Create Soul Gem/魂宝石の作成
出典Book of the Damned 184ページ、Book of the Damned - Volume 3: Horsemen of the Apocalypse 38ページ 系統 死霊術[即死、悪]; レベル アーケイニスト3、クレリック3、オカルティスト3、オラクル3、シャーマン3、ソーサラー3、スピリチュアリスト3、ウォープリースト3、ウィッチ3、ウィザード3
発動時間 1ラウンド
構成要素 音声、動作、焦点(500GPの価値のあるクリスタルのレンズ)
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
目標 1体の瀕死状態または最近死亡したクリーチャー
持続時間 1日/レベル
セーヴィング・スロー 意志・無効; 呪文抵抗 可
瀕死状態のクリーチャー、または過去1ラウンドの間に死亡したクリーチャーの衰退する生命力を吸収し、クリスタルのレンズの焦点を通して集中させ、ソウル・ジェムへと変える。クリーチャーが生きていてセーヴィング・スローに失敗した場合、そのクリーチャーは死亡し、その魂をジェムに取り込む。クリーチャーが死亡した場合、まだ生きているかのように意志セーヴを試みることで呪文の効果に抵抗することができる。作成されたソウル・ジェムの価値は、作成されたクリーチャーの性質によって異なる(191ページ参照)。この呪文で作成されたソウル・ジェムは呪文の持続時間が終了すると粉々に砕け、閉じ込められた魂を解放して、大いなる彼方での裁きを受けることになる。
瀕死状態のクリーチャーからは1つのソウル・ジェムしか作成できない。ソウル・ジェムに魂を閉じ込められた肉体を復活させる試みは、ソウル・ジェムの作成時のセーヴDCに対する術者レベル判定が必要である。失敗すると、リザレクション呪文は効果がなくなるが、成功するとソウル・ジェムは砕け散り、そのクリーチャーは通行通り生き返る。ソウル・ジェムがアンハロウ呪文によって作成されたような不浄な場所にある場合、この判定のDCは2増加する。術者がソウルドリンカー(212ページ参照)の場合、この呪文を発動し5魂ポイントを費やすことで、基本的な魂1つ分を宝石に充填できる。
ヘルファイアー・レイ
Hellfire Ray/地獄の業火の光線
出典Book of the Damned 184ページ、Book of the Damned - Volume 1: Princes of Darkness pg. 46ページ 系統 力術[悪]; レベル アーケイニスト6、クレリック6、メイガス6、オラクル6、ソーサラー6、ウォープリースト6、ウィッチ6、ウィザード6
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作、焦点/信仰(邪印または異端の書)
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
効果 光線
持続時間 瞬時
セーヴィング・スロー 不可(本文参照); 呪文抵抗 可
地獄の業火の爆発が術者の手から燃え盛る。1本+11レベル以降4術者レベル毎に1本の光線を発射することができる(19レベルの時点で最大3本)。各光線は命中するために遠隔接触攻撃を必要とし、術者レベル毎に1d6ポイントのダメージを与える(最大15d6)。ダメージの半分は[火炎]であるが、もう半分は不浄な力に直接起因しているため[火炎]に対する抵抗によって軽減されることはない。光線は同じ目標または異なる目標に向かって発射できるが、すべての光線を同時に発射し、お互い30フィート以内の目標に向けていなければならない。
この呪文によって殺害されたクリーチャーは意志セーヴィング・スローを試みなければならない;失敗すると、その死体の周りに硫黄の破裂が現れ、クリーチャーの魂が地獄へと腐敗することを意味する。クリーチャーを死から蘇らせようとする悪ではないクリーチャーは成功させるために術者レベル判定(DC = 10+殺害されたクリーチャーのレベル)を試みなければならない。失敗すると、術者は1日間再度試みを行えないことを意味する。悪の術者は判定を必要とせずに通常通り殺害されたキャラクターを蘇らせることはできる。蘇らたキャラクターの魂はもはや自動的にヘルへと引き渡されない。
ラッシュ・オブ・ジ・アストラダイモン
Lash of the Astradaemon/アストラダイモンの鞭
出典Book of the Damned 184ページ、Book of the Damned - Volume 3: Horsemen of the Apocalypse 38ページ 系統 死霊術[悪]; レベル アーケイニスト6、クレリック6、メイガス5、オラクル6、ソーサラー6、ウォープリースト6、ウィッチ6、ウィザード6
