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1990年代前期 - (2006/11/12 (日) 23:53:52) の編集履歴(バックアップ)


1990年代前期 サスペンションの登場


1990年には自転車競技の国際組織であるUCI(国際自転車競技連合)による世界選手権大会が、翌年からは世界各地で行われるシリーズ戦ワールドカップが開催されるようになった(種目はクロスカントリーとダウンヒル)。
世界的に競技スポーツとして認められ、広まっていくことになり、マウンテンバイクのレジャー人口、競技人口とも飛躍的に拡大していった。

1990年に元サスペンションエンジニアのポール・ターナーが初めてマウンテンバイク用のサスペンションフォークロックショックスを発売。
翌年の1991年にはフレームにサスペンションが組み込まれたフルサスペンションが登場し、以降多くのメーカーが開発していく。
トップライダーがこぞって使い、特にダウンヒルではフルサスペンションが当たり前になった。実戦でテストしながらノウハウをフィードバック、改良し、サスペンションの開発競争が始まった。

年表

1990 9月 UCI公認「第1回マウンテンバイク世界選手権大会」がアメリカのコロラドで開催。種目はクロスカントリーダウンヒル
ポール・ターナーが初のマウンテンバイク用サスペンションフォーク「ロックショックス」を発売。
ダグラス・ブラッドバリーが「マニトウ」、マルゾッキ社が「スターフォーク」を発表。
1991 UCIによる、シリーズ戦「ワールドカップ」が始まる。
1992 シマノからプロスペックのマウンテンバイク用レーシングコンポ「XTR」が登場。

日本

1992年4月から日本マウンテンバイク協会により「全日本選手権大会」がシリーズ戦として開催される。種目はクロスカントリーとダウンヒル。

関連項目