傭兵や雇われの力自慢、鋼を振るう技と腕力を持つこれらの者が、仕事を探すためには時間は全く必要ない。このような戦士はしばしば一定の期間で単純な衛兵として使われるが、特殊な技能を持つ者は人間やモンスターを狩る狩人となるかもしれない。作戦中の軍隊から国王警護隊、犯罪シンジケートに至るまで、戦闘部隊はしばしば戦闘員を雇ってその隊列を補う。金のために血を流すことを求める者がいるならば、自分たちの勢力を危険にさらす理由は無いからだ。
経験点 400
人間のファイター2
N/中型サイズの
人型生物
イニシアチブ
+5;
感覚
〈知覚〉+4
防御
AC
19、接触11、立ちすくみ18(+7鎧、+1【敏】、+1盾)
hp
16(2d10+5)
頑健
+5、
反応
+1、
意志
+1;[恐怖]に対して+1
防御能力
武勇+1
攻撃
移動速度
20フィート
近接
ランス+5(1d8+3/×3)または
ロングソード+5(1d8+3/19~20)または
ククリ+5(1d4+3/18~20)
遠隔
ヘヴィ・クロスボウ+3(1d10/19~20)
一般データ
隊商の護衛はトラブルを起こす者を警戒する頑健な熟練兵である。しばしば無愛想で喧嘩好きな彼らは、隊商と荷馬車の列の脇でクロスボウを構えて騎乗しているが、実際の危険が迫った場合はほとんどの者は足を地につけ手に剣と盾を持って戦うことを好む。
隊商の護衛は斥候、伝令、騎乗従者として使うことができる。隊商の護衛の
《鋭敏感覚》、
《動物の友》特技を
《騎乗戦闘》、
《騎射》に入れ替えることで、より馬上で戦うことに適応させることができる。
《高速装填》を《駆け抜け攻撃》または《騎乗蹂躙》に入れ替えることで、
《騎乗戦闘》特技と合わせて低レベルの遊牧騎馬戦士を作成することができる。よりよいフレーバーのために、ロングソードとヘヴィクロスボウをシミターとコンポジット・ショートボウに交換すること。
2人の奴隷商人は4人の隊商の護衛を自分たちの財産を見張らせるために使っているかもしれない(脅威度7)。6人の隊商の護衛の分隊が1人の追いはぎに率いられているかもしれない(脅威度8)し、6人の流民の集団を護衛しているかもしれない(脅威度8)し、5人の巡礼者を護衛しているかもしれない(脅威度9)。8人の隊商の護衛からなる部隊は通常1人の傭兵が指揮している(脅威度9)。あるいは1人の行商人または豪商が8人の隊商の護衛を雇っていることがある(脅威度8または10)。
経験点 3,200
人間のファイター8
N/中型サイズの
人型生物
イニシアチブ
+6;
感覚
〈知覚〉+8
防御
AC
25、接触12、立ちすくみ25(+10鎧、+2【敏】、+3盾)
hp
80(8d10+36)
頑健
+10、
反応
+5、
意志
+6;[恐怖]に対して+2
防御能力
武勇+2
攻撃
移動速度
30フィート
近接
+1バスタード・ソード
+14/+9(1d10+7/17~20)または
スパイクト・ガントレット+11/+6(1d4+3)
遠隔
ジャヴェリン+10(1d6+3)
特殊攻撃
武器修練(長剣+1)
一般データ
傭兵は金のために戦う究極の兵士であり、冷たく確実な硬貨以外の何人にも何物にも忠誠を捧げることは無い。その唯一の掟は一旦雇われれば裏切ることは無い、不忠であると分った傭兵にはそれ以上支払いがされることはないということだ。この掟すら雇い主が負け側である場合には消えてしまうことがあり、ちょっとした日和見のおかげで傭兵が命を救われ後日の戦いに向かうことができるかもしれない。
傭兵はエリート国王警護隊または突撃騎兵、王室剣術指南役、戦士学校の教官として使うことができる。また富や権力を持つ個人は傭兵を高値で護衛として雇っているかもしれない。
賢明な傭兵は1人の戦闘魔術師と旅をしているかもしれない(脅威度8)し、1人の霊媒師と2人の侍祭と旅をしているかもしれない(脅威度8)。4人の傭兵の分隊は1人の豪商に雇われて現れるかもしれない(脅威度11)し、1人の山賊の首領に雇われているかもしれない(脅威度12)。賞金稼ぎは危険な敵を討ち倒す助けに2人の傭兵を雇っていることがある(脅威度12)。
経験点 12,800
人間のレンジャー12
N/中型サイズの
人型生物
イニシアチブ
+5;
感覚
〈知覚〉+16
防御
AC
22、接触15、立ちすくみ17(+5鎧、+5【敏】、+2盾)
hp
98(12d10+32)
頑健
+10、
反応
+13、
意志
+5
防御能力
身かわし
攻撃
一般データ
賞金稼ぎは滅多に動物を狩ることはない。その代わり、楽しみのためだけではなく金になる仕事として、富裕な顧客の要望で
人型生物の目標を捕獲する。賞金稼ぎはしばしば単独で行動するが、1人の傭兵、1人の拷問吏、2人の奴隷商人を勢子として率いているかもしれない(脅威度12)。