XP 1,600
ハーフエルフ、6レベル・バード
中立にして悪/中型サイズの人型生物(エルフ、人間)
イニシアチブ +1;
感覚 夜目;
〈知覚〉+3
防御
AC 15、接触12、立ちすくみ14(+1反発、+1【敏】、+3鎧)
HP 30 (6d8)
頑健 +1、反応 +6、意志 +6;心術に対して+2、バードの呪芸、[言語依存]、および[音波]に対して+4
完全耐性 睡眠
攻撃
移動速度 30フィート
近接 高品質のレイピア=+6(1d6/18~20)
遠隔 ダガー=+5(1d4/19~20)
特殊攻撃 呪芸18ラウンド/日(打ち消しの調べ、散逸の演技、恍惚の呪芸、自信鼓舞の呪芸+2、勇気鼓舞の呪芸+2、示唆の詞)
修得済みのバード呪文 (術者レベル6;精神集中+10)
戦術
戦闘中 このバードは
ポーション・オヴ・ インヴィジビリティを使って隠れ、
マイナー・イメージで幻覚の戦闘員を作る。押される場合彼女は
サジェスチョンを使って敵を戦闘から離れさせる。
一般データ
【筋】10、
【敏】13、
【耐】8、
【知】14、
【判】12、
【魅】18
基本攻撃 +4;
CMB +4;
CMD 16
特技 《技能熟練:芸能:演劇、朗誦》、《呪文熟練:幻術》、
《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+10、
〈軽業〉+6、〈芸能:演劇、朗誦〉+16、
〈芸能:弦楽器〉+13、
〈呪文学〉+8、
〈真意看破〉+10、
〈脱出術〉+10、
〈知覚〉+3、
〈知識:貴族〉+13、
〈知識:神秘学〉+10、
〈知識:地域〉+14
言語 エルフ語、共通語、竜語
その他の特殊能力 エルフの血、バードの知識+3、博識1回/日、万能なる芸(演劇、朗誦)
戦闘用装備 エリクサー・オヴ・トゥルース、
ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ、
ポーション・オヴ・インヴィジビリティ(2);
その他の装備 +1レザー・アーマー、高品質のレイピア、ダガー、
リング・オヴ・プロテクション+1、ヴァイオリン、13GP
ペテン師が一見した見た目通りの存在であることはない。彼らは大胆な計画を使って騙しおおす。
アゲイル・エンセス Agail Enthess
低位の貴族の振りをする「貴婦人エンセス」は自らのカモ候補を信じさせる為に、考え抜いた生活の場を使用する。彼女の目に見える成果と物惜しみしない生き方は裕福な人々に彼女の成功を納得させ、彼らを様々な投資に導く。
貴婦人エンセスは危険な探索の果てに発見した事にして遺物の紛い物を売る。彼女はそうした贋作の木箱を数個拠点の隠し収納に置いている。エンセスの冒険商売によって、投資家は彼女の危険な探検に見えるものに準備金を置く。その積み重ねられた基金はエンセスの為だけにしか使われない。
エンセスはある地域の採掘権も売却する。彼女は数十年前に採り尽くしたのであろう鉱山を購入し、それからこっそりと未加工の宝石をそこに植える。その後彼女は採掘者を雇ってこの購入物を調査してもらう。彼が莫大な富の報せを持って帰ると、彼女は元々払った金額よりもずっと高値で所有権を売却する。
路上で育ったエンセスは何百もの品を騙し取って生きてきた。馬鹿な富豪から金を楽しんで巻き上げているが、彼女は貧乏人を放っておくほどお高く止まってはいない。彼女が生き抜いてきたのはそうした人々の中であり、最も単純な詐欺のいくつかはそこで学んだ。小さい頃の十八番の1つはガラス落としだ:道行く人にわざとぶつかり、もう割れているガラスの袋を落とし、この袋には高価な花瓶が入っていたと主張し、賠償金を要求するのだ。大人になって冒険を始めると、彼女は嘘の規模を拡大していった。
