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デヴィル:ドラウニング・デヴィル Devil, Drowning

この蛇のようなクリーチャーには鰭のような翼、羊の角、4つの目、数多の触手で終わる腕がある。

ドラウニング・デヴィル(サルグラゴン) 脅威度8 Drowning Devil(Sarglagon)

経験点4,800
LE/大型サイズの来訪者他次元界秩序デヴィル
イニシアチブ +7; 感覚 暗視60フィート、暗闇を見通すシー・インヴィジビリティ〈知覚〉+17
オーラ 重荷重のオーラ(10フィート、DC18)
防御
AC 21、接触17、立ちすくみ13(+1回避、+4外皮、-1サイズ、+7【敏】)
hp 103(9d10+54)
頑健 +12、反応 +10、意志 +11
DR 5/善; 完全耐性 [火]、毒; 抵抗 [酸]10、[冷気]10; SR 19
攻撃
移動速度 30フィート、飛行30フィート(標準)、水泳40フィート
近接 噛みつき=+15(2d6+5)、叩きつけ(×2)=+15(1d8+5、加えて“”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 溺死、
擬似呪文能力 (術者レベル12;精神集中+16)
一般データ
【筋】20、【敏】25、【耐】23、【知】16、【判】20、【魅】19
基本攻撃 +9; CMB +17; CMD 33(足払いされない)
特技 《回避》《風の如き脚》《軽妙なる戦術》《武器の妙技》《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+16、〈隠密〉+15、〈交渉〉+16、〈真意看破〉+17、〈水泳〉+25、〈知覚〉+17、〈知識:次元界〉+15、〈知識:自然〉+15、〈はったり〉+16、〈飛行〉+5
言語 共通語、地獄語、天上語、竜語;テレパシー100フィート
生態
出現環境 気候問わず/(地獄界ヘル)
編成 単体、2体、または護衛官(3~10)
宝物 標準
特殊能力
溺死(超常)/Drown 全ラウンド・アクションとして、ドラウニング・デヴィルは30フィート以内の1体の目標に濁った水を肺に招来することができる。目標が水中で呼吸をすることができないならば、息をすることができなくなり、すぐさま溺れ始める。次のターン開始時に、目標はこの水を吐き出すためのDC18の頑健セーヴに成功するか、気絶状態となり0ヒット・ポイントとならなければならない。次のラウンドで目標は再びセーヴに成功するか-1ヒット・ポイントとなり瀕死状態となる;3ラウンド目に再びセーヴに成功するか死ぬ。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
重荷重のオーラ(超常)/Heavy Aura クリーチャーがドラウニング・デヴィルの重荷重のオーラに入るとき、DC18の意志セーヴに成功しない限り、一段階重い荷重のものを運搬しているか、一段階重い鎧を着用しているかのように移動速度を減少させ(どちらか悪いほう)、そのクリーチャーの「防具による判定ペナルティ」は2増加する。影響を受けている範囲に残る限り、重荷重を運搬しているか重装鎧を着用しているクリーチャーは移動することができない。ドラウニング・デヴィルの重荷重のオーラに対してセーヴしたクリーチャーは24時間デヴィルのオーラに対して完全耐性を持つ。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
毒(変則)/Poison 叩きつけ―致傷型; セーヴ 頑健・DC20; 頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間); 効果 1d4【筋】; 治癒 2回連続のセーヴ成功。

 彼らの地獄語の言葉ではサルグラゴンと呼ばれるドラウニング・デヴィルは、ヘルの水路の最も適切な護り手であることを自慢し、より強大な地獄の計画の一部として、多元宇宙の海と川を旅する数少ないフィーンドである。空中や地上でさえ、ドラウニング・デヴィルは泳いでいるかのように忘れられないような軽やかさで動き回る。
 典型的なドラウニング・デヴィルは体重600ポンドで、頭から尾まで15フィートを超えている。

デヴィル:ホスト・デヴィル Devil, Host

捻じれた角がこの翼のあるクリーチャーの無毛の頭部から生え、不快な臭気がその黄ばんだ牙の間から漏れる。

ホスト・デヴィル(マガヴ) 脅威度6 Host Devil(Magaav)

