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至高天の王、アシャヴァ Empyreal Lord, Ashava

この優雅な人型の女性は、きらめく星の光が流れるようなガウンと、苔のサークレットを身にまとっている。

アシャヴァ CR 28 Ashava

出典 Pathfinder #134: It Came from Hollow Mountain 84ページ
XP 4,915,200
混沌にして善/中型の来訪者アザータ混沌他次元界
イニシアチブ +34;感覚 非視覚的感知60フィート、暗視60フィート、ディテクト・イーヴルディテクト・ロー夜目暗闇を見通すトゥルー・シーイング〈知覚〉+46
防御
AC 49、接触41、立ちすくみ44(+1回避、+8外皮、+15清浄、+15【敏】)
HP 676(33d10+495);再生 30(神聖あるいは神話)
頑健 +26、反応 +33、意志 +30
防御能力 フリーダム・オヴ・ムーヴメントマインド・ブランク、never surprised;ダメージ減少 20/エピックおよび悪;完全耐性 能力値ダメージ、能力値吸収、[強酸]、(魅惑)効果、(強制)効果、[即死]効果、[雷撃]、生命力吸収、石化;抵抗 [氷雪]30、[火炎] 30;SR 39
攻撃
移動速度 50フィート、飛行150フィート(完璧)
近接 月明かりのジャヴェリン=+46/+41/+36/+31(4d6+28/19~20加えて目が眩んだ状態)
遠隔 月明かりのジャヴェリン=+53/+48/+43/+38(4d6+28/19~20加えて目が眩んだ状態)
特殊攻撃 バードの呪芸(1日のラウンド数無制限)、アンデッド催眠
擬似呪文能力(CL 28;精神集中+43)
常時ディテクト・イーヴルディテクト・ローフリーダム・オヴ・ムーヴメントマインド・ブランクトゥルー・シーイング
回数無制限ブレイク・エンチャントメントカーム・スピリット(DC 27)、フェアリー・ファイアーMファインド・ザ・パスフレア・バースト(DC 26)、グレーター・ディスペル・マジックグレーター・テレポートヘイストMハイド・フロム・アンデッドホーリィ・ワードM(DC 32)、ムーンストラック(DC 29)
3回/日—ケイオス・ハンマーM(DC 29)、ホールト・アンデッド(DC 28)、イレジスティブル・ダンス(DC 33)、ルナ・ヴェイル(DC 32)、マス・キャッツ・グレイス、呪文高速化ムーンストラック(DC 29)
1回/日—フリーダムタイム・ストップアンデス・トゥ・デス(DC 31)
M アシャヴァは自身の領域でこの能力の神話バージョンを使用できる。
一般データ
【筋】27、【敏】41、【耐】40、【知】28、【判】41、【魅】40
基本攻撃 +33;CMB +48;CMD 82
特技 《軽業師》《軽妙なる戦術》《攻防一体》《回避》《かすめ飛び攻撃》《上級フェイント強化》《クリティカル強化:ジャヴェリン》《フェイント強化》《イニシアチブ強化》《鋼の意志》《電光の如き脚》《強行突破》《近距離射撃》《擬似呪文能力高速化:ムーンストラック》《回避移動》《技能熟練:芸能:舞踏》《風の如き脚》
技能 〈軽業〉+55、〈はったり〉+51、〈交渉〉+48、〈脱出術〉+48、〈飛行〉+63、〈治療〉+43、〈威圧〉+48、〈知識:神秘学、自然、次元界、宗教〉+45、〈知覚〉+46、〈芸能:舞踏〉+54、〈真意看破〉+46、〈隠密〉+51
言語 天上語、共通語、竜語、奈落語;テレパシー300フィート;真言
その他の特殊能力 発光生の姿、悲哀の優美さ、命の種
生態
出現環境 どこでも(エリュシオン)
編成 単体(ユニーク)
宝物 3倍
特殊能力
 発光生の姿(超常)/Luminescent Form 即行アクションとして、アシャヴァは自身を純粋な月明かりに変え、非実体となることができる。発行体の姿で飛行移動速度は3倍になるが、擬似呪文能力や月明かりのジャヴェリン攻撃を行うことができない。即行アクションとして元の姿に戻ることができる。
 悲哀の優美さ(変則)/Lyrical Grace アシャヴァはACとイニシアチブ判定に【魅力】修正値に等しい正常ボーナスを得る。また移動速度を減少させたり、5フィート・ステップを行うのを妨げる効果を無視することができる。
 月明かりのジャヴェリン(超常)/Moonlight Javelin フリー・アクションとして、アシャヴァは固体の月明かりから作成された+5ホーリィ・ジャヴェリンを召喚することができる。この武器は[力場]ダメージを与え、距離100フィート、1ヶ月間あるいはアシャヴァがフリー・アクションとして目標の目が眩んだ状態を終了させるのを選択するまで、攻撃した目標を目が眩んだ状態にする。アシャヴァは月明かりのジャヴェリンでのダメージ・ロールに【魅力】修正値を加える。月明かりのジャヴェリンはアシャヴァの手から離れると消える(投擲した場合は、目標に命中した後または外した後に消える)。
 原初のオーラ(超常)/Primal Aura アシャヴァは常に月の光で輝いている。許可するか、あるいは効果がより強力な神格によって作成されない限り、効果はアシャヴァの原初のオーラの光のレベルを薄暗い光以下にすることはできない。アシャヴァの原初のオーラの範囲内で使用される武器は、ダメージ減少を克服する目的で、混沌、善、銀として扱われる。