発動時間 1ラウンド
構成要素 音声、動作
距離 自身
持続時間 瞬時
セーヴィング・スロー 頑健・無効(本文参照); 呪文抵抗 可
術者はアストラダイモンの要素を利用して、片方の手を伸ばし、冷たい燐光を放射する恐ろしい半透明の爪を生えさせる。術者は1回の爪攻撃を得る。これは命中時に1d6ポイントの斬撃ダメージを与え(小型の術者の場合は1d4)、攻撃されたクリーチャーは1レベルの負のレベルを得ることに抵抗するための呪文に対する頑健セーヴを行うことができる(呪文抵抗は適用される)主要肉体攻撃である。この呪文で負のレベルを与えるたび、1時間の間持続する5ポイントの一時的ヒット・ポイントを得る。術者の爪の負のレベルに対するセーヴィング・スローに成功したクリーチャーは、このラッシュ・オブ・ジ・アストラダイモンの発動からの追加の負のレベルに完全耐性を得るが、爪のダメージは防げない。爪は呪文を発動したり、手を必要とする他のアクションを行ったりする能力を妨げない。爪攻撃は2術者レベル毎に最大1回使用できる。潜在的な攻撃の回数を全て使用したあと、または24時間後(のどちらか速い方)に爪は通常の手に戻る。
マリディクション
Malediction/悪意の呪い
出典Book of the Damned 184ページ、Book of the Damned - Volume 1: Princes of Darkness 46ページ 系統 死霊術[呪い、悪]; レベル アンティパラディン4、クレリック4、オラクル4、シャーマン4、スピリチュアリスト4、ウォープリースト4、ウィッチ4
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作
距離 接触
目標 接触したクリーチャー1体
持続時間 1分および瞬時(本文参照)
セーヴィング・スロー 意志・無効; 呪文抵抗 可
フィーンドの冒涜を術者の手へと放出し、目標を短時間ではあるが根本的な腐敗を与え、次の1分以内に死ぬならばその魂を取り返しのつかないほど堕落させる。術者が秩序にして悪であるならば、魂はヘルへと送られる術者が中立にして悪であるならば、魂はアバドンへと送られる。術者が混沌にして悪であるならば、魂はアビスへと送られる。
この呪文の効果下で殺された目標は、通常の手段で生き返ることができない。術者の属性の神格または半神の崇拝者だけが、マリディクションによって堕落された魂を難なく生き返らせることができる。他の術者は、呪いの影響下にある間に殺されたクリーチャーを生き返らせるために、術者レベル判定に成功しなければならない(DC = 10+術者の術者レベル)。ミラクルまたはウィッシュは術者レベル判定を必要とせずにマリディクションの犠牲者を生き返らせることができる。
魂はまた、誰かが身体的に適切な次元界に行き、影響を受けた魂を見つけ、その次元界から魂を導く努力によって解放することで、死後の世界の目的地に行き、通常通り復活することを可能にする。もう一度呪文を発動し、過去の目標に集中することで、自身のマリディクションを終了させることができる。そうすることは、過去の目標を解放して、死後の正当な目的地に行くことだけを可能にするだけで、目標を生き返らせるわけではない。
ブレイク・エンチャントメント、ディスペル・マジック、リムーヴ・カースなどの呪文は、目標が死ぬする前に発動することに成功すれば、この呪文を無効化する。
パラシティック・ソウル
Parasitic Soul/魂の寄生
出典Book of the Damned 185ページ、Book of the Damned - Volume 3: Horsemen of the Apocalypse 39ページ 系統 死霊術[即死、悪]; 呪文レベル アーケイニスト9、クレリック9、オラクル9、サイキック9、シャーマン9、ソーサラー9、ウィッチ9、ウィザード9
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作、焦点(少なくとも100GPの価値のある宝石または水晶)
距離 中距離(100フィート+10フィート/レベル)
目標 クリーチャー1体
持続時間 永続的(解除可)
セーヴィング・スロー 意志・不完全; 呪文抵抗 可
