オートバイのトライアルの真似事を子供が始めたところから、専用の
20インチホイールの
トライアルバイクができ、自転車トライアルが競技になった。
1981年に
UCIに承認されるが、1991年にBIU(国際バイクトライアル連盟)が独立する。
UCIとBIUではルールが違い、BIUは
ペダル・ガードを当てても減点されないが、UCIでは減点される。
バイクは
ハードテイルで
リジッドフォーク。
ギアは後ろのみで、前のギアをぶつけないようなガードがついている。ギア比は軽い。
タイヤは26インチで、後ろは幅2.3~2.5インチと太く、前は2.0インチ程度の軽いタイヤを使う。
ブレーキは後ろは、油圧のリムブレーキで、前は
油圧リムブレーキが基本だが様々。
長いステムに幅の広いハンドル、競技専用車はサドルはない。
1975年、スペインのカタルニア地方で、子供たちがオートバイのトライアルの真似事を自転車で始めたのがきっかけ。
1978年、トライアル用オートバイメーカー「モンテッサ」の開発部門担当で、元スペイン
チャンピオンのペドロ・ピが、世界初のトライアル用自転車「モンテシータT10」を市販し、息子のオット・ピをデモンストレーターに、バルセロナを中心にデモンストレーションしたところ大ヒットした。
その後ペドロは世界初のトライアル用自転車メーカー「モンティー」を創設。
1984年 UCI
世界選手権大会開催