すことができる。標準アクションとして、擬似呪文能力としてアトーンメントを発動し、君が共有する宗教の信条に反した、あるいは君の属性に自由に改宗したいクリーチャーを目標とすることができる。アトーンメントのためにコストがある物質構成要素必要な場合、構成要素の代わりに犠牲として永続的な負のレベルを受け入れることができる。この効果の目標は、アトーンメントの効果の一部としてキュア・シリアス・ウーンズ呪文の利益も受ける。

改革の審問 Reformation Inquisition

出典 Faiths and Philosophies 23ページ
 神格:なし

 審問能力:君の教会の過ちに対して神が認めないことに動かされて、可能な限り修正しようとする。

 審問能力:信仰の説得力を持って話すことができる。

 弁舌の才の鼓舞(変則)/Inspired Rhetoric〈交渉〉〈威圧〉〈芸能:朗誦〉判定を行うときは【魅力】修正値の代わりに【判断力】修正値を加える。〈芸能:朗誦〉は君のインクィジターのクラス技能となる。

 祝福の更生(変則)/Blessed Correction:4レベルの時点で、〈交渉〉〈威圧〉〈芸能:朗誦〉判定を行うとき、2回ロールして望む方の結果を採用することができる。この能力は1日に【判断力】ボーナスに等しい回数だけ使用できる。

 不満の目覚め(超常)/Awaken Discontent:8レベルの時点で、権力者の過ちを非難し、改革を求める刺激的な演説を行うことができる。この演説の目標となる目標はインクィジター・レベルに等しい術者レベルと10+インクィジター・レベルの半分+【判断力】修正値に等しいセーヴDCのチャーム・パースンの影響を受ける。この能力は1日に【判断力】ボーナスに等しい回数だけ使用できる。

復元の審問 Restoration Inquisition

出典 Magical Marketplace 10ページ
 神格:デズナ、イローリ、サーレンレイ、シェリン

 審問能力:君は人々だけでなく、信仰の敵によって汚された神聖な場所の癒し手でもある。

 破損の修繕(超常)/Mend the Broken:標準アクションとして、物体あるいはクリーチャーに接触し、1d4+2インクィジター・レベル毎に1ポイントを治癒することができる。この能力は破損状態の物体あるいは最大ヒット・ポイントの半分未満のクリーチャーにのみ使用できる。この能力は1日に【判断力】ボーナスに等しい回数だけ使用できる。

 免責の浄化(超常)/Cleanse Impunity:8レベルの時点で、1つの軸に対して自身の反対側の属性(混沌、悪、善、秩序)を選択する。一度選択するとこれを変更することはできない。選択した属性の副種別を持つクリーチャーの呪文抵抗を克服する目的で術者レベル判定;選択した属性の補足説明を持つ効果を解呪する効果、呪いや病気や毒を取り除くための効果に【判断力】修正値を加える。中立属性のインクィジターは呪いや病気や毒を取り除くための効果のための術者レベル判定にのみボーナスを得る。

啓示の審問 Revelation Inquisition

出典 Blood of Angels 27ページ
 神格:デズナ、イローリ、サーレンレイ、シェリン

 審問能力:悪はしばしば善の仮面の後ろに身を隠す。君は彼らが見ているものではない者を探し出すことの専門家であり、君の力を使って価値のないものの本当の形を明らかにする。

 変身燃やし(超常)/Burn Shroud:標準アクションとして、クリーチャーに対して素手接触攻撃を行うことができる。目標は1d4ポイントの[火炎]ダメージ+インクィジター・レベルの半分(最小1)を受ける。目標が現在その外見を変えるようなポリモーフ効果の対象となっている場合(オルター・セルフ、変身、ドッペルゲンガーの憑依などの生来の変身能力など)、代わりに1d6+の[火炎]ダメージ+インクィジター・レベルの半分(最小1)を受ける。この能力は1日に3+【判断力】ボーナスに等しい回数だけ使用できる。

 正体暴き(超常)/Reveal Form:8レベルの時点で、標準アクションとして1日1回、神格の名を呼び出し、30フィート以内の1体の変身した目標に命令して、その真の姿を明らかにすることができる。目標は意志セーヴに成功するか(DC = 10+インクィジター・レベルの半分+【判断力】修正値)、次のターンに持続中のポリモーフ効果、生来の変身能力を解呪し、本来の姿にならなければならない。この能力を受けたクリーチャーがセーヴに失敗し、持続中のポリモーフ効果や生来の変身能力を解呪できない場合、代わりに1ラウンドの間よろめき状態となる。これは[精神作用](強制)効果である。

