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ボトムブラケットシェル - (2011/07/01 (金) 00:36:06) の1つ前との変更点

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*ボトムブラケットシェル 自転車のフレームの一部。BBシェルと略される。 クランクの回転を支持するボトムブラケットを装着する。 **規格 ***JIS(ISO、イングリッシュ、ユーロ) ・内径1.37インチ(34.8mm)、ネジ切り(左正ネジ・右逆ネジ)、シェル幅68mm・73mm ・採用自転車:ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク等、レース用BMX、フラットランド用BMX 右側がクランクの回転で緩まないよう、逆ネジになっている。 シェル幅68mmは73mmはマウンテンバイク及びクロスバイク等(MTBと同じエンド幅135mm規格の自転車)の規格。 ダウンヒルバイク用の83mmや100mmも存在する。 ストリート・フラットランド用BMXでも軽量化のため一時期使われたが、ベアリング径が小さいため、強度が必要なストリートには使われなくなった。フラットランド用BMXでは現在でも使われているが、スパニッシュに移行しつつある。 ***イタリアン ・内径36mm、ネジ切り(左右正ネジ)、シェル幅70mm ・採用自転車:一部のヨーロッパブランドのロードバイク JISと構造は同じだが、内径が違うため互換性はない。また、両側とも正ネジとなっている。 ***BB30 ・内径42mm、圧入、シェル幅68mm ・採用自転車:ロードバイク、XC系マウンテンバイク キャノンデールが2000年に発表した規格。 ベアリングを直接圧入する。ベアリングが奥に入り込まないようにするための、サークリップというスナップリングをはめるための溝がある。 ベアリングカップを排除することによる軽量化と、大口径化してクランク軸を30mmと太くすることによる高剛性化をねらっている。 ***プレスフィット30 ・圧入、シェル幅68mm スラムが提唱する規格。 BB30と同じベアリングをカップに入れたBBを圧入する。 クランクはBB30と同じ規格のものを使える。 ***BBライト ・採用自転車:ロードバイク サーヴェロの規格。BB30規格のQファクターを狭めたもの。 サーヴェロR5caが採用。 ***BB386EVO ・圧入、シェル幅86.5mm ・採用自転車:ロードバイク FSAが提唱する規格。シェル幅の広いプレスフィット30のようなもの。 クランク軸の長さが90mmなので、BB30用のクランクと互換性はない。 軸長が同じホローテックⅡ等の2ピースクランクはアダプターでダウンサイジングすれば装着可能。 BHが採用。 ***プレスフィットBB86 ・内径41mm、圧入、シェル幅86.5mm ・採用自転車:ロードバイク BBシェルにBBを圧入する。 ユーロBBシェル+インテグレーテッドBBと、BB外側の幅が同じ(90mm)で、ベアリングの内径も同じ(24mm)ため、クランクに互換性がある。 ジャイアント、スコット等が採用。 ***プレスフィットBB92 ・内径41mm、シェル幅91.5mm ・採用自転車:XC系マウンテンバイク プレスフィットBB86のMTB版。幅が5mm広い。 ユーロBB+インテグレーテッドBBと、BB外側の幅が同じ(95mm)で、ベアリングの内径も同じ(24mm)ため、クランクに互換性がある。 ***BB90 ・シェル幅90mm、圧入 トレックの規格 BBシェルにベアリングを直接圧入する。 プレスフィットBBと同じように、ホローテックⅡ等の2ピースクランクがつけられる。 トレックのみ採用。 ***BB65 ・65mm ルックの規格。 ワンピースのクランク ルック695のみ採用 ***アメリカン ・内径51mm、圧入 ・採用自転車:BMX カップに圧入されたベアリングを、BBシェルに圧入する。 かつてはBMXの主流の規格だったが、重量が重いためスパニッシュBBやミッドBBに置き換わり、現在では安価なモデルにのみ見られる。 ダートジャンプ用のマウンテンバイクにも一時期見られたが、現在では見られない。 ***スパニッシュ ・内径37mm、圧入 ・採用自転車:フラットランド用BMX、ストリート用BMX、ストリート用MTB flyバイクが考案した規格。 BBシェルにベアリングを直接圧入する。 ***ミッドBB ・内径41mm、圧入 ・採用自転車:ストリート用BMX スパニッシュBBと同じく方式だが、ベアリングの径が異なる。 アメリカンBBのベアリングを直接圧入する。 ---- **関連項目 #RELATED
