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コンポーネント - (2011/07/09 (土) 10:01:07) のソース

*コンポーネント
&FURIGANA(こんぽおねんと)



[[クランク]]、[[チェーン]]、[[ディレイラー]]、[[シフター]]、[[カセットスプロケット]]、[[ブレーキ]]、[[ブレーキレバー]]、[[ハブ]]など自転車を構成する主要な部品群のこと。略して「コンポ」と呼ぶ。

各メーカーごとに、数グレードのコンポーネントがある。

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**各社のコンポーネント
***シマノ
・[[マウンテンバイク]]用
[[XTR]] [[セイント]] [[デオーレXT]] [[SLX]] [[デオーレ]]

・ロードバイク用
[[デュラエース]] [[アルテグラ]] [[105]] [[ティアグラ]] [[ソラ]]

***[[スラム]]
・マウンテンバイク用
X.O X-9 X-7

・ロードバイク用
レッド フォース ライバル

***[[カンパニョーロ]]
・ロードバイク用
レコード コーラス ケンタウル ベローチェ ミラージュ

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**歴史
・コンポーネント販売
昔は、それぞれの部品は各専門メーカーが開発・製作・販売していたが、1970年代後半に島野工業が、自社製品をなるべく多く完成車メーカーに買ってもらうための戦略として自転車部品をセット販売しコンポーネントと呼んだ。

変速機の革新に従い、互換性に問題が出てきており、完成車メーカーとしても、デザインがそろい、互換性問題が少ないセット物での販売は好ましいものだったため、この売り方は功を奏した。
そのため、各メーカもこぞって自社製品をシリーズ化し、コンポーネントと同じような方法で販売されるようになった。
ただ、カンパニョーロは同じ名前を使いたくなかったのかグループセットと呼んでいる。

最初の島野工業のコンポーネントシリーズとして発売されたDura Aceは、以前から売られていたものの寄せ集めだったが、その後はグループごとに開発が進み、グループごとに特徴があるコンポーネントへとなっていった。

・メーカーの淘汰
現在、自転車部品を広範に作ることが出来るコンポーネントメーカーは非常に少ない。

古くは、日本の前田工業(サンツアー)、イタリアのジピエンメ、レジナ、フランスのマビック、ドイツのザックス、スイスのエドコ、スペインのゼウスなどからもセット販売があった。

多くのメーカーは技術革新について行けず、シェアを落とし、生産を停止していき、ロードバイク用はシマノとカンパニョーロの二社に、マウンテンバイク用はシマノの一社に絞られていった。

その中でスラムは新しく興ったメーカーで、マウンテンバイク用のシフターである、[[グリップシフト]]で成長し、コンポーネントメーカーへとなっていき、徐々にシェアを伸ばしていった。そして、ロードバイク用にも進出した。

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**関連項目
#RELATED



・タグ  &TAGS()


















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