戦闘遭遇:護衛や提灯持ちの集団に支えられていない限り、アゲイルは戦闘に入らない――必要に応じて乞い、甘言を弄し、取引を持ちかける。十分な支えがいる場合、彼女は(
不可視状態のまま)援護してから奸計を続行する為にその場から離れ、後日安全な場所から復讐する方法を見つける。
ロールプレイの指針:「貴婦人エンセス」は新しい品にいつも目を光らせている。会話では誠実で時に愉快だが、彼女は出会う人それぞれを品定めし、その人物に対して適切な計略を見つけようとする。
XP 2,400
ドワーフ、7レベル・バード
真なる中立/中型サイズの人型生物(ドワーフ)
イニシアチブ +1;
感覚 〈知覚〉+10
防御
AC 16、接触11、立ちすくみ15(+1【敏】、+5鎧)
HP 49 (7d8+14)
頑健 +3、反応 +6、意志 +5;毒、呪文、および擬似呪文能力に対して+2、バードの呪芸、[言語依存]、および[音波]に対して+4
防御能力 防衛訓練(巨人に対するACに+4回避ボーナス)
攻撃
移動速度 20フィート
近接 素手攻撃=+10(1d3+4)または高品質のダガー=+10(1d4+4/19~20)
遠隔 ダガー=+6(1d4+4/19~20)
特殊攻撃 オークおよびゴブリン類の人型生物に対する攻撃ロールに+1、呪芸20ラウンド/日(移動アクション;打ち消しの調べ、散逸の演技、恍惚の呪芸、自信鼓舞の呪芸+3、勇気鼓舞の呪芸+2、示唆の詞)
修得済みのバード呪文 (術者レベル7;精神集中+11)
戦術
一般データ
【筋】18、
【敏】13、
【耐】12、
【知】12、
【判】10、
【魅】18
基本攻撃 +5;
CMB +9;
CMD 20(足払い、突き飛ばしに対して24)
特技 《技能熟練:芸能:お笑い》、
《素手打撃強化》、
《説得力》、《武器熟練:素手攻撃》
技能 〈威圧〉+16、
〈芸能:お笑い〉+17、
〈芸能:朗誦〉+14、
〈交渉〉+6、
〈真意看破〉+10、
〈知覚〉+10(通常のものでない石製の仕掛けに気づく+12)、〈知識:神秘学、ダンジョン探検、地理、歴史、地域、自然、宗教〉+8、
〈はったり〉+14
言語 共通語、ドワーフ語
その他の特殊能力 バードの知識+3、博識1回/日、万能なる芸(お笑い、朗誦)
戦闘用装備 エリクサー・オヴ・ヴィジョン;
その他の装備 +1チェイン・シャツ、高品質のダガー、
ベルト・オヴ・ジャイアント・ストレンクス+2、198GP
賭博師は旅籠の片隅の賭場に居座り、鋭い感性と才能を用いて日銭を稼ぐ。
メリスキー・トロンドア Meliski Traundor
いつも少し酔っ払っているように見えるが、メリスキーの酩酊は単なる演技だ。この詐称によって相手を油断させ、自分をカモだと思わせるのだ。彼らは後で、夜に有り金全てを巻き上げられた時に自分が罠にかけられた事を知ることになる。彼は他人がイカサマしている時にそれを見抜く技を知悉している。
ビールの入った柄付き大杯、山札、そして硬貨の詰まった擦れ切った袋の置かれた旅籠の丸机でメリスキーは他の常連の多くよりも鯨飲する。彼は一晩中、店主がおずおずと彼に店を閉めるから出て行ってくれと乞うまでカード遊びをする。
戦闘遭遇:いかさま師に対し軽く暴力をふるう事のないメリスキーは、カードに関する場合は喧嘩で倒されない。
ロールプレイの指針:メリスキーは夜通し酒場にいて博打をしている。彼は新人を歓迎するが、賭金を吊り上げない者は無視する。
XP 3,200
エルフ、8レベル・バード