経験点2,400
LE/中型サイズの来訪者他次元界秩序デヴィル
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート、暗闇を見通すディテクト・マジック〈知覚〉+11
防御
AC 23、接触15、立ちすくみ18(+1回避、+8外皮、+4【敏】)
hp 59(7d10+21)
頑健 +8、反応 +9、意志 +3
DR 5/善; 完全耐性 [火]、毒; 抵抗 [酸]10、[冷気]10; SR 17
攻撃
移動速度 20フィート、飛行50フィート(標準)
近接 高品質のランサー=+12/+7(2d4+6/×3)または爪(×2)=+11(1d6+4 、加えて2“出血”)
特殊攻撃 かきむしり(爪(×2)、1d6+6加えて2“出血”)、有害なブレス
擬似呪文能力 (術者レベル12;精神集中+12)
常時―ディテクト・マジック
回数無制限―グレーター・テレポート(自身と50ポンドの物体のみ)
1回/日―招来(術者レベル3、1体のマガヴ[40%])
一般データ
【筋】18、【敏】19、【耐】16、【知】10、【判】12、【魅】11
基本攻撃 +7; CMB +11; CMD 26
特技 《回避》《強行突破》《ホバリング》《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+10、〈隠密〉+14、〈軽業〉+14(跳躍は+10)、〈脱出術〉+14、〈知覚〉+11、〈飛行〉+14
言語 地獄語、天上語、竜語;テレパシー100フィート
その他の特殊能力 感覚共有、組みつきの極み
生態
出現環境 気候問わず/(地獄界ヘル)
編成 単体、2体、または編隊(2~6)
宝物 標準(高品質のランサー、その他の宝物)
特殊能力
組みつきの極み(変則)/Master Grappler マガヴは武器を用いても依然として組みつき判定を試みることができる。武器を用いていない間、マガヴは組みつき判定に+4のボーナスを得る。
有害なブレス(超常)/Noxious Breath 1日3回、標準アクションとして、マガヴは5フィート以内のクリーチャー1体に腐敗臭のする息を吐き出すことができる。目標はDC16の頑健セーヴに成功するか、1d4ラウンドの間不調状態とならなければならない。セーヴに成功したクリーチャーは24時間同じマガヴの有害なブレスの影響を受けない。これは毒効果である。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
感覚共有(超常)/Shared Senses 全ての100フィート以内のマガヴは同じ感覚を共有する。1人が何かに気がつくならば(例えば、〈知覚〉に成功するなど)、有効距離内の全ての他の者はそれに即座に気がつく。感覚は1体のマガヴから他へとすぐさま中継され、1体のデヴィルの感覚が潜在的に末端まで広がり、即座にすべての群れへと知れ渡る。他の近くのマガヴが立ちすくみ状態でなかったとしてさえ、あるマガヴが他の理由で立ちすくみ状態となる可能性は依然としてありうる。

 魂の狩人であるホスト・デヴィルはヘルの大抵の捕らえ難き資産を取り戻す。アヴェルヌス次元界で長期間捕獲を避けてきた魂にせよ、何らかの方法でヘルから逃げ出した地獄へ落ちるべき者にせよ、地獄の契約を破棄したクリーチャーにせよ、これらの翼のあるフィーンドの大規模な群れは、餌食を取り戻すために「地獄の穴」から飛び出る。滅多に単独では見られないホスト・デヴィルは、時には数千もの数に至ることもある大軍勢で旅をする。天使の形状のこれらの4枚の翼のある嘲笑の的は巨大な円柱の形に群がり、まるで1つの脳によって制御される巨大な地獄の獣であるかのように移動する。
 マガヴは身長5-1/2フィート、体重150ポンドで翼を広げると10フィートにもなる。彼らの悪臭を放つ息は、自身の体に群がる蠅を引き寄せる。

デヴィル:ネメシス・デヴィル Devil, Nemesis

この古代の怪物は非常に筋肉のあるジャイアントの胴体と、鱗片に覆われた翼と、爪のある獣の四つ足の下半身を持つ。

ネメシス・デヴィル(アドヴォダザ) 脅威度18 Nemesis Devil(Advodaza)

