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*ボトムブラケットシェル
自転車のフレームの一部。BBシェルと略される。
クランクの回転を支持するボトムブラケットを装着する。
**規格
***JIS(ISO、イングリッシュ、ユーロ)
・内径1.37インチ(34.8mm)、ネジ切り(左正ネジ・右逆ネジ)、シェル幅68mm・73mm
・採用自転車:ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク等、レース用BMX、フラットランド用BMX
右側がクランクの回転で緩まないよう、逆ネジになっている。
シェル幅68mmは73mmはマウンテンバイク及びクロスバイク等(MTBと同じエンド幅135mm規格の自転車)の規格。
ダウンヒルバイク用の83mmや100mmも存在する。
ストリート・フラットランド用BMXでも軽量化のため一時期使われたが、ベアリング径が小さいため、強度が必要なストリートには使われなくなった。フラットランド用BMXでは現在でも使われているが、スパニッシュに移行しつつある。
***イタリアン
・内径36mm、ネジ切り(左右正ネジ)、シェル幅70mm
・採用自転車:一部のヨーロッパブランドのロードバイク
JISと構造は同じだが、内径が違うため互換性はない。また、両側とも正ネジとなっている。
***BB30
・内径42mm、圧入、シェル幅68mm
・採用自転車:ロードバイク、XC系マウンテンバイク
キャノンデールが2000年に発表した規格。
ベアリングを直接圧入する。ベアリングが奥に入り込まないようにするための、サークリップというスナップリングをはめるための溝がある。
ベアリングカップを排除することによる軽量化と、大口径化してクランク軸を30mmと太くすることによる高剛性化をねらっている。
***プレスフィット30
・圧入、シェル幅68mm
スラムが提唱する規格。
BB30と同じベアリングをカップに入れたBBを圧入する。
クランクはBB30と同じ規格のものを使える。
***BB386EVO
・圧入、シェル幅86.5mm
・採用自転車:ロードバイク
FSAが提唱する規格。シェル幅の広いプレスフィット30のようなもの。
クランク軸の長さが90mmなので、BB30用のクランクと互換性はない。
軸長が同じホローテックⅡ等の2ピースクランクはアダプターでダウンサイジングすれば装着可能。
BHが採用。
***プレスフィットBB86
・内径41mm、圧入、シェル幅86.5mm
・採用自転車:ロードバイク
BBシェルにBBを圧入する。
ユーロBBシェル+インテグレーテッドBBと、BB外側の幅が同じ(90mm)で、ベアリングの内径も同じ(24mm)ため、クランクに互換性がある。
ジャイアント、スコット等が採用。
***プレスフィットBB92
・内径41mm、シェル幅91.5mm
・採用自転車:XC系マウンテンバイク
プレスフィットBB86のMTB版。幅が5mm広い。
ユーロBB+インテグレーテッドBBと、BB外側の幅が同じ(95mm)で、ベアリングの内径も同じ(24mm)ため、クランクに互換性がある。
***BB90
・シェル幅
トレックの規格
BBシェルにベアリングを直接圧入する。
シェル幅90mm。
プレスフィットBBと同じように、ホローテックⅡ等の2ピースクランクがつけられる。
トレックのみ採用。
***アメリカン
・内径51mm、圧入
・採用自転車:BMX
カップに圧入されたベアリングを、BBシェルに圧入する。
かつてはBMXの主流の規格だったが、重量が重いためスパニッシュBBやミッドBBに置き換わり、現在では安価なモデルにのみ見られる。
ダートジャンプ用のマウンテンバイクにも一時期見られたが、現在では見られない。
***スパニッシュ
・内径37mm、圧入
・採用自転車:フラットランド用BMX、ストリート用BMX、ストリート用MTB
flyバイクが考案した規格。
BBシェルにベアリングを直接圧入する。
***ミッドBB
・内径41mm、圧入
・採用自転車:ストリート用BMX
スパニッシュBBと同じく方式だが、ベアリングの径が異なる。
アメリカンBBのベアリングを直接圧入する。
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**関連項目