混沌にして中立/中型サイズの人型生物(エルフ)
イニシアチブ +3;
感覚 夜目;
〈知覚〉+13
防御
AC 18、接触15、立ちすくみ14(+1回避、+1反発、+3【敏】、+3鎧)
HP 43 (8d8+4)
頑健 +3、反応 +10、意志 +7;心術に対して+2、バードの呪芸、[言語依存]、および[音波]に対して+4
完全耐性 睡眠
攻撃
移動速度 30フィート
近接 レイピア=+7/+2(1d6+1/18~20)
遠隔 +1ロングボウ=+10/+5(1d8+1/×3)
特殊攻撃 呪芸21ラウンド/日(移動アクション;打ち消しの調べ、悲運の葬送歌、散逸の演技、恍惚の呪芸、自信鼓舞の呪芸+3、勇気鼓舞の呪芸+2、示唆の詞)
修得済みのバード呪文 (術者レベル8;精神集中+11)
戦術
一般データ
【筋】13、
【敏】16、
【耐】10、
【知】10、
【判】10、
【魅】17
基本攻撃 +6;
CMB +7;
CMD 22
特技 《回避》、
《機動射撃》、
《強行突破》、
《近距離射撃》
技能 〈隠密〉+14、
〈軽業〉+7、
〈芸能:舞踏〉+16、
〈脱出術〉+14、
〈知覚〉+13、〈知識:神秘学、地域、自然、次元界〉+8、
〈手先の早業〉+11、
〈登攀〉+10、
〈はったり〉+12
言語 エルフ語、共通語
その他の特殊能力 エルフの魔法、バードの知識+4、博識1回/日、万能なる芸(舞踏、お笑い)、武器精通
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ(2)、
ポーション・オヴ・イーグルズ・スプレンダー、
ポーション・オヴ・インヴィジビリティ;
その他の装備 +1レザー・アーマー、
+1ロングボウとアロー20本、レイピア、
クローク・オヴ・レジスタンス+1、
リング・オヴ・プロテクション+1、45GP
路上壁画家は都政に関し能弁であるか、ちょっと狂っているか、その両方だ。彼らの芸術とその声明で喜ぶ者もいるが、この芸術家の画布にされた建物の所有者は頭を悩ませる。
テルキニール“アレイキャット”オーバスト Telkineel "Alleycat" Orbast
このエルフは都市中に傑作を創り、舗装路や壁を彩る。彼は名前の代わりに猫の足跡を描くことで作品に署名する。そうした芸術を落書きと呼ぶ者もおり、彼らが長い間それに目を留める事は稀である。
テルキニールは熟練の踊り手でもあり軽業師でもあり、見る者を驚嘆させる。彼は長い年月をかけ、数ダースもの文化の舞踏を修めている。その驚くべき技の1つに、2本の街頭の間に渡した縄の上で踊るものがある。この芸が彼の渾名の元になっており、観衆から最も硬貨を取得できる。
戦闘遭遇:テルキニールは、彼が描いた芸術を評価しない警邏に攻撃されることがある。彼はなるべくすぐに逃げ、手助けしてくれた人への感謝に足を止める事は稀だ。
ロールプレイの指針:快活で気まぐれなテルキニールはムキになることもある。彼は謎めいた口ぶりになる癖があり、解読できたならこの都市と住人についての真実を明かす。
XP 4,800
人間、9レベル・バード
秩序にして悪/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +1;
感覚 〈知覚〉+9
防御
AC 12、接触12、立ちすくみ11(+1反発、+1【敏】)
HP 44 (9d8)
頑健 +3、
反応 +7、
意志 +8;バードの呪芸、[言語依存]、および[音波]に対して+4
防御能力 ミスディレクション
攻撃
移動速度 30フィート
近接 高品質のクラブ=+6/+1(1d6-1)
