この小さな鳥は人型生物の頭と色鮮やかなオウムの体を持つ。
モッキングフェイ CR1 Mockingfey
防御
AC 15、接触15、立ちすくみ12(+2サイズ、+3【敏】)
HP 13(3d6+3)
頑健 +2、反応 +6、意志 +4
攻撃
移動速度 20フィート、飛行60フィート(良好)
近接 鉤爪(×2)=+6(1d4-1)
接敵面 2・1/2フィート、間合い 0フィート
擬似呪文能力 (術者レベル3;精神集中+4)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/森林
編成 単体、2体、またはいたずら集団(3~20)
宝物 標準
特殊能力
まがいもの(超常)/Mock 標準アクションとして、モッキングフェイは見ることのできる任意のクリーチャーの外見を取ることができる。これは
ヴェイルと同様に機能するが、モッキングフェイ新家作用する。モッキングフェイはサイズを変えないため、模倣するクリーチャーが自分より大きい場合、モッキングフェイは単にその縮小版の姿を取るだけだ。この効果とやり取りしたものは、これが欺きであることに気づくためにDC12の意志セーヴを行うことができる。モッキングフェイはこの姿を時間制限なく維持できるが、目に見えているものを除くと、自分以外の姿にしか変化できない。一旦変装を終了させると、その姿に戻るには再度その姿を見なければならない。セーヴDCは【魅力】に基づく。
もともと、モッキングフェイはフェイの異世界の領域から訪れた存在だ。住人はそこが娯楽の付きない場所だと考えているが、訪れた者からは厄介なところだと見なされている。訪問者は普通、このクリーチャーの悪ふざけの標的にされるからだ。この小さなサイズのフェイはいたずら集団もしくは「まねっこ穴」と呼ぶ大きなコロニーに集まることが多い。彼らは小道や草地の近くにある木々に住む。知性あるクリーチャーがこの木立に入ると、この鳥頭らの一人が旅人の肩や
〈知覚〉の見晴らしの良い場所に泊まれるように飛んでいく。そしてすぐに
まがいもの能力を使って、そのクリーチャーの完全なミニチュアとして現れ、来訪者が最もやりそうだが悪印象を与える姿で跳ね回り、その口調を真似ながら意味のない言葉でクチャクチャとしゃべる。
この意味不明な言葉は単なる滑稽さを表現するためではない。モッキングフェイは(邪魔がなければ)ほとんどのことに熱心に取り組み、必要があれば森語を話し理解することもできる。彼らは言葉は自分が説明することを制限してしまうと信じており、どんな種類の言語も使用しようとしない。その代わりに、彼らは身振りやパントマイム、精巧なダンスで意思疎通を図る。
多くの人々はモッキングフェイのふざけた態度にいらだちを感じるが、この小さなクリーチャーは驚くべきことに、自分たちに良い扱いをするものに忠実で、友好的な性質を備えた役に立つ仲間となる。彼らは飽くなき好奇心を持ち、周囲の環境について驚くほどの情報を備えているのだ。このような好奇心はほとんどの人が一人では放置してしまうようなもの、例えば物質界と他の領域との間にできた、ポータルのような裂け目の傷痕にも及ぶ。このような次元界の裂け目がこの世界とフェイの領域の間で発生すると、モッキングフェイはしばしばそれを通り抜ける最初のクリーチャーの一人となり、その場所での彼らの存在は、そのような世界間の裂け目が近くに存在していることを示す、信頼できる兆しである。そのような状況では、モッキングフェイはしばしば保護と娯楽の両方の提供元として、より強力なフェイを求め、その近くに住む。もちろん、フェイであっても、モッキングフェイのいたずらにいつも目を向けさせればいらいらしてしまうのだが!
モッキングフェイは
使い魔として呪文の使い手に仕えることができる。多くの場合、そのような隷属と楽しみ、安全に世界を旅する機会と仲間の呪文の使い手による庇護を喜ぶ。幻術師やそのような気まぐれな
使い魔を探す呪文の使い手は、その結果生じる面倒事に価値を見出すだろう――まあ、かろうじては。
《上級使い魔》特技を持ち、混沌にして中立で、術者レベルが4以上の呪文の使い手のみが、モッキングフェイの使い魔を獲得できる。
モッキングフェイの身長は8インチで、重量は2ポンド。
最終更新:2020年11月19日 23:03