経験点153,600
LE/超大型サイズの来訪者他次元界秩序デヴィル
イニシアチブ +11; 感覚 暗視60フィート、暗闇を見通す〈知覚〉+28
防御
AC 36、接触15、立ちすくみ29(+14外皮、-2サイズ、+7【敏】、+7鎧)
hp 297(18d10+198)
頑健 +21、反応 +18、意志 +13
防御能力 偶像の鎧; DR 10/善および銀; 完全耐性 [音波]、[電気]、[火]、[冷気]、ディスミサル、毒; 抵抗 [酸]10; SR 29
攻撃
移動速度 40フィート、飛行80フィート(標準)
近接 噛みつき=+28(2d6+12)、爪(×2)=+28(1d8+12、加えて“地獄の流血”)、叩きつけ(×2)=+26(1d8+6)、尾の打撃=+26(2d6+6)
接敵面 15フィート; 間合い 15フィート(尾は20フィート)
特殊攻撃 地獄の流血
擬似呪文能力 (術者レベル16;精神集中+23)
一般データ
【筋】34、【敏】25、【耐】30、【知】23、【判】25、【魅】24
基本攻撃 +18; CMB +32(+36突き飛ばし); CMD 49(対突き飛ばし51、対足払い53)
特技 《イニシアチブ強化》《かすめ飛び攻撃》《強打》《上級突き飛ばし》《追加hp》《突き飛ばし強化》《複数回攻撃》(戦闘)《ふっとばし攻撃》(戦闘)《ホバリング》
技能 〈威圧〉+28、〈隠密〉+20、〈軽業〉+25(跳躍は+29)、〈交渉〉+28、〈呪文学〉+24、〈真意看破〉+28、〈知覚〉+28、〈知識:神秘学、次元界、宗教〉+27、〈はったり〉+28、〈飛行〉+24; 種族修正 +4跳躍での〈軽業〉
言語 アクロ語、共通語、地獄語、天上語、奈落語、竜語;テレパシー100フィート
その他の特殊能力 偽りの神聖(欺き)、デヴィルの印
生態
出現環境 気候問わず/(地獄界ヘル)
編成 単体または万神殿(2~5)
宝物 ×2
特殊能力
デヴィルの印(超常)/Devil Mark アドヴォダザは価値ある従者に自身の力の一端を与えることができる。全ラウンド・アクションとして同意するクリーチャーに接触することができ、それにユニークな印をつける。そのクリーチャーに印がある間、そのクリーチャーは1日1回使用することができる擬似呪文能力を得る。この擬似呪文能力はアドヴォダザの選択した領域から来る(下記の偽りの神聖を参照)。同じ次元界にいる間、目標はどんな距離であってもアドヴォダザとテレパシーで会話することができる。どこに烙印の者がいようとも、アドヴォダザは標準アクションとしてその印を消すことができる。標準アクションとしてそうすることは、印の帯びた人にセーヴィング・スローなしで6d6ポイントのダメージを与える痛みを引き起こす。アドヴォダザは複数のクリーチャーに印をつけられ、最大で自身のヒット・ダイスに等しい数である(通常18)。
偽りの神聖(超常)/False Divinity 各々のアドヴォダザはクレリックの領域を一つ選択し、擬似呪文能力としてその領域の領域呪文を得る(5レベル以下)。これらの能力は1日に3回使用できる。アドヴォダザは領域能力は得ない。多くのアドヴォダザは悪、火、秩序、欺き、戦、あるいは天候の領域からの力を備えているが、善もしくは混沌を除く領域が可能である。これらの擬似呪文能力は上記のデータ部には含まれない。
偶像の鎧(超常)/Idol Armor アドヴォダザは自身を、堕落した偶像と献身の装飾品で鎧っている。この鎧はアドヴォダザに、ACに+7の鎧ボーナスを与え、[冷気]、[電気]、[火]、[音波]ダメージに完全耐性を与え、ディスミサルにも同様に完全耐性を与える。ケイオス・ハンマーホーリィ・スマイトホーリィ・ワードワード・オヴ・ケイオスの呪文はこの鎧を破壊し、デヴィルのACの鎧ボーナスとその完全耐性を取り除く([冷気]への完全耐性はデヴィルの通常の[冷気]への抵抗10に置き換える)。アドヴォダザが殺害されるならば、この鎧は自動的に破壊される。1時間干渉されない場合、アドヴォダザは破壊された鎧の代わりに新しい鎧を召喚することができる。
地獄の流血(超常)/Infernal Wound アドヴォダザの攻撃は簡単に治癒しない悪性の印を残す。アドヴォダザがその爪で与えるダメージは、2d6ポイントの出血ダメージを与える継続的な傷を残す。この方法で引き起こされる出血は止めるのが難しい――DC29の〈治療〉判定の成功が出血状態の停止に要求され、地獄の流血によって苦しむクリーチャーに対して魔法的な治癒を行う試みでは、DC29の術者レベル判定に成功しない限り呪文は機能しない。成功は治癒が正常に機能し、全ての出血ダメージが止まることを表す。〈治療〉判定のDCと術者レベルのDCは【耐久力】に基づいている。

