道の駅

みちのえき


国土交通省により登録された、休憩施設と地域振興施設が一体となった施設。

2011年9月現在977箇所ある。


施設

道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、道の駅を核としてその地域の町同士が連携する「地域の連携機能」の3つの機能を併せ持つ。

24時間利用可能な一定数の駐車スペース・トイレ、情報提供施設を備えた施設であることが登録の条件となっている。また、多くの場合、道路や地域の情報を提供する案内人が置かれ、その他、その地域の自主的工夫のなされた施設が設置され、その地域の文化・名所・特産物などを活用したサービスが提供されている。

道の駅は、国や県が基本的な施設である駐車場やトイレを整備し、市町村、またはそれに代わり得る公的な団体(ほとんどは第三セクター)が地域側施設を設置する形が取られる。


背景

モータリゼーションの進展で、長距離ドライブをすることが増え、女性や高齢者のドライバーが増加する中で、高速道路のサービスエリアのように、一般道にも誰でも24時間自由に立ち寄れ利用することができる休憩施設が求められるようになった。

また、これらの休憩施設では、道路利用者に対してその地域の文化・名所・特産物などを活用したサービスを提供することが望まれ、さらに、これらの施設が鉄道の駅のような地域の核となり、道路を介した地域連携が促進されるなどの効果も期待される。

1993年4月に、旧建設省(現国土交通省)と地方自治体の協力で、全国で103箇所が登録されたのを皮切りに、現在全国各地に設置されている。






関連項目











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旅用語 「み」
最終更新:2011年09月17日 15:37