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1980年代後期 - (2006/11/12 (日) 18:55:31) の編集履歴(バックアップ)


1980年代後期 世界に広まるMTB


80年代の後半に入ると、多くの有名企業がマウンテンバイクに参入し、伝統的なクロム・モリブデン鋼だけでなく、アルミ、カーボン、チタンなどの新素材のフレームも開発されるようになっていった。
もはや一過性のブームとはいえない状況で、1989年にはヨーロッパのカンパニョーロもマウンテンバイクコンポーネントに参入した。

レースはスキー競技を参考に、クロスカントリー、ダウンヒル、スラロームなどの競技手法が確立していき、レースイベントが盛んになっていった。
カリフォルニア州マンモスマウンテンなど、広大なスキーリゾートがその開催場所となった。

各地で開催されるイベントに統一性がなくルールがまちまちだったことから、各イベント統合の動きがおこり、NORBAによって、全米選手権大会や、シリーズ戦のナショナルチャンピオンシリーズが開催されるようになる。

世界各地にもマウンテンバイクは広がっていき、協会の設立・レースの開催がされるようになっていった。

年表

1985 シマノがインデックスシフトを開発。
「第1回全米選手権大会」開催
1986 7月 アメリカで「マウンテンバイクアクション」誌が創刊。
1987 NORBAによる「世界選手権大会」がカリフォルニア州マンモスマウンテンリゾートで開催される
1988 IMBAが設立される
1989 カンパニョーロがMTB用コンポ「ユークリッド」を発売

日本

80年代後半には、アウトドアブームとともに、第一次マウンテンバイクブームがおこった。

1987 「日本マウンテンバイク協会」が設立
1988 10月「第1回全日本マウンテンバイク選手権大会」開催。競技種目はクロスカントリーとスラローム(優勝は大竹雅一)
1989 ダウンヒルとヒルクライムの「ジャパンオープン」が開催
NORBA世界選手権大会のトライアルで柳原康弘が優勝

関連項目