扇動の審問 Sedition Inquisition

出典 Inner Sea Intrigue 30ページ

 神格:カイデン・カイリーエン、デズナ、アイオメデイ、メラウニ、ネサス、ノルゴーバー、サーレンレイ、シェリン

 審問能力:君の神格は、君に敵対的な政府を打ち倒すように呼びかける。〈隠密〉技能は君のクラス技能となる。

 権威の弱体化(擬呪)/Undermine Authority:1日に君の【判断力】ボーナスに等しい回数、君の宗教に反して行動する政府の役人やリーダーに対するキャラクターの態度を悪化させることができる。これは同様に、そのキャラクターに対する役人やリーダーの影響力を減少させる。説得には〈交渉〉判定を試みるのに十分な会話が必要であり(通常1分)、目標の態度に影響を与えるために通常通りの〈交渉〉を試みる。ただし君が判定に失敗した場合、目標は[精神作用](強制)の対象となり、インクィジター・レベルに等しいに数の間、その態度が変化する。目標は意志セーヴィング・スローに成功すると(強制)に抵抗できる(DC = 10+インクィジター・レベルの半分+【判断力】修正値)。目標がその役人あるいはリーダーから[精神作用]効果を受けている場合、その効果は自動的に1分間の間抑制される。

 反乱軍の指導者(変則)/Rebel Leader:8レベルの時点で、ボーナス特技として《統率力》を得る。

誘惑の審問 Seduction Inquisition

出典 Inner Sea Intrigue 30ページ
 神格:アーシェイ、カリストリア、カイデン・カイリーエン、シェリン

 審問能力:君の神格は、より高い目的のためにセックスと愛を使おうとする君の試みを祝福する。

 魅惑の媚態(擬呪)/Disarming Flirtation:君に性的魅力を感じている可能性のある目標を誘惑して、君の言葉を考えようとしない場合でも、最大1分間の間、君の言葉を聞かせるように【魅力】判定を試みることができる。この【魅力】判定のDCは10+目標の【判断力】修正値に等しい。戦闘で使用することに成功した場合、この能力は変わりにフェイントに成功したものとして機能し、目標は君に対する【敏捷力】ボーナスを失っている限り、君を攻撃するようなアクションを行うことはできない。

 献身の鼓舞(変則)/Inspire Devotion:同意するパートナーとの肉体的快楽の行為に少なくとも1時間従事することにより、〈交渉〉判定を試みて、そのパートナーの態度を変えることができるステップ数を最大にすることなく、そのパートナーの態度を改善するか、そのパートナーとの影響力を高める(あるいはそのパートナーとのライバルの影響力を減らす)ことができる。

罪の審問 Sin Inquisition

出典 Blood of Fiends 27ページ
 神格:アスモデウス、カリストリア、ノルゴーバー、ロヴァググ、ウルガソーア、ゾン=クーソン

 審問能力:君は他人の七つの大罪(嫉妬、暴食、強欲、色欲、傲慢、怠惰、憤怒)をかき立て、自分の目的に合うように彼らの暗い欲望をひねる方法を知っている。

 罪悪感(超常)/Sin Sense:全ラウンド・アクションとして、君はその心を素早く読むことによって、どの罪が最も強く影響を与えるかを決定することができる。この事実を学ぶと、その罪に関連する誘惑が何らかの形で組み込まれている限り、目標に対して行われる次の【魅力】に基づく技能判定に+4のボーナスを得る。この能力は1日に3+【判断力】修正値に等しい回数だけ使用できる。これは[精神作用]効果である。

 熱中(超常)/Indulge:8レベルの時点で、標準アクションとして1日1回、クリーチャーの悪徳を目覚めさせ緊急性をもってその感覚を圧倒することができる。クリーチャーに罪悪感を使用する前に、この能力を使用することを決定しなければならない。目標は効果を無効化するための意志セーヴを受け取る。クリーチャーがセーヴィング・スローに失敗すると、次の24時間の間影響を受けたクリーチャーに好意的な罪に耽ける機会が与えられるたび、そのクリーチャーは衝動に屈するか、1分間の間不調状態とならないための2回目のセーヴィング・スローを行わなければならない。これは[精神作用]効果である。

真死の審問 True Death Inquisition

出典 Blood of Angels 27ページ
 神格:アーダバー、カイデン・カイリーエン、ファラズマ

 審問能力:君はアンデッドを自然の秩序の倒錯、魔法の誤用、または亡くなった霊の体の不当な奴隷制と見なし、そのような存在を破壊することを誓う。

 墓場へ戻れ(超常)/Back to the Graves:治癒呪文(名前に「キュア」が含まれる呪文)を発動してアンデッド・クリーチャーにダメージを与える場合、術者レベル毎に+1ポイントのダメージではなく、術者レベル毎に+2ポイントのダメージを追加する。各呪文の最大ダメージは変わらない。

 神聖な儀式(超常)/Hallowed Rite:8レベルの時点で、神聖な葬儀を行う能力を得る。この儀式には1日かかる。その間必要な詠唱と祈りを行い、お香を炊く。儀式の終了時に君は死体の埋葬を監督しなければならない。埋葬は準備から24時間以内に行われなければならず、そうでなければ儀式は失敗する。死体が埋葬されると、ハロウ呪文の効果下にあるかのように、アンデッド・クリーチャーに変えることはできない(術者レベルはインクィジター・レベルに等しい)。

最終更新:2023年09月16日 20:55