 はるか昔、エリュシオンの荒涼とした沼地で、有用な沼地の光が集まり、アシャヴァ”True Spark”が誕生した。アシャヴァは常に動いていて、彼女のダンスを見るすべての人を落ち着かせるステップで回転し、旋回する。見ている人とは距離を置くことが多いが、それでも荒野の地から安全な文明後へと導く。生きているか死んでいるかにかかわらず、迷子になることを恐れてはいけないと信じている。
 アシャヴァの一部は全てのダンサーの心のなかに生きており、彼女の影響は心を揺さぶるビートやメロディアスなコードに感動して席から立ち上がる人々にも感じられる。彼女は、ダンスは魂の真の表現方法であると信じており、この分野で自分や他人の創造性を妨げようとする人を軽蔑している。アシャヴァはダンスには間違った方法はなく、ダンスは文化を体現するだけでなく、超越するものだと考えている。プロのバレリーナが練習した動きと同じくらい、熱心な初心者の不器用なステップからも多くの喜びを感じている。
 アシャヴァは多くの時間を、多くの世界の暗い沼地で踊り、道に迷った旅人を助け、旅人を混乱させたり迷わせたりする悪の勢力と戦うことに費やしている。エリュシオンでは、アシャヴァの領域はSparkling Fensと呼ばれる沼地で、永遠に月の光を浴び続けている。そこはMountain of Lingering Soulsongと呼ばれる山の麓にあり、その山が奏でるメロディーが沼地に響き渡り、アシャヴァや彼女に従うアザータが終わりのないダンスの伴奏となっている。Sparkling Fens内では、誰も迷子になり続けることはない。浮遊する光の球体――ウィル・オ・ウィスプのように見えるが、気質は親切である――が浮かんでおり、訪れる者を安全に導いてくれる。これらの光は、アシャヴァの使用人であると同時に彼女の一部であり、彼女は宇宙のどこにいても、自分の手足のように感じ、制御することができる。

アシャヴァの信仰
 アシャヴァは、ダンサー、孤独な霊、月明かりの守護神である。彼女の崇拝者には、人々を安全な場所に導くために快適な家からでて暗い未踏の空間を移動する者が多くいる。彼女は崇拝者たちに気分が乗ったときにはいつでも踊ることを奨励しており、彼女の聖なる儀式のほとんどは、何らかの形で動きを中心としている。彼女の最も神聖な場所は、墓地や森の中であり、特に月明かりに照らされた場所である。アシャヴァの宗教は、ヴァリシアのLost Coastで特に人気がある。
 アシャヴァの信仰は、楽しいダンスだけではない。最近の遺族は、失われた魂の世話係としての側面からTrue Sparkに祈りを捧げる。サイコポンプは死者が魂の川に沿って来世で決められた報いを受けるようにするが、アシャヴァ(と信者の多く)は、その道から外れてしまった放浪の魂を助け、道に戻る手助けをする。アシャヴィック・ダンサーはアシャヴァの信奉者で、ダンスと月明かりの力を使って、憑依する霊を祓い、アンデッドに力を与える死霊術のエネルギーを解き放つ魔法の効果を生み出す。
 アシャヴァの聖印は満月を背景に踊る女性のシルエットである。好む武器はブレーデッド・スカーフで、清浄なる動物はウルフである。混沌安息の領域と祖先アザータ、月、宴会の副領域の使用権を与える。
最終更新:2023年09月10日 23:42