このカエルに似たフィーンドの皮膚は冷たくジトジトして、その目は死んだように白い。その幅広の顔が裂けて牙の生えた口になっている。
ハイドロダイモン 脅威度8 Hydrodaemon
防御
AC 20、接触11、立ちすくみ18(+9外皮、-1サイズ、+2【敏】)
hp 95(10d10+40)
頑健 +11、
反応 +9、
意志 +3
DR 10/冷たい鉄または銀;
完全耐性 [酸]、ステュクス川の水、[即死]効果、
毒、
病気;
抵抗 [電気]10、[火]10、[冷気]10;
SR 19
攻撃
移動速度 30フィート、
飛行40フィート(標準; 下記の滑空を参照)、水泳60フィート
近接 噛みつき=+13(1d8+4、加えて“
つかみ”)、
爪(×2)=+13(1d6+4)
遠隔 催眠唾液=+11(“睡眠”)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
特殊攻撃 引っかき(
爪(×2)、+13、1d6+4)
擬似呪文能力 (術者レベル9;精神集中+11)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(アバドン)
編成 単体、徒党(2~5)、または大軍(6~12)
宝物 標準
特殊能力
滑空(変則)/Glide ハイドロダイモンは空中に跳ね上がり1分間の間滑空することができる。飛行速度40フィートと通常の機動性を得る。滑空している間、ハイドロダイモンは
飛びかかり能力を得る。
催眠唾液(超常)/Sleep Spittle ハイドロダイモンは標準アクションとして、20フィート以内の単独の目標に唾を吐き、遠隔接触攻撃を行うことができる。この唾が命中した目標はDC19の意志セーヴを行わなければならず、失敗した場合は6ラウンドの間睡眠状態となる。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
このクリーチャーの第一印象は巨大な堕落した
ボガードのように見えるが、その危険な足取り、死んだような目、邪悪な爪はそのフィーンドの本性を明かしている。彼らの故郷の環境では、ハイドロダイモンはアバドンの胸が悪くなるような川や海、そしてステュクス川を泳ぎ、敵に躍りかかり、その肉を歯と爪で引き裂くためだけに膿と胆汁の河の下を潜っている。彼らはステュクス川の危険な水の中で生存できるわずかなクリーチャーのうちの1種だと言われている。物質界に召喚された場合には、ハイドロダイモンは強力な術者に仕え、池、川、さらには下水道の点在する場所を守っている。溺死と関連しているこのフィーンドは犠牲者の苦しみを最も引き出すお気に入りの戦術を用いる。ハイドロダイモンは意識を失った相手を引き裂くことを望んで、まず墨のように黒い催眠唾液で攻撃する。敵が反撃できなくなったら、ハイドロダイモンは住処である汚水の中に敵を引き込み、犠牲者のあえぐ肺が液体に満たされるのを喜ぶ。犠牲者を溺れさせることができない場合は、顎と爪で仕事にケリをつける。
ハイドロダイモンは不恰好な足取りで歩き、人型のカエルのようにその踵で跳ねる。そのようなものであっても、彼らは予測できないようなやり方で、跳躍移動の度に体をねじって動く。またハイドロダイモンは皮翼をはためかせて空中を滑空することができる。ハイドロダイモンは身の丈10フィート、体重3,000ポンド。
最終更新:2017年06月15日 03:34