この呪文は上記のことを除いてマジック・ジャーとして機能し、自分の魂の代わりに、閉じ込められた魂(ソウル・ジェムに閉じ込められたものや、ソウル・バインドまたはトラップ・ザ・ソウルで閉じ込められたものなど)を容器から同意しない目標の身体へと移すことができる。目標のクリーチャーがセーヴィング・スローに失敗した場合、そのクリーチャーは死亡し、容器の中に閉じ込められていた魂は、マジック・ジャーを使用したかのように永続的にその身体に宿る。閉じ込められていた魂はこの転送に抵抗するためのセーヴィング・スローを得られない。呪文を解除するためには、憑依した身体の範囲内にいなければならない。
リフト・オヴ・ルイン
Rift of Ruin/破滅の裂け目
出典Book of the Damned 85ページ、Book of the Damned - Volume 2: Lords of Chaos 48ページ 系統 召喚術(招請)[混沌、悪]; 呪文レベル アーケイニスト8、クレリック8、オラクル8、ソーサラー8、ウィッチ8、ウィザード8
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作
距離 長距離(400フィート+40フィート/レベル)
効果 幅5フィート、深さ60フィートの他次元界の穴、最大5フィート長さ/レベル(自在)
持続時間 1ラウンド/レベル
セーヴィング・スロー 反応・不完全; 呪文抵抗 不可
この呪文は、現実に裂け目を作り、深さ60フィートの他次元の穴を作る。十分なサイズの水平面に裂け目を作らなければならない。この裂け目はアビスにまで広がっているため、元々あった物質を移動させたり、表面下の領域へのアクセスを可能にするものではない。船の甲板にでも、ダンジョンの床や森の地面と同じように簡単に裂け目を作ることができる。術者が裂け目を作った場所に立っている大型またそれより小さいクリーチャーは、穴に落ちないように反応セーヴに成功しなければならない。成功した場合、裂け目が開いたときにどちら側にとどまっているのかを選択する。裂け目に完全に飲み込まれる可能性のある設置されていない物体や構造物は、自動的に裂け目に落ちる。
裂け目の壁は鋭利な刃物で覆われており、床は沸騰した強酸のプール、奇妙に噛み砕く蟲、蠢く氷の破片、その他あらゆる混沌とした危険なアビスの兆候で煮えたぎっている。裂け目に落ちたクリーチャーは6d6ポイントの落下ダメージを受ける。裂け目に入ったクリーチャーは(入ったラウンドから)、裂け目の周囲からさらに6d6ポイントのダメージを受ける。これはクリーチャーが裂け目の底に立っているのではなく、裂け目の中を登ったり飛んだりしているだけの場合も同様である。この追加ダメージはラウンドごとに変化し、[強酸]、殴打、[氷雪]、[雷撃]、[火炎]、刺突、斬撃、[音波]の中からランダムに選ばれる。毎ラウンド、裂け目の中にいるクリーチャーは反応セーヴを試みて、そのラウンドのダメージを半減することができる。裂け目の壁の〈登攀〉DCは25である。
この呪文の持続時間が終了すると、裂け目は閉じ、まだ中にいるすべてのクリーチャーを激しく追い出す。これらのクリーチャーは、そのラウンドで裂け目の周辺からの2倍のダメージを受け、地上に戻される際に伏せ状態となる。
この呪文の効果時間の間、標準アクションとして周辺地域に多数のアビスの住人を召喚することができる。そうすると、裂け目は閉じ、呪文の持続時間は終了し、裂け目に落ちていたクリーチャーは上記のように地上へと戻る;裂け目が閉じたら、以下のクリーチャーのいずれかを選択し、範囲に現れる。これらのアビスの住人はサモン・モンスターVIIを介して招来したかのように扱われ、リフト・オヴ・ルインの残りの持続時間の間残り続ける。以下のいずれかを招来することができる:ベビリス1体、ヴロック1体、シャドウ・デーモン1d3体、サキュバス1d3体、ババウ1d4+1体、ブリモラク1d4+1体。
サクリファイス
Sacrifice/生贄
出典Book of the Damned 185ページ、Book of the Damned - Volume 1: Princes of Darkness 47ページ 系統 心術(魅惑)[精神作用]; 呪文レベル アーケイニスト4、クレリック4、オラクル4、ソーサラー4、ウォープリースト4、ウィザード4
発動時間 1分
構成要素 音声、動作、物質(本文参照)
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
目標 招来したエレメンタルまたは来訪者1体(本文参照)
持続時間 瞬時、1時間、または1日(本文参照)
セーヴィング・スロー 不可; 呪文抵抗 不可
術者はプレイナー・アライ、プレイナー・バインディングあるいは類似の呪文で招来されるクリーチャーを召喚し指揮するのに役立つ生贄を捧げる。サクリファイスは様々な方法で使用できる。