その姿は、歩く死体というよりも、骨の上にしっかりと伸びた恐ろしい馬の皮というべきだろう。
アポカリプス・ホース CR25 Apocalypse Horse
防御
AC 43、接触23、立ちすくみ33(+1回避、+20外皮、-1サイズ、+4反発、+9【敏】)
HP 555(30d10+390);
高速治癒20
頑健 +27、
反応 +30、
意志 +28
防御的能力 忘却に屈せず;
ダメージ減少 15/エピックおよび善;
完全耐性 能力値ダメージ、能力値吸収、[強酸]、[即死]効果、[病気]、生命力吸収、負のレベル、[毒];
抵抗 [氷雪]30、[電気]30、[火炎]30;
呪文抵抗 36
攻撃
移動速度 90フィート;
エア・ウォーク
近接 噛みつき=+39(6d10+10/19~20、加えて“生命力吸収”)、蹄(×2)=+39(8d8+15/19~20、加えて“生命力吸収”)
接敵面 10フィート、
間合い 10フィート
特殊攻撃 蹂躙(4d10+15、加えて“
生命力吸収”、DC32)、
粉砕の蹄、
黙示録のブレス攻撃
擬似呪文能力 (術者レベル25;精神集中+32)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(破滅界アバドン)
編成 単体(固有の存在)、集団(全4体のアポカリプス・ホース)、または関連するホースマン
宝物 なし
特殊能力
黙示録のブレス攻撃/Apocalyptic Breath Weapon(超常) アポカリプス・ホースそれぞれは、標準アクションとして1d4ラウンドに1回使用できるブレス攻撃を持つ。このブレス攻撃はすべて90フィート円錐形すべてを覆い、DC38の反応セーヴに成功することで抵抗できる。ブレス攻撃の正確な効果は、ホースそれぞれに異なる(13ページ参照)。セーヴDCは【耐久力】に基づく。
粉砕の蹄(変則)/Crushing Hooves アポカリプス・ホースの蹄攻撃は殴打かつ斬撃ダメージを与える主要肉体攻撃であり、【筋力】修正値の1.5倍をダメージに加える。
生命力吸収(超常)/Energy Drain アポカリプス・ホースは噛みつき攻撃あるいは蹄攻撃が命中するたびに、負のレベル1を与える。
蹂躙をクリーチャー1体に行う場合、そのクリーチャーがDC32の頑健セーヴに成功すれば負のレベル1を、失敗すれば負のレベル1d4を与える。セーヴDCは【魅力】に基づく。
四騎士の寵愛(超常)/Favor of the Four アポカリプス・ホースそれぞれは、仕える四騎士に基づき、関連する擬似呪文能力と固有のブレス攻撃を持つ。それぞれのアポカリプス・ホース固有のfavor of the four能力の詳細は13ページを参照。
忘却に屈せず(超常)/Unyielding to Oblivion 本質的なところでホースマンとつながるアポカリプス・ホースは、ホースマンの前で死ぬことができない。アポカリプス・ホースは対応するホースマンが乗っている間、あるいは対応するホースマンから300フォート以内にいる間、HPが0未満になっても
気絶状態にならず、代わりに
よろめき状態になる。また、更に追加のダメージを受けたとしても、単に負のHPが増加するだけで、他のペナルティを受けない。瞬間的な死をもたらす呪文によって殺されたアポカリプス・ホースは、1ラウンド後に
トゥルー・リザレクションによって組成し、ホースマンの主題に則った形で再構成される。アポカリプス・ホースが[精神作用]効果、
石化状態、(ポリモーフ)効果、行動できなくなる効果(
インプリズンメント、
テンポラル・ステイシス、
バインディングなど)に対するセーヴィング・スローに失敗した際、アポカリプス・ホースが対応するホースマンから300フィート以内にいる限り、そのターンの終了時に再度セーヴィング・スローを行い、成功すればその効果を解除する。この新しいセーヴィング・スローにはアクションを必要としない。アポカリプス・ホースは効果を終了させる追加のセーヴィング・スローを、ラウンドごとに1回だけ行える。対応するホースマンが300フィートより離れてしまうと、アポカリプス・ホースは忘却に屈せず能力のすべての利益を失う。
アポカリプス・
ホース(黙示録の馬)は単なる特別な