*ボトムブラケットシェル 自転車のフレームの一部。BBシェルと略される。 クランクの回転を支持するボトムブラケットを装着する。 **規格 ***JIS(ISO、イングリッシュ、ユーロ) ・内径1.37インチ(34.8mm)、ネジ切り(左正ネジ・右逆ネジ)、シェル幅68mm・73mm ・採用自転車:ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク等、レース用BMX、フラットランド用BMX 右側がクランクの回転で緩まないよう、逆ネジになっている。 シェル幅68mmは73mmはマウンテンバイク及びクロスバイク等(MTBと同じエンド幅135mm規格の自転車)の規格。 ダウンヒルバイク用の83mmや100mmも存在する。 ストリート・フラットランド用BMXでも軽量化のため一時期使われたが、ベアリング径が小さいため、強度が必要なストリートには使われなくなった。フラットランド用BMXでは現在でも使われているが、スパニッシュに移行しつつある。 ***イタリアン ・内径36mm、ネジ切り(左右正ネジ)、シェル幅70mm ・採用自転車:一部のヨーロッパブランドのロードバイク JISと構造は同じだが、内径が違うため互換性はない。また、両側とも正ネジとなっている。 ***BB30 ・内径42mm、圧入、シェル幅68mm ・採用自転車:ロードバイク、XC系マウンテンバイク キャノンデールが2000年に発表した規格。 ベアリングを直接圧入する。ベアリングが奥に入り込まないようにするための、サークリップというスナップリングをはめるための溝がある。 ベアリングカップを排除することによる軽量化と、大口径化してクランク軸を30mmと太くすることによる高剛性化をねらっている。 ***プレスフィット30 ・圧入、シェル幅68mm スラムが提唱する規格。 BB30と同じベアリングをカップに入れたBBを圧入する。 クランクはBB30と同じ規格のものを使える。 ***BBライト ・採用自転車:ロードバイク サーヴェロの規格。BB30規格のQファクターを狭めたもの。 サーヴェロR5caが採用。 ***BB386EVO ・圧入、シェル幅86.5mm ・採用自転車:ロードバイク FSAが提唱する規格。シェル幅の広いプレスフィット30のようなもの。 クランク軸の長さが90mmなので、BB30用のクランクと互換性はない。 軸長が同じホローテックⅡ等の2ピースクランクはアダプターでダウンサイジングすれば装着可能。 BHが採用。 ***プレスフィットBB86 ・内径41mm、圧入、シェル幅86.5mm ・採用自転車:ロードバイク BBシェルにBBを圧入する。 ユーロBBシェル+インテグレーテッドBBと、BB外側の幅が同じ(90mm)で、ベアリングの内径も同じ(24mm)ため、クランクに互換性がある。 ジャイアント、スコット等が採用。 ***プレスフィットBB92 ・内径41mm、シェル幅91.5mm ・採用自転車:XC系マウンテンバイク プレスフィットBB86のMTB版。幅が5mm広い。 ユーロBB+インテグレーテッドBBと、BB外側の幅が同じ(95mm)で、ベアリングの内径も同じ(24mm)ため、クランクに互換性がある。 ***BB90 ・シェル幅90mm、圧入 トレックの規格 BBシェルにベアリングを直接圧入する。 プレスフィットBBと同じように、ホローテックⅡ等の2ピースクランクがつけられる。 トレックのみ採用。 ***BB65 ・65mm ルックの規格。 ワンピースのクランク ルック695のみ採用 ***アメリカン ・内径51mm、圧入 ・採用自転車:BMX カップに圧入されたベアリングを、BBシェルに圧入する。 かつてはBMXの主流の規格だったが、重量が重いためスパニッシュBBやミッドBBに置き換わり、現在では安価なモデルにのみ見られる。 ダートジャンプ用のマウンテンバイクにも一時期見られたが、現在では見られない。 ***スパニッシュ ・内径37mm、圧入 ・採用自転車:フラットランド用BMX、ストリート用BMX、ストリート用MTB flyバイクが考案した規格。 BBシェルにベアリングを直接圧入する。 ***ミッドBB ・内径41mm、圧入 ・採用自転車:ストリート用BMX スパニッシュBBと同じく方式だが、ベアリングの径が異なる。 アメリカンBBのベアリングを直接圧入する。 ---- **関連項目 #RELATED ----

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