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*2000年代前期 乗り方の多様化
90年代後期ダウンヒル用のマウンテンバイクのトラベル量は200mm前後にまで長くなり、重量も増加し競技以外には使えない自転車となった。
クロスカントリーのトップレーサーはハードテイルが主流だったが、ペダリングロスを解消したフルサスペンションが出てきたことから、徐々に使われるようになっていった。
マウンテンバイクが二極化していく中で、本来の山で、ある程度登れ、下りの性能を向上させるため、ダウンヒル用ほどではないがロングトラベルで、非競技志向のフルサスペンションバイクが作られるようになり、フリーライドバイクとよばれた。
ダウンヒルで使われていたディスクブレーキも使われるようになっていく。
それらのバイクを使い、従来のようにただ走るのではなく、飛び降りなど過激な乗り方がされるようになっていった。
そのような乗り方はカナダを中心に行われるようになり、ビデオ作品が作られるようになり、それに出演するプロのフリーライダーが出てくる。
コースはジャンプがより多くなり、BMXライダーも参戦してくるようになった。
マウンテンバイクでダートジャンプも行われるようになり、よりBMX的に乗られるようになっていくことになる。
そしてBMXと同じく、ストリート・ダートジャンプのビデオ作品が出されるようになり、プロが出てくる。
サスペンションの技術がさらに進化。ペダリングでは動かず、衝撃では動くという、ボビング制御システムを各社が争うようになる。
これにより、ロングストロークでペダリングロスが少ないバイクが作れるようになった。
*年表
*関連項目
[[マウンテンバイク]]
[[1970年代]]
[[1980年代前期]]
[[1980年代後期]]
[[1990年代前期]]
[[1990年代後期]]
[[2000年代前期]]
2000年代後期
[[マウンテンバイク競技]]