#RELATED
*ボトムブラケットシェル
自転車のフレームの一部。BBシェルと略される。
クランクの回転を支持するボトムブラケットを装着する。
**規格
***JIS(ISO、イングリッシュ、ユーロ)
・内径1.37インチ(34.8mm)、ネジ切り(左正ネジ・右逆ネジ)、シェル幅68mm・73mm
・採用自転車:ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク等、レース用BMX、フラットランド用BMX
右側がクランクの回転で緩まないよう、逆ネジになっている。
シェル幅68mmは73mmはマウンテンバイク及びクロスバイク等(MTBと同じエンド幅135mm規格の自転車)の規格。
ダウンヒルバイク用の83mmや100mmも存在する。
ストリート・フラットランド用BMXでも軽量化のため一時期使われたが、ベアリング径が小さいため、強度が必要なストリートには使われなくなった。フラットランド用BMXでは現在でも使われているが、スパニッシュに移行しつつある。
***イタリアン
・内径36mm、ネジ切り(左右正ネジ)、シェル幅70mm
・採用自転車:一部のヨーロッパブランドのロードバイク
JISと構造は同じだが、内径が違うため互換性はない。また、両側とも正ネジとなっている。
***BB30
・内径42mm、圧入、シェル幅68mm
・採用自転車:ロードバイク、XC系マウンテンバイク
キャノンデールが2000年に発表した規格。
ベアリングを直接圧入する。ベアリングが奥に入り込まないようにするための、サークリップというスナップリングをはめるための溝がある。
ベアリングカップを排除することによる軽量化と、大口径化してクランク軸を30mmと太くすることによる高剛性化をねらっている。
***プレスフィット30
・圧入、シェル幅68mm
スラムが提唱する規格。
BB30と同じベアリングをカップに入れたBBを圧入する。
クランクはBB30と同じ規格のものを使える。
***BB386EVO
・圧入、シェル幅86.5mm
・採用自転車:ロードバイク
FSAが提唱する規格。シェル幅の広いプレスフィット30のようなもの。
クランク軸の長さが90mmなので、BB30用のクランクと互換性はない。
軸長が同じホローテックⅡ等の2ピースクランクはアダプターでダウンサイジングすれば装着可能。
BHが採用。
***プレスフィットBB86
・内径41mm、圧入、シェル幅86.5mm
・採用自転車:ロードバイク
BBシェルにBBを圧入する。
ユーロBBシェル+インテグレーテッドBBと、BB外側の幅が同じ(90mm)で、ベアリングの内径も同じ(24mm)ため、クランクに互換性がある。
ジャイアント、スコット等が採用。
***プレスフィットBB92
・内径41mm、シェル幅91.5mm
・採用自転車:XC系マウンテンバイク
プレスフィットBB86のMTB版。幅が5mm広い。
ユーロBB+インテグレーテッドBBと、BB外側の幅が同じ(95mm)で、ベアリングの内径も同じ(24mm)ため、クランクに互換性がある。
***BB90
・シェル幅90mm、圧入
トレックの規格
BBシェルにベアリングを直接圧入する。
プレスフィットBBと同じように、ホローテックⅡ等の2ピースクランクがつけられる。
トレックのみ採用。
***BB65
・65mm
ルックの規格。
ワンピースのクランク
ルック695のみ採用
***アメリカン
・内径51mm、圧入
・採用自転車:BMX
カップに圧入されたベアリングを、BBシェルに圧入する。
かつてはBMXの主流の規格だったが、重量が重いためスパニッシュBBやミッドBBに置き換わり、現在では安価なモデルにのみ見られる。
ダートジャンプ用のマウンテンバイクにも一時期見られたが、現在では見られない。
***スパニッシュ
・内径37mm、圧入
・採用自転車:フラットランド用BMX、ストリート用BMX、ストリート用MTB
flyバイクが考案した規格。
BBシェルにベアリングを直接圧入する。
***ミッドBB
・内径41mm、圧入
・採用自転車:ストリート用BMX
スパニッシュBBと同じく方式だが、ベアリングの径が異なる。
アメリカンBBのベアリングを直接圧入する。
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**関連項目
#RELATED