この翼を持つクリーチャーは青銅と銅の球体を組み合わせて1つの目としており、2つの爪の伸びた手を持つ。手の一方にはナイフが握られている。
アービター 脅威度2 Arbiter
防御
AC 16、接触15、立ちすくみ13(+1外皮、+2サイズ、+3【敏】)
hp 15(2d10+4);
再生2([混沌])
頑健 +5、
反応 +3、
意志 +3
防御能力 常時警戒、造られしもの;
SR 13
攻撃
移動速度 20フィート、
飛行50フィート(標準)
近接 ショート・ソード=+7(1d3/19~20)
接敵面 2・1/2フィート;
間合い 0フィート
特殊攻撃 電気の爆発
擬似呪文能力 (術者レベル2;精神集中+4)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、2体、または編隊(3~14)
宝物 なし
特殊能力
常時警戒(超常)/Constant Vigilance アービターは
(混沌)の副種別を持つものによって作られた幻術や、[混沌]の補足説明を持つ幻術を見分け見破るための判定に+4のボーナスを得る。
電気の爆発(変則)/Electrical Burst アービターは半径10フィート爆発の範囲に3d6の[電気]ダメージ(DC13、反応・半減)を与える電気のエネルギーを、自らの肉体から解き放つことができる。この爆発を解き放つとすぐに、アービターは24時間の間
朦朧状態となる。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
イネヴァタブル感知(超常)/Locate Inevitable アービターはこの次元界にいる、アービター以外の最も近いイネヴァタブルのいる方向を常に認識している。これは上位の存在に報告することができるようにである。このイネヴァタブルとの距離を認識することはできない。
密やかで観察眼を持ち、しばしば説得力を持つアービター・イネヴァタブルは、イネヴァタブル種族の偵察であり渉外役である。アービターは多次元宇宙の裁判所や戦場のいたるところで見られ、混沌の力に目を近づけ、正道から外れぬよう秩序を維持するよう全力を尽くす。その一方、救われたかもしれないものの心を一斉につかむこともある。その種々様々の能力が彼らを極端に役に立つものとしているが、アービターは自らを従者ではなく、助言者や相談相手と見なしている。彼らは召喚者の肩に乗り、秩序の道において「相棒」の一助となることを好む。彼らは混沌により招来された存在を嫌悪し、そのようなクリーチャーとチームを組む場合、彼らは招来者の友人に働きかけたり彼らに組み込まれていることの正反対の行為を請け負わないようにするため、ためらいなく
〈交渉〉を使用する。
与えられた次元界で混沌の著しい暴動の証拠を見つけたアービターは、その危険な不安定に対して仲間を集めるために自らの力でできることをなんでもし、自分の力が及ばないことが明白な状況では、自身への手助けに同意する集団が最寄りの上位イネヴァタブルへと面会し完全な報告を終えるまで進展を断念するかも知れないし、あるいは自ら
ユートピアに赴き、緊急の情報を直接伝えるかもしれない。
アービターは一般に輝く金属製の翼を持つ、小さな機械仕掛けの球体の姿をしている。アービターは真なる混沌のクリーチャーと戦う場合を除けば、いつも平和的である。彼らは仲間に
プロテクション・フロム・ケイオスを発動し、
コマンドを使用して敵の武器を落とさせ逃亡させることを好む。彼らの最大の武器である、致命的な爆発として内部のエネルギーを解き放つ能力は、喫緊に必要に迫られた場合や秩序の極限なる行使として持つものであり、その結果として訪れる闇の期間はこの小さい自動機械を本当に怯えさせる唯一のものだ。
アービター・イネヴァタブルは使い魔として呪文の使い手に使役されることがある。この呪文の使い手は秩序にして中立でなければならず、少なくとも術者レベル7を持ち、
《上級使い魔》特技を修得していなければならない。アービター・イネヴァタブルは直径1フィート(30cm)だが、60ポンド(約27.2kg)と極端に重い。金属の翼による飛行能力は物理的な能力ではなく、超常能力である。
最終更新:2016年11月12日 06:47