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1980年代後期 - (2006/11/12 (日) 18:17:39) の編集履歴(バックアップ)


1980年代後期 世界に広まるMTB



80年代の後半に入ると、多くの有名企業がマウンテンバイクに参入し、伝統的なクロム・モリブデン鋼だけでなく、アルミ、カーボン、チタンなどの新素材のフレームも開発されるようになっていった。

1989年にはカンパニョーロもマウンテンバイクコンポーネントに参入した。しかし遅れは大きくシマノ、サンツアーに太刀打ちできず1994年に撤退。


レースは下りのみのダウンヒルだけでなく、スキー競技を参考に、クロスカントリー、スラロームなどが生まれ、競技手法が確立していった。
レースイベントが盛んになっていき、広大なスキーリゾートであるカリフォルニア州マンモスマウンテンがそのメッカとなった。
マウンテンバイク組織「NORBA」が組織され、ナショナルチャンピオンシリーズが開催されるようになる。

各国で協会が設立され、レースが開催されるようになり、世界中に広まっていった。

年表

1985 シマノがインデックスシフトを開発。
「第1回全米選手権大会」開催
1986 7月 アメリカで「マウンテンバイクアクション」誌が創刊。
1987 NORBAによる「世界選手権大会」がカリフォルニア州マンモスマウンテンリゾートで開催される
「NORBA世界選手権大会」
1989 カンパニョーロがMTB用コンポ「ユークリッド」を発売

日本

80年代後半には、アウトドアブームとともに、第一次マウンテンバイクブームがおこった。

1987 「日本マウンテンバイク協会」が設立
1988 10月「第1回全日本マウンテンバイク選手権大会」開催。競技種目はクロスカントリーとスラローム
1989 ダウンヒルとヒルクライムの「ジャパンオープン」が開催
NORBA世界選手権大会のトライアルで柳原康弘が優勝

関連項目