ナイトメアや強力な固有のダイモンではなく、黙示録の四騎士の1体の生ける延長線上の存在である。同時に存在するのは、ザ・ホワイト・ホース・オヴ・ペスティレンス(疫病の白馬)、ザ・ペイル・ホース・オヴ・デス(死の蒼白馬)、ザ・レッド・ホース・オヴ・ウォー(戦の赤馬)、ザ・ブラック・ホース・オヴ・ファミン(飢饉の黒馬)の4体だけだ。ほとんどの場合、ホースマンは対応する自分の馬を使用するが、気に入ったダイモンや定命の従者に馬を貸すこともある。4体のアポカリプス・ホースは単独あるいは集団で物質界や他の次元界を旅することでも知られ、それは多くの場合、ホースマンが直接注意を向けていることの全長である。アポカリプス・ホース4体それぞれがほとんど同じ能力をもっているが、その主題に応じた固有の能力と性格も備えている。
アポカリプス・
ホースは立った時の肩までの高さが7フィートで、ほとんど骨格だけの存在にも関わらず、重量1,500ポンド。
トレルマリクシアンの黒馬はザ・ホース・オヴ・ファミンだ。その体はその体はとりわけやせ細ったように見え、真夜中を思わせる肉が骨にまとわりつき、下の骨が浮き彫りになっている。その体は動くたびに振動し揺れているように見えるが、明らかに栄養失調のそのふるまいにも関わらず、ザ・ブラック・ホースは常に頑強で衰えを知らない。
ザ・ブラック・ホース・オヴ・ファミン The Black Horse of Famine
3回/日―
ウェイヴズ・オヴ・ファティーグ、
ディミニッシュ・プランツ、
フィースト・オヴ・アッシュズ(DC19)
1回/日―
カース・オヴ・フェル・シーズンズ、
マス・ハンガー・フォー・フレッシュ(DC24)
黙示録のブレス攻撃(超常)/Apocalyptic Breath Weapon ザ・ブラック・ホースのブレス攻撃は2d4ポイントの【耐久力】ダメージを与える(反応・半減)。このブレス攻撃からダメージを受けたクリーチャーは
過労状態になる。これは[呪い]効果である。
カロンの蒼白馬はザ・ホース・オヴ・デスだ。その体は死後長い時間が立ったように見える。肉体はカビと腐敗で緑に染まっており、穴が空いて内側の骨が覗いている。
ザ・ペイル・ホース・オヴ・デス The Pale Horse of Death
3回/日―
サンズ・オヴ・タイム(DC20)、
スレイ・リヴィング(DC22)、
デス・ネル(DC19)
1回/日―
ディストラクション(DC24)、
パワー・ワード・キル
黙示録のブレス攻撃(超常)/Apocalyptic Breath Weapon ザ・ペイル・ホースのブレス攻撃は20d8ポイントの負のエネルギーによるダメージを与える(反応・半減)。このブレス攻撃からダメージを受けたクリーチャーは負のレベル1を得る。これは[即死]効果である。
ザリエルの赤馬はザ・ホース・オヴ・ウォーだ。他のアポカリプス・ホース3体の外見とは異なり、その姿は健康そのもので、ほとんど生きている馬と変わらない。しかし血まみれで血の塊がこびりついている。しばしば、ザ・レッド・ホースの体には恐ろしい傷がついているが、これらの傷は見た目だけのもので、ザ・レッド・ホースを全く弱めることはない。
ザ・レッド・ホース・オヴ・ウォー The Red Horse of War
アポリュオンの白馬はザ・ホース・オヴ・ペスティレンスだ。その体は不潔で化膿しているように見える。全身に膿を垂れ流す傷と蛆虫の蠢く腐った腫れ物に覆われている。
ザ・レッド・ホース・オヴ・ウォー The Red Horse of War
(訳注:原文通り。ザ・ホワイト・ホース・オヴ・ペスティレンスか?)
3回/日―
グレーター・コンテイジョン(DC22)、
スティンキング・クラウド(DC20)、
フェスター(DC19)
1回/日―
カースド・アース、
プレイグ・ストーム(DC24)
黙示録のブレス攻撃(超常)/Apocalyptic Breath Weapon ザ・ホワイト・ホースのブレス攻撃は対象を萎縮させ、病気と膿によって衰弱させ、2d4ポイントの【筋力】ダメージを与える(反応・半減)。このブレス攻撃からダメージを受けたクリーチャーは、24時間の間
不調状態になる。これは[病気]効果である。
最終更新:2020年11月21日 23:31