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内子 - (2007/03/27 (火) 22:59:50) の編集履歴(バックアップ)
内子
うちこ
近世から近代にかけて、和紙と木蝋で栄えた町並み。
愛媛県北西部の山間にあり、松山から大洲に向かう交通の要衝で、鎌倉時代創建の願成寺と中世の曾根高昌の菩提寺高昌寺の門前町として発展した。
製蝋は、1754年頃大洲藩許可のもと、原料の櫨苗を九州から取り寄せ、周辺の山野で育てたのが始まりである。
18世紀始めに芳我弥三右衛門がそれまでの製蝋法を改良して、高品質の白蝋を大量生産する画期的な伊予式箱晒法を開発し、全国一の製蝋の産地として繁栄を極めた。
建物の外側を黄漆喰の大壁で塗りごめた塗屋造りで腰を
海鼠壁にし、虫籠窓、
鏝絵が施された重厚な町屋が連続する。