特殊攻撃 呪芸24ラウンド/日(移動アクション;打ち消しの調べ、悲運の葬送歌、散逸の演技、恍惚の呪芸、自信鼓舞の呪芸+3、勇気鼓舞の呪芸+2、武勇鼓舞の呪芸、示唆の詞)
修得済みのバード呪文 (術者レベル9;精神集中+13)
戦術
一般データ
残虐な教師は素晴らしい知識を教示するが、その大半は戦闘手段だ。
オーマル・アルデム Ormal Ardem
鬱屈し体が弱いアルデム先生は生徒を威圧し、他の教師を悩ませる。彼は、誰もが一度は彼の授業を通過しなければならない程に大学内で地位を固めている。彼が二度目の機会を与えたことはなく、宿題それぞれについて粗探しをする。
アルデムは言語と独り芝居に長け、またその博識さは知性の劣る者を唖然とさせ、これによって彼は自分より下と思えた者を見縊っている。彼は自分を、演繹によってどんな未知をも見通せる天才だと見做している。
アルデム先生は、人は楽に生きるべきではないと信じている。彼は学校の曖昧な定款を使って他の教師の給料の使途と趣味を制限する。彼は科目から占術系統を省きさえしたが、彼は未だ独自にその魔法を使っている。
石頭だが、アルデムは鍵盤楽器に対しては優しさを見せる。彼の熟達した指はピアノやハープシコードの鍵盤の上を踊り、恐ろしく繊細な音色を生む。彼の音楽会の聴衆の付き添いで来た者は、この容赦の無い男がこの瞬間だけは美しくなるのを目撃することになる。
戦闘遭遇:戦闘を強いられた場合、アルデムは助けるよう生徒を呼ぶ。彼は自分以外が生徒や仲間の教員に暴力をふるい困らせることに耐えられず、そして厚かましい信頼を以って助けに入る。
ロールプレイの指針:オーマルは弁舌や作法の僅かな失敗さえも貶す。彼から謙遜まで引き出せた者には、彼は長年の授業と経験のお陰で素晴らしい情報源となれるだろう。
XP 6,400
人間、10レベル・バード
中立にして悪/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +2;
感覚 〈知覚〉+15
防御
AC 13、接触13、立ちすくみ11(+1反発、+2【敏】)
HP 58 (10d8+10)
頑健 +4、反応 +9、意志 +9;バードの呪芸、[言語依存]、および[音波]に対して+4
攻撃
移動速度 30フィート
近接 +1ライト・メイス=+10/+5(1d6)
遠隔 +1ブロウガン=+11/+6(1d2+1)
特殊攻撃 呪芸29ラウンド/日(移動アクション;打ち消しの調べ、悲運の葬送歌、散逸の演技、恍惚の呪芸、自信鼓舞の呪芸+3、勇気鼓舞の呪芸+2、武勇鼓舞の呪芸、示唆の詞)
修得済みのバード呪文 (術者レベル10;精神集中+17)
戦術
一般データ
霊媒師は失われた恋人がいる者、あるいは
大いなる彼方と接触を持ちたいと望む感受性の強い心の持ち主を食い物にする。
ハルバート・ネリック Halbert Nerik
変わった小物がこの山師の家を気味の悪い博物館に変えている。降霊の間、彼は呪文と一般的な準備を使って霊がいるかのように見せる。実際には霊を支配する力はないが、ハルバートは超常的な力の源泉である振りをする。
ハルバートは獲物を選び、調査し、その悲しみを食べる。調査した正確な情報を繰り返すことで失われた恋人として振る舞う彼は裕福な顧客の信頼を勝ち取る。信用を得ると彼は、自分に気前よく贈り物をくれるよう霊に主張させる。
戦闘遭遇:騙された時に暴力で対応する常連もいる。ハルバートは用心棒で彼らを屈服させる。
ロールプレイの指針:ハルバートは思いやりがあるよう見せるが、気にしているのは彼らからどれだけ硬貨が引き出せるかだけだ。
最終更新:2020年08月06日 23:54