出典 Book of the Damned 208ページ、Pathfinder #15: The Armageddon Echo 62ページ、Book of the Damned - Volume 2: Lords of Chaos 46ページ
多くの
デーモンの崇拝者は、罪深い魂がアビスに消化されると
デーモンになることを理解しているが、デモニアックは変化が始まるのに死を待つことができない。デモニアックがどの
デーモン・ロードに献身するかによって、悪の恭順、一連の力、抵抗力が変化する。しかし最終的には、すべてのデモニアックは呪われ、その魂は死ぬとアビスによって
デーモンへと変容する。
前提条件
デモニアックになるためには、キャラクターは以下の基準すべてを満たさなければならない。
属性:混沌にして悪
特技:《魔物の恭順》、
《鋼の意志》
技能:〈威圧〉7ランク、
〈知識:次元界〉7ランク、
〈呪文学〉7ランク
言語:奈落語
呪文:異なる2つの呪文レベルの少なくとも2つの心術呪文を発動する能力
特殊:デーモン・ロードまたは新生デーモン・ロードを信仰していなければらない;デーモンによって精神的、肉体的、または霊的にトラウマを負っていなければならない——デーモンの物理攻撃によってヒット・ポイントの値がマイナスまで現象するか、デーモンの特殊攻撃に寄って10ポイント以上の能力値ダメージまたは能力値吸収を受けるか(この合計ダメージは、合計が 10 以上である限り、複数の攻撃によるものでも構わない)、デーモンの制御下で少なくとも1日過ごす((魅惑)または(強制)効果か、デーモンの憑依効果など)のいずれかである。
クラス技能
レベル毎の技能ポイント:2+【知】修正値。
ヒット・ダイスの種類:d8。
クラスの特徴
レベル |
基本攻撃 ボーナス |
頑健 セーヴ |
反応 セーヴ |
意志 セーヴ |
特殊 |
1日毎の呪文 |
1 |
+0 |
+1 |
+0 |
+0 |
不浄、デーモンの印、恭順 |
— |
2 |
+1 |
+1 |
+1 |
+1 |
悪魔憑き+2 |
呪文発動クラスに+1レベル |
3 |
+2 |
+2 |
+1 |
+1 |
デーモンの恩恵 1 |
呪文発動クラスに+1レベル |
4 |
+3 |
+2 |
+1 |
+1 |
デーモン招来 1 |
呪文発動クラスに+1レベル |
5 |
+3 |
+3 |
+2 |
+2 |
悪魔憑き+4(抵抗) |
呪文発動クラスに+1レベル |
6 |
+4 |
+3 |
+2 |
+2 |
デーモンの恩恵 2 |
呪文発動クラスに+1レベル |
7 |
+5 |
+4 |
+2 |
+2 |
悪魔憑き+6(完全耐性) |
呪文発動クラスに+1レベル |
8 |
+6 |
+4 |
+3 |
+3 |
デーモン招来 2 |
呪文発動クラスに+1レベル |
9 |
+6 |
+5 |
+3 |
+3 |
デーモンの恩恵 3 |
呪文発動クラスに+1レベル |
10 |
+7 |
+5 |
+3 |
+3 |
デーモンの姿 |
呪文発動クラスに+1レベル |
クラス特徴
以下のすべてがデモニアック
上級クラスの特徴である。
武器と防具の習熟:デモニアックは全ての単純武器とデーモンの後援者の好む武器への習熟をえる。
1日の呪文数/修得呪文数/Spells per Day/Spells Known:デモニアックはレベルを得た時に、自分がこの上級クラスに就く前に属していた呪文発動能力のあるクラスのレベルが上がったかのように、1日に使える呪文数が増える。しかし、追加の1日の呪文数、追加修得呪文数(準備しない呪文の使い手の場合)、呪文を発動する際の有効レベルの上昇以外に、そのクラスのレベルが上がっていたなら得られたはずの他の利益を得ることはない。キャラクターがデモニアックになる前に複数の呪文発動能力のあるクラスをとっていたなら、レベルの上昇があるたび、その新たなレベルをどのクラスに、1日の呪文数を決定するために適用するか決めなければならない。
不浄(変則)/Damned:デモニアックが殺されると、魂は即座にアビスに送られ、時間の経過とともに、デモニアックが生前誇っていた最大の罪にふさわしいデーモンへと変えられる。デモニアックを復活させようとするキャラクターは、10+デモニアックのレベルに等しいDCの術者レベルに成功しなければならず、そうでない場合呪文は失敗する。そのキャラクターは24時間が経過するまで再びデモニアックを復活させようとすることはできないが、他のキャラクターは依然として復活を試みることができる。
