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サスペンションフォーク - (2008/12/23 (火) 01:45:41) の最新版との変更点
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*サスペンションフォーク
[[サスペンション]]の機能が組み込まれた[[フォーク]]のこと。
現在の[[マウンテンバイク]]はこれが装着されているのが一般的である。
テレスコピック式のサスペンションを、[[ホイール]]をはさむように二本配置したものがほとんど。
正立が一般的で、上からステアリングコラム、クラウン、[[インナーチューブ]]、アウターチューブの順になっている。
[[インナーチューブ]]とアウターチューブが逆になっているものを倒立と言う。
サスペンションと[[ステアリングコラム]]をつなぐ[[クラウン]]がヘッド部分の下に一つあるのをシングルクラウン、上下にありヘッドチューブをはさむようになっているのをダブルクラウンと言う。
それ以外の方式には、[[ステアリングコラム]]内にサスペンションが組み込まれている[[キャノンデール]]の[[ヘッドショック]]や、リンク式になっているものなどがある。
ストローク量は、クロスカントリーレース用の80mmから、ダウンヒルレース用の200mmのものまである。
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**主なサスペンションフォークブランド
・[[ロックショックス]]
・[[マニトウ]]
・[[マルゾッキ]]
・[[フォックスレーシングショックス]]
・[[マグラ]]
・[[ヘッドショック]]
・[[コーワ]]
・[[テックイン]]
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**サスペンションフォークの歴史
・1990年
[[ロックショックス]] RS1発売。
[[マニトウ]]、[[マルゾッキ]]など数社からマウンテンバイク用サスペンションフォークが発表された。
・1992年
ロックショックス MAG20発売。
・1993
ロックショックス MAG21、クワドラ発売。
・1994
ロックショックス MAG21SLTi発売。
・1995
ロックショックス [[ジュディー]]シリーズ発売。「DH」(80mm)、SL、XC(60mm)
マニトウ EFC(75mm)、マニトウ4、
・1996
・1997
ロックショックス [[ジュディー]]シリーズモデルチェンジ。ジュディーDHO(100mm)発売。
マルゾッキ [[Z1]]、[[Z2]]発売。
・1998
ロックショックス [[SID]]、[[ボクサー]](151mm)発売。
マニトウ [[Xバート]]シリーズ発売。XバートTi(150mm)
・1999
マニトウ Xバートカーボン(160mm)発売。
・2000
ロックショックス [[ボクサー]]モデルチェンジ(178mm)
マニトウ Xバートカーボンのストロークが180mmにアップ。
マルゾッキ モンスターT、Xフライ発売。
ヘッドショック レフティー発売。
・2001
マルゾッキ [[シバー]]シリーズ発売。
ロックショックス [[サイロ]]シリーズ発売。
・2002
フォックス [[フロート]]、[[ヴァニラ]]シリーズを発売し、フォークに参入。
マニトウ [[ドラド]]、[[ブラック]]シリーズ発売。
マルゾッキ [[マラソン]]、[[ダートジャンパー]]シリーズ発売。
ロックショックス Uターン機構登場。[[デューク]]シリーズ発売。
・2003年
フォックス [[タラス]]、Fシリーズ発売。
マニトウ [[シャーマン]]、[[スカレブ]]シリーズ発売。
・2004年
マルゾッキ [[888]]シリーズ発売。
・2005年
マニトウ [[ニクソン]]シリーズ発売。
マルゾッキ [[66]]、[[オールマウンテン]]シリーズ発売。
ロックショックス [[リーバ]]、[[パイク]]シリーズ発売。
・2006年
マニトウ [[トラビス]]、[[ゴールドラベル]]、[[R7]]シリーズ発売。
・2007年
フォックス 32シリーズのアウターが変更。
ロックショックス [[トーテム]]発売。
マルゾッキ フォークロス発売。オールマウンテンの上位モデル新型アウター、20mmアクスル化
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**関連ページ
#RELATED
*サスペンションフォーク
&FURIGANA(さすぺんしょんふぉおく)
[[サスペンション]]が組み込まれた[[フォーク]]。
主に[[マウンテンバイク]]に用いられる。
1990年代後半移行の[[マウンテンバイク]]では装着されているのが一般的である。
**形状
サスペンションの形式による分類
・[[テレスコピックサスペンション]]
・[[リンク式サスペンションフォーク]]
・[[ヘッドショック]]
[[クラウン]]の数による分類
・[[シングルクラウン]]
・[[ダブルクラウン]]
**構造
テレスコピックサスペンションの場合、アウターチューブ内にスプリングとダンパーが入っている。
リンク式サスペンションの場合は、専用のサスペンションユニットか、リアサスペンションユニットをリンクに組み込んでいる。
**ストローク
街乗りでの段差の衝撃吸収のために小径車やクロスバイクに使用される30mm程度のものから、ダウンヒルレースで使われる200mmまで、用途に応じて様々な長さのものがある。
・街乗り(クロスバイク、小径車):〜80mm
・クロスカントリー:80〜100mm
・トレイル:80〜150mm
・ダートジャンプ・ストリート:80〜100mm
・フォークロス:100mm
・フリーライド・ダウンヒル:130〜200mm
・ダウンヒルレース:180〜200mm
**主なサスペンションフォークブランド
・[[ロックショックス]]
・[[マニトウ]]
・[[マルゾッキ]]
・[[フォックスレーシングショックス]]
・[[マグラ]]
・[[ヘッドショック]]
・[[コーワ]]
・[[テックイン]]
・[[DT]]
**サスペンションフォークの歴史
1990年の[[ロックショックス]]を初めに、その後[[マルゾッキ]]や[[マニトウ]]など数社からサスペンションフォークが発売され、開発競争が始まった。
当初は高価で信頼性の低いものだったが、競技で使用される中で改良が進んでいった。
90年代半ばには完成車の上位モデルに採用されるようになり、90年代末にはサスペンションフォークがついているのが当たり前となる。
1990年代半ば以降、競技に使用される中で、その競技の性質によって分化が進んでいった。
まず、ダウンヒル向けにロングストローク化したモデルが分化した。
1995年の80mm程度だったストロークは年々増えていった。走破性が増し、コースの難易度が上がり、という繰り返しで2000年ごろには180mm程度と倍以上のストロークとなった。それに伴い、[[ダブルクラウン]]や20mmアクスルが採用され高剛性化も図られた。
クロスカントリー向けのモデルはペダリングロスとの兼ね合いから80mm程度に留まった。
重量増のデメリットを抑えるための軽量化が進んでいった。また、レースではペダリングロスを抑えるためさらに短いストロークのモデルが使われることがあった。
ロングストローク化と軽量化で二極化する中、[[デュアルスラローム]]などの短距離系の下り競技では、ジャンプなどに耐えられるフォークが求められるため、1990年代末に100mm程度のストロークでクロスカントリー向けのモデルより剛性を上げたモデルが現われる。またこれは、この頃生まれた競技志向ではない[[フリーライド]]にも使われるようになる。
2000年代初めに、XCは80mm程度、DHは180~200mm程度にストロークは落ち着いた。
動く量ではなく動きの質が追求されるようになり、各社はダンパーの開発を競った。
フリーライドが盛んになり、シングルクラウンで130mm程度までストロークが伸び、可変ストロークが開発された。
2000年代中頃には、シングルクラウンのロングストローク化は年々進み、最長180mmとダウンヒルフォークと変わらないストロークを達成した。
ダンパーの性能はさらに向上し、ペダリングロスのないロングストロークのサスペンションが可能となる。
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**関連項目
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#RELATED
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