 偽りの神、堕ちた扇動家、ネメシス・デヴィル――すべては、アドヴォダザとして知られているフィーンドの名である。彼らは過去の暗黒時代、定命の者たちが基本的な諸物及び悪意ある神に扮した不完全な精霊へと崇拝を提供していた頃から生存してきた。時間と信仰はこうした存在に不利に働いたが、彼らの種のうちで最も固執した者は、忘却の彼方へと消えていくことを拒否し、そうした頑固な腐敗蔓延者にしていっときの神格だった者にヘルの入り口は広く開かれ、歓迎された。これらのカルトの指導者にして忘れられた神秘の達人は「地獄の穴」の奥深くで一新された活力を見つけ、定命の種に対する自らの力と権力を復活させようとしているこれらの人々は、長い年月をかけて真なるデヴィルへと変貌させるひどい教化と拘束の儀式を受ける。出てくるものは、半ば記憶されている亜神の影にして、新たな目的を主張しようとしている堕ちた王子にして、冒涜的なフィーンドである:偶像を着るアドヴォダザだ。
 途方もなく古い存在であるアドヴォダザは遠く離れた時代の定命の者たち、概して原初の錯乱した教団の一部、によって崇拝された精霊から生まれた。人型生物は未だ粗雑な避難所にうずくまり、暴風雨、獣、敵、飢え、そして無数のその他の恐怖から守ってくれという願いに耳を傾けてくれる何らかの力を乞うていたが、土地、空、動物の精霊が最初にそれに注意を払う存在となった。神格ではないが、わかりにくい影響力で、これらの諸力は黎明期の祈りを聞き、生贄と崇拝の返礼として奇跡に見えるものを機能させた。ゆっくりとこれらの形のない存在は、偶像、呪物、胸像、あらゆる種類のカルトのイメージとして形を成した。しかし、真の神格たちの知識と彼らが崇拝者たちにもたらした力が広まるにつれ、こうした古い精神は忘れられたか、悪魔化されて根絶された。
 全てのアドヴォダザは最終的に物質界に戻ることを望み、そこで自分たちの名を崇拝し、生贄を捧げ、偶像を造る新たな信者を誘惑した。アドヴォダザは情け容赦ないが、関与の直接性と、力を与えようという、あるいは無価値に見えるものの為に暴力的に敵を討とうという意思のため、多くの定命の者にとって魅力的である。しかし、アドヴォダザの使用人は死後に神の領地を見つけられず、何らかの偉大な神格のそばに座ることもない。彼らが死ぬとき、ヘルのみがある。
 2体のアドヴォダザは必ずしも同じように見えない。各々は過去崇拝され、巨大な存在としてその後擬人化された権力と勢力範囲をそれぞれ表している。一般的に、これは恐ろしい翼、蹄、爪、牙で満たされた四足で半分獣の残忍な姿になる。しかし、一般的に彼らは堕ちた信仰の――鎧のように着られる砕けた偶像、宝石で作られた不敬なお守り、あるいは巨大な武器のように用いられる恐怖のトーテムの形をした――壊れた残骸を運び、古代の力と抑えきれない傲慢さで充ち満ちている。このような幅広い外見にもかかわらず、すべてのアドヴォダザは同じ中心的な能力を持っているが、特に古代の、強力なフィーンドは増強された独特な能力を持っている。
 多くのアドヴォダザは直立して身長約18フィートで、体重およそ8米トンである。