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権利変換 - (2007/10/18 (木) 09:58:22) のソース

*権利変換
けんりへんかん



[[第一種市街地再開発事業]]において、地区内の土地・建築物の権利者がそれぞれの権利に応じて、事業によってできた再開発ビルの床に権利が移し換えられること。
「権変(けんぺん)」と略される。

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宅地の所有権に対しては敷地の所有権と再開発ビルの床を、借地権と建物の所有権に対しては再開発ビルの床を与える。それぞれ従前と従後の価格を見合うようにする(等価変換)。
借家権と担保権はそのまま再開発ビルに移行する。


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**権利変換方式の種類

・原則型
|敷地|従前の土地所有者の共有持分になる。|
|建物|地権者、保留床の買い手の区分所有|
|地上権|床所有者で、土地所有権を持っていない者のために[[地上権]]を設定する。|


・111条型(地上権非設定型)
|敷地|保留床の買い手も含めて、建物の所有者全員の共有持分となる。|

・110条型(全員同意型)

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**関連項目
#RELATED