29インチ




マウンテンバイクの車輪サイズの規格のひとつ。
700C規格(ワイヤードオン、リム直径622mm)のことだが、太さ2.25インチ(57.15mm)のタイヤを取り付けた場合の外径がほぼ29インチ(736.6mm)になることから29インチと呼ばれる。
この規格を採用したマウンテンバイクは29er(トゥーナイナー)と呼ばれる。


マウンテンバイクの従来のサイズである26インチHE(リム直径559mm)より63mm直径が大きいため、同じ太さのタイヤをはいた場合に直径が63mm(約2.5インチ)大きくなる。
それによる走破性の向上から提唱された。
2001年にゲイリーフィッシャーが発表してからしばらくは、タイヤフォークの少なさがネックだったが、徐々に29インチのマウンテンバイク・パーツを発売するブランドが増えていった。
2010年頃からはマウンテンバイクに占める割合が多くなり、一般的な規格となった。

歴史

  • 2001年:ゲイリーフィッシャー
  • 2011年5月22日:ワールドカップXC第2戦で、ヤロスラブ・クルハヴィが29インチで初めてワールドカップを優勝。その後も勝利を重ね年間総合優勝。




関連項目


















最終更新:2013年10月20日 13:51