砂漠の渇き(超常)
ブルー・ドラゴンは回数無制限で
クリエイト・ウォーター
(術者レベルはヒット・ダイスに等しい)を使用することができる。また、水を作り出す代わりに、10フィート爆発の範囲内にある同量の水を破壊することもできる。誰も所持していない液体は、即座に砂になってしまう。液状の魔法のアイテム(ポーションなど)やクリーチャーが所持しているアイテムは、意志セーヴに成功しなければならず、失敗すると破壊される。このセーヴDCは【魅力】に基づいている。
[電気]のオーラ(超常)
アダルト・ブルー・ドラゴンは[電気]のオーラに取り巻かれている。5フィート以内にいるクリーチャーは、ドラゴンのターンが開始した時点で1d6ポイントの[電気]ダメージを受ける。オールド・ドラゴンのオーラは効果範囲が10フィートに拡大する。エインシャント・ドラゴンのダメージは2d6ポイントに上昇する。
蜃気楼(超常)
年齢段階がオールド以上のブルー・ドラゴンは、1回のフリー・アクションとして、1日にそのヒット・ダイスに等しいラウンド数、自らが同時に2つの場所に存在するように見せかけることができる。この能力はプロジェクト・イメージと同様に機能するが、ドラゴンはその
ブレス攻撃を蜃気楼を通じて使用することができる。
砂塵嵐(超常)
1回の標準アクションとして、グレート・ワーム・ブルー・ドラゴンは自身を中心として半径1,200フィートの範囲内に砂塵嵐を作り出すことができる。嵐の中にいるドラゴン以外のクリーチャーは、通常の砂塵嵐のペナルティ(
『Pathfinder RPG Core Rulebook』P.431
)に加え、毎ラウンド2d6ポイントのダメージを受ける。この砂塵嵐は1時間の間続くが、ドラゴンは1回のフリー・アクションとして終了させることができる。
音真似(変則)
年齢段階がヴェリー・ヤング以上のブルー・ドラゴンは、聞く相手の
〈真意看破〉判定と対抗して
〈はったり〉判定を成功させれば、聞いたことがある声や音ならばどんなものでも真似ることができる。
擬似呪文能力(擬呪)
ブルー・ドラゴンは以下の
擬似呪文能力を獲得する。表に示した年齢段階に達すると、回数無制限で使用できるようになる。ヤング-
ゴースト・サウンド
;ジュヴナイル-
マイナー・イメージ
;アダルト-
ヴェントリロキズム
;オールド-
ハリューサナトリ・テレイン
;エインシャント-
ヴェイル
;グレート・ワーム-
ミラージュ・アーケイナ
。
嵐のブレス(超常)
年齢段階がエインシャント以上のブルードラゴンは、自らのブレスを、稲妻の嵐を作り出すために使用することができる。これは
コール・ライトニング・ストーム
と同様に機能するが、ダメージはドラゴンの
ブレス攻撃に等しい。ドラゴンは1d6ラウンドの間、1回のフリー・アクションとして、1ラウンドに1本の雷を呼び降ろすことができる。セーヴDCはドラゴンの
ブレス攻撃のDCに等しい。この能力を追加でもう1回使用することで、効果時間を1d6ラウンド延長することができる。
ブルー・ドラゴンは有能な陰謀家であり、度を過ぎるほど几帳面である。戦闘に際しては、ブルー・ドラゴンは可能ならば敵を奇襲することを好み、劣勢になると躊躇わずに撤退する。彼らは自身が操っているものの近くにねぐらを構えることを好み、時には町の領域内にさえ住んでいる。