デーモンの印(変則)/Demonic Mark デモニアックは体のどこかにデーモン・ロードの印をタトゥーのような焼き印として刻んでいる。1日に1回、デモニアックはこの印の不浄な魔法を呼び出して、呪文を発動するときに力を与えることができる。そうすると、呪文は[混沌]および[悪]の補足説明を得、その呪文を唱えるときにスロットなどを消費しなくなり、デモニアックはその日、その後の時点で再び呪文を発動することができるようになる。
恭順(変則)/Obedience:デモニアックの能力(この上級クラスによって増強されたすべての呪文発動能力を含む)を維持するために、デモニアックは選択したデーモン・ロードに毎日恭順しなければならない。この儀式は、デモニアックが呪文発動能力を回復するために使用するあらゆる方法(瞑想、デーモン・ロードに祈る、呪文書の研究など)に組み込まれている。キャラクターがデモニアックの最初のレベルを取るとき、自分がデーモンの後援者のエヴァンジェリスト、エクザルテッド、またはセンチネルなのかを決定しなければならない。この選択はレベルが上がるに連れて得ることができる恩恵のカテゴリーが決まり、一度選択するとあとで変更することはできない。
悪魔憑き(超常)/Energumen:2レベルの時点で、1日に1回、デモニアックはフリー・アクションとしてデーモンの霊に魂を開くことができる。このデーモンの霊はデモニアック・レベルに等しいラウンド数の間、デモニアックに憑依し、デモニアックが選択した能力値1つに+2の不浄ボーナスを与える。
5レベルの時点で、悪魔憑きは能力値1つに+4の不浄ボーナス、[雷撃]に対する抵抗10、毒に対するセーヴィング・スローに+4のボーナスを与える。
7レベルの時点で、悪魔憑きは能力値1つに+6の不浄ボーナスと、[雷撃]および毒に対する完全耐性を与える。
悪魔憑きが終了すると、
デーモンの霊がデモニアックの精神を支配するため、デモニアックはデモニアック・レベルに等しいラウンド数の間
混乱状態となる。
混乱状態の各ラウンドの開始時に、デモニアックはDC25の意志セーヴを試みて、
混乱状態を即座に終了することができる。
デーモンの恩恵(変則、擬呪、または超常)/Demonic Boon:デモニアックのレベルが上がると、デーモンの後援者から恩恵を受け、魂と体にデーモンのエネルギーがさらに注入されていく。与えられる恩恵の性質は、デモニアックが選択したデーモン・ロードと、具現化することを選択した恩恵のカテゴリーによって異なる。各デーモン・ロードは3つの恩恵を与え、最後のものが最も強力である。3レベルの時点で、デモニアックは第一の恩恵を得る。6レベルの時点で第ニの恩恵を得、9レベルの時点で第三の恩恵を得る。これらの恩恵の詳細については、178ページの
《魔物の恭順》特技と、第1章のデーモン・ロード、新生デーモン・ロードの説明を参照せよ。デモニアックの恩恵が擬似呪文能力を与える場合、デモニアックの擬似呪文能力の術者レベルはそのキャラクター・レベルに等しい。この能力により、デモニアックは、通常よりも早くこれらの恩恵の使用権を得ることができる。キャラクターが通常の恩恵を得るために必要なヒット・ダイスに達しても追加の恩恵の使用回数を与えるわけではない。
デーモンの姿(超常)/Demonic Form:10レベルの時点で、デモニアックは標準アクションとしてユニークなデーモンに一時的に変身することができる。デモニアックの種別は、
混沌、
デーモン、
悪、
原住の副種別を持つ
来訪者に変わる。
ダメージ減少 10/善および冷たい鉄、[強酸]に対する抵抗10、[氷雪]に対する抵抗10、[火炎]に対する抵抗10、100フィートの距離の
テレパシーを得る。最初にこの能力を得た時、変身時に以下の能力から追加の物理的変身の1つを得る:翼(良好の機動性を持つ40フィートの飛行移動速度)、鰓(水中呼吸と30フィートの水泳移動速度)または1回の肉体攻撃(噛みつき、爪、突き刺し、叩きつけ、尾の打撃;ダメージはデモニアックのサイズに適切な値)。この追加の物理変化は一度選択すると、変更できない。新たに作成されたデーモンの肉体武器とデーモンが使用するあらゆる武器は、ダメージ減少を克服する目的で回避する目的で混沌および悪として扱う。デモニアックは、1日にキャラクター・レベルと同じ数分の間、この形態のままでいられる。この持続時間は連続している必要はないが、1分単位で使用しなければならない。通常の姿に戻るのはフリー・アクションである。
最終更新:2023年08月30日 00:11