出典 Paths of the Righteous 18ページ
衛兵が大都市を守り、
ドルイドが深い森を守るが、しかしその間の境界線はどうなっているのだろうか?後背地は
ゴラリオンの農地と森の村落からなり、人間と森林の境界をなす空間である。このような文明の断片を守る逞しい人々がヒンターランダーである。ヒンターランダーは
エラスティルの崇拝者で、危険なクリーチャーや他次元界からの侵入者、襲い来るアンデッドから農村の人々を守る。ヒンターランダーは弓の扱いに長け、野生と調和しながらも、人間の社会を養うために自然の資源を利用することができる。彼らはしばしば神の力に接触し、炉床の火を消そうとする脅威から町や村の境界を守ることを誓う。
前提条件
ヒンターランダーになるためには、キャラクターは以下の基準すべてを満たさなければならない。
クラス技能
レベル毎の技能ポイント:4+【知】修正値。
ヒットダイスの種類:d10。
クラスの特徴
レベル |
基本攻撃 ボーナス |
頑健 セーヴ |
反応 セーヴ |
意志 セーヴ |
特殊 |
日毎の呪文 |
1 |
+0 |
+0 |
+0 |
+1 |
得意な敵+2、射手の達人のボーナス特技 |
— |
2 |
+1 |
+1 |
+1 |
+1 |
高速移動、得意な地形(後背地)+2 |
既存の呪文発動クラスのレベルに+1 |
3 |
+2 |
+1 |
+1 |
+2 |
後背地渡り、射手の達人のボーナス特技 |
既存の呪文発動クラスのレベルに+1 |
4 |
+3 |
+1 |
+1 |
+2 |
選ばれし一族 |
既存の呪文発動クラスのレベルに+1 |
5 |
+3 |
+2 |
+2 |
+3 |
射手の達人のボーナス特技 |
既存の呪文発動クラスのレベルに+1 |
6 |
+4 |
+2 |
+2 |
+3 |
炉床の防衛+2 |
既存の呪文発動クラスのレベルに+1 |
7 |
+5 |
+2 |
+2 |
+4 |
呪文の矢 |
既存の呪文発動クラスのレベルに+1 |
8 |
+6 |
+3 |
+3 |
+4 |
得意な敵+4 |
既存の呪文発動クラスのレベルに+1 |
9 |
+6 |
+3 |
+3 |
+5 |
得意な地形(後背地)+4 |
既存の呪文発動クラスのレベルに+1 |
10 |
+7 |
+3 |
+3 |
+5 |
炉床の防衛+4、道標の旅路 |
既存の呪文発動クラスのレベルに+1 |
以下のすべてがヒンターランダー
上級クラスの特徴である。
武器と防具の習熟:ヒンダーランダーはすべての単純武器、ロングボウ、軽装鎧、中装鎧、盾(タワー・シールドを除く)に習熟している。
得意な敵(変則)/Favored Enemy:1レベルの時点で、ヒンダーランダーは以下のリストから得意な敵を選択する。これは同名のレンジャーのクラス特徴のように機能するが、ヒンダーランダーは選択した得意な敵に対応する追加の能力を得る。加えて、8レベルの時点で、新しい得意な敵を選択することができ、そのような敵に対するボーナスは2増加する(5レベルと10レベルではなく)。
異形:ヒンダーランダーは異形が使用する呪文、擬似呪文能力、超常能力に対するすべてのセーヴに+2のボーナスを得る。
人造:ヒンダーランダーの遠隔攻撃は、人造のDRまたは硬度の最初の10ポイントを無視する。
悪の来訪者:ヒンダーランダーの遠隔攻撃は、ダメージ減少を克服する目的で善の武器として扱われる。
魔獣:ヒンダーランダーは【知力】値に関係なく、魔獣の態度を改善することができる。この能力はヒンダーランダーがこの判定を試みてもペナルティを受けないことを除い
野生動物との共感のように機能する。
人型怪物:ヒンダーランダーは人型怪物が使用する呪文、擬似呪文能力、超常能力に対するすべてのセーヴに+2のボーナスを得る。
