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ブレーキローター - (2013/06/13 (木) 20:47:23) のソース

*ブレーキローター

&FURIGANA(ぶれえきろおたあ)
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[[ディスクブレーキ]]を構成する部品の一つ。
[[ハブ]]に取り付けられる円盤状の部品。

ハブと一緒に回転し、制動時には、[[ブレーキキャリパー]]に組み込まれた[[ブレーキパッド]]をブレーキローターの両面から押し付けて挟み込み、摩擦を発生させることで制動する。


**材質・形状
一般的には[[ステンレス]]鋼が使われ、放熱性の向上とパッドの摩耗粉を逃がす為に、穴やスリットが開けられる。
・[[ウェーブローター]]:上記の穴空けの効果をさらに高める為に外周部を波形に加工したもの
・[[フローティングローター]]:パッドに接触する外周部と内側を分け、
フローティングピンで接続したもの。熱ひずみによる変形が少ない。
・[[アイステクノロジー]]ローター:シマノの[[XTR]]に採用されているローター。アルミニウムをステンレス鋼の間に挟んだ三層構造にすることで、放熱性を高めている。


**サイズ
***145mm
軽さを重視して[[クロスカントリーバイク]]の後ろに使われることがある。
160mm用インターナショナルの前キャリパーを後に使うとこのサイズになる。

***160mm
標準的なサイズ。6[[インチ]]とも呼ばれる。正確には6.3インチ。

***185mm
160mm用インターナショナルの後キャリパーを前に、
205mm用インターナショナルの前キャリパーを後に使うとこのサイズになる。

***205mm
強い制動力が要求される[[ダウンヒルバイク]]などに使われるサイズ。8インチとも呼ばれる。


**ハブへの取り付け方法
[[ディスクブレーキ]]登場時は各社ばらばらの規格だったが、現在では6穴に統一された。
それとシマノの規格であるセンターロックの二種類がほとんど。

・六穴:スタンダードな規格。ボルト六本でハブに固定する。
・[[センターロック]]:[[シマノ]]の規格。ロックリングでハブに固定する。

・かつてあった規格
・・旧[[マグラ]]規格:六穴でピッチも同じだがオフセットが異なる。
・・旧[[ホープ]]規格:五穴
・・旧[[フォーミュラ]]規格:四穴
・・[[コーダ]]規格:四穴。ピッチは六穴と一緒。
・・[[アンプ]]規格:三穴
・・[[M800系セイント]]専用センターロック:径が太いセンターロック




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**関連項目
#RELATED


・タグ  &tags()



























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