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マウンテンバイク競技 - (2006/11/09 (木) 06:55:52) のソース

*マウンテンバイク競技

1970年代にマウンテンバイクが始まった当初は、下りのみのタイムを競うものだった。 

1980年代に入り、専用のフレームや、パーツが開発され、現在のマウンテンバイクの原型ができあがったことでより自由に走り回れるようになった。 
スキー競技を参考に、クロスカントリー、スラローム、ダウンヒル、ヒルクライムといった競技手法が確立した。 
この当時はまだ、競技ごとに機材の差はなく、選手もすべての競技を行う場合が多かった。 

1990年代に、マウンテンバイク用のサスペンションが開発されると、一気にクロスカントリーバイクとダウンヒルバイクに分かれていく。 
競技人口の増加もあり、選手もクロスカントリーのような持久系の競技と、スラローム・ダウンヒルのような技術・瞬発系の競技に分かれた。 

長いサスペンションによって格段に走破性のあがったダウンヒルバイクにより、ダウンヒルレースのコースは過激さを増した。 
90年代の後半から「Xゲームズ」によりエクストリームスポーツが注目され、マウンテンバイクもエクストリームスポーツとして、速さを競うレースとは違った乗り方が確立していく。 
レースにおいても、エクストリームスポーツの要素が入ったデュアルが開催されるようになり1998年からUCIワールドカップの種目に加わった。 
また、1996年からクロスカントリーがオリンピック種目に加わった。 

2000年代に入ると、レースにも、クロスカントリー、ダウンヒル、デュアルに替わり四人制になったフォークロスのほかにも多くの種類が生まれた。 
バイクの性能の進化もあってか、長距離の競技に人気が出てきて、ワールドカップでも距離の長いマラソン・クロスカントリーが開催されるようになったほか、12時間・24時間耐久などのエンデューロが各地で開催されるようになった。 
ダウンヒルでも、ダウンヒルマラソンやスーパーDにように、ダウンヒルより距離が長く、多少の登りも含まれるようなものが開催されている。 
エクストリームな乗り方は一般的となり、BMXと同じく、ダートジャンプ、ストリート、スキー・スノーボードのようなスロープスタイルの競技が開催されるようになった。 


*レース
[[クロスカントリー>クロスカントリーレース]]
[[ダウンヒル>ダウンヒルレース]] 
[[フォークロス]]([[デュアル]])
[[マラソン・クロスカントリー]]
[[エンデューロ]]
[[ヒルクライム]]
[[デュアルスラローム]]

*[[トライアル]]

*フリースタイル 
[[ダートジャンプ]] 
[[ストリート]]
[[スロープスタイル]]

*マウンテンバイク競技の歴史

|1977|[[リパック]]と呼ばれるダウンヒルレースのシリーズ戦が開催される。|
|1978|「パール・パス・クランカーツアー」(クレステッドビュート~アスペン)がコロラド州で行われる。|
|1983|1月 NORBA(アメリカマウンテンバイク協会)が組織される。|
|1984|3月 奈良県大河原グランドキャニオンにて、日本初のマウンテンバイク大会が開催。(総合優勝は高橋博選手)|
|1984|8月 群馬県で第1回ビーパルMTBミーティングが開催される。|
|1984|11月 滋賀県琵琶湖バレイスキー場でマウンテンバイクレースが開催。| 
|1987 | NORBAによる「世界選手権大会」がカリフォルニア州マンモスマウンテンリゾートで開催される |
||「日本マウンテンバイク協会」が設立 |