この病的な脈打つ心臓から砕け散った骨の8本足が飛び出し、雲のように持ち上げている。輝く臓器から鉢が滲み出している。
ラヴローン CR4 Lovelorn
防御
攻撃
移動速度 30フィート、登攀30フィート
近接 噛みつき=+9(1d6+6/19~20、加えて“出血”、および“呪い”)
接敵面 2・1/2フィート、
間合い 0フィート
特殊攻撃 ギザギザの口、出血攻撃(1d6)、
冷笑家の噛みつき
擬似呪文能力 (術者レベル4;精神集中+7)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、2体、または悲劇(3~6、加えてゾンビ2~12)
宝物 標準
特殊能力
陰鬱(超常)/Gloom ラヴローンが存在する場所には、不自然に棘のついた鶴が生えてくる。5日が経過すると、ラヴローンが選挙した場所は冷たく、暗く、臭くなる。これは常時作用する
ミラージュ・アーケイナ(DC18)として機能する。術者レベルはラヴローンのHDに等しい。通常、ラヴローンはこの能力を隠れ家の入り口を隠すために使用するが、自分の縄張りを鬱蒼とした暗い雰囲気に見せるためにも使用される。ラヴローンは同時に陰鬱を1箇所だけ維持できる。陰鬱の範囲内にいる間、ラヴローンの擬似呪文能力のセーヴDCは1だけ増加する。
冷笑家の噛みつき(超常)/Cynic's Bite DC15の意志セーヴに成功しない限り、ラヴローンの噛みつきは犠牲者を無気力で呪う。犠牲者は常に
疲労状態となり、士気ボーナスの利益を得られない。呪いを解除する通常の手段に加え、この呪いは
カーム・エモーションズ呪文あるいは
エリクサー・オヴ・ラヴの摂取によって解呪できる。これは[感情、精神作用、呪い]効果である。セーヴDCは【魅力】に基づく。
ギザギザの口(超常)/Jagged Maw ラヴローンの噛みつき攻撃は、クリティカル可能域が19~20である。ラヴローンが噛みつき攻撃でクリティカル・ヒットを確定させたなら、同時に負のレベル1を与える。この負のレベルはDC15の頑健セーヴに成功すれば除去できる。セーヴDCは【魅力】に基づく。
不幸と苦しみに突き動かされる悪意のあるクリーチャー、ラヴローンは心中を約束した幸薄い恋人たちや、虐待や暴力的な家族間の衝突の犠牲者といった、愛が悲劇的な結末を迎えたときに死んだ人の魂から発生する。死において、その頑固な魂が心臓のみに執着し、死んだはずの器官を自律行動させて体から弾けて自由になり、生前に大切にしていたすべてのものを作り上げようと専念する。
苦痛を与えるアンデッド・モンスターは生きている組織に牙を突き刺す感覚を楽しむものだが、ラヴローンは肉体よりも辛い感情に飢えている。たった一つの存在によって、その範囲を絶望と致命的な罠の迷路へと腐敗させてしまう。彼らはかつての恋人を付け狙い殺すこともあるが、それよりも家や共同体の中に潜んで不幸と軽別を植え付け、それによって生じる怒りと悲しみを味わうことが多い。その小さなサイズと、生活している人の記憶や感情に鑑賞する能力により、ラヴローンは何年も隠れたままでいることができる。ときには、何世代にも渡って単一の家族を悩ませていることもある。
ラヴローンの中心の体は健康な人間の心臓の2倍ほどの大きさで、7~10本の脚は2フィートの高さにまで伸び、蜘蛛に似た姿をしている。
最終更新:2020年11月19日 21:45