アンデッド:ヒンダーランダーのボウから放たれた矢には神聖な力が注入され、矢が
ゴースト・タッチの武器の特殊能力を持っているかのように、非実体のアンデッドに全ダメージを与える。
高速移動(変則)/Fast Movement:2レベルの時点で、ヒンダーランダーの基本地上移動速度は10フィート増加する。
得意な地形(後背地)(変則)/Favored Terrain (Hinterland):2レベルの時点で、ヒンダーランダーは人口が2,000人以下の共同体から半径10マイル以内にいる場合、イニシアチブ判定と、
〈知識:地理〉、
〈知覚〉、
〈隠密〉、
〈生存〉判定に+2のボーナスを得る。この地形を移動するヒンダーランダーは、痕跡を残さず、追跡できない(ただし必要に応じて痕跡を残すことはできる)。9レベルの時点で、これらのイニシアチブと技能へのボーナスは+4に増加し、ヒンダーランダーが人口2,000人以下の共同体から20マイル以内にいる限り、ボーナスは機能する。
後背地渡り(変則)/Hinterland Stride:3レベルの時点で、ヒンダーランダーは自然と農地の環境を簡単に移動する。これは森渡りと全く同様に機能するが、ヒンダーランダーは、農場や村など、人口が2,000人以下の共同体の非魔法の移動困難な地形しか通洞通り移動しない。
選ばれし一族(超常)/Chosen Kin:4レベルの時点で、標準アクションとして、ヒンダーランダーは最大で3+【判断力】修正値までの味方を選ばれし一族として指定することができる。そのように指定された味方はヒンダーランダーの得意な地形(後背地)のボーナスの半分と、炉床の防衛(下記参照)によって与えられるボーナスの半分を得る。選ばれし一族のメンバーはこれらの利益を得るために、ヒンダーランダーから30フィート以内にとどまっていなければならない。7レベルの時点で、この範囲は60フィートに増加する。
炉床の防衛(超常)/Defended Hearth:6レベルの時点で、ヒンダーランダーは共同体を炉床の防衛として指定でき、5マイル以内にの不自然なクリーチャーの存在を感知することができる。異形、人造、竜、魔獣、人型怪物、来訪者、アンデッドはこの目的のための不自然な存在とみなされる。ヒンダーランダーは潜在的な危険性を認識しているが、それを認識できない限り、クリーチャーの正確な性質や場所を知ることはない。
炉床の防衛は、人口2,000人以下の共同体でなければならず、ヒンダーランダーはこの能力を起動するために地域全体を調査するために24時間を費やさなければならない。その後、ヒンダーランダーはその共同体で+2の得意な地形ボーナスを得る。これはヒンダーランダーがその範囲で得る他の得意な地形ボーナスでと累積する。このボーナスは10レベルの時点で、+4に増加する。ヒンダーランダーは、【判断力】ボーナスに等しい数の炉床の防衛を持つことができる(最小1)。炉床の防衛の最大数に達した時、既存の炉床の防衛を放棄し、新しい範囲での儀式を行うことによって、新しい炉床の防衛を選択することができる。
呪文の矢(超常)/Imbue Arrow:7レベルの時点で、ヒンダーランダーはアローに効果範囲型呪文を込める能力を得る。これは、同名のアーケイン・アーチャーの能力と全く同様に機能する。
道標の旅路(擬呪)/Waymarker Travel:10レベルの時点で、ヒンダーランダーは炉床の防衛の範囲内のどこかに、道標を作成する能力を得る。ヒンダーランダーは一度に5つの道標を維持できる――ヒンダーランダーは6つ目の道標を作成する場合、前の5つの道標のどれかを作動させないように選択する。ヒンダーランダーは移動アクションとして1日1回、起動している道標のいずれかに瞬間移動する擬似呪文能力として
ワード・オヴ・リコールを発動できる。
最終更新:2022年04月23日 10:56