この男は緑の葉の植物と樹皮だけで形成されている。指は蔓みたいな長さまで伸びている。
グリーン・マン CR26 Green Man
防御
AC 44、接触32、立ちすくみ33(+1回避、+12外皮、+11洞察、+10【敏】)
HP 595(34d8+442);再生20(神性または神話)
頑健 +32、
反応 +23、
意志 +22
防御的能力 野生の洞察力;
ダメージ減少 15/エピックおよび斬撃;
完全耐性 能力値ダメージ、能力値吸収、幻惑、[電気]、石化、
植物の種別特性、よろめき;
呪文抵抗 37
攻撃
移動速度 40フィート、登攀40フィート
近接 叩きつけ(×2)=+40(1d8+15/19~20、加えて“魔法吸収”)、蔦(×6)=+40(2d6+15/19~20、加えて“
つかみ”)
遠隔 棘(×6)=+35(2d6+15)
接敵面 5フィート、
間合い 5フィート(蔦は30フィート)
特殊攻撃 魔法吸収、締めつけ(2d6+15)、
つかみ(超巨大)
擬似呪文能力 (術者レベル26;精神集中+35)
準備済みのドルイド呪文 (術者レベル20;精神集中+31)
一般データ
生態
出現環境 温暖/森林
編成 単体
宝物 標準
特殊能力
魔法吸収(変則)/Absorb Magic グリーン・マンが叩きつけ攻撃でクリーチャーを攻撃すると、即座に目標から魔法の効果の1つを吸収することを試みる。
ディスペル・マジック(術者レベル20)の目標になったとしてこれを扱い、グリーン・マンは
フリーダム・オヴ・ムーヴメントのように蔦の組みつきの試みを防ぐ効果を目標にすることができる。グリーン・マンがこの方法で魔法を吸収すると、吸収した呪文効果のレベルの2倍に等しいヒット・ポイントを回復する。
神性/Deific グリーン・マンは崇拝者に信仰呪文をあたえる。これはグリーン・マンに変わって特別なアクションを必要としない。グリーン・マンによって与えられる領域はグリーン・マンの属性によって異なる。ほとんどのグリーン・マンは中立であり、
植物、
守護、
力、
天候の領域と
防御、
成長、
不屈、および
季節の副領域の使用権を与える。中立にして善のグリーン・マンは
善、
植物、
守護、
天候の領域と、
防御、
成長、
清浄、および
季節の副領域の使用権を与える。中立にして悪のグリーン・マンは
悪、
植物、
力、
天候の領域と
腐敗、
成長、
不屈、および
季節の副領域の使用権を与える。属性に関係なく、グリーン・マンの好む武器はシックルである。グリーン・マンを崇拝するドルイドが領域を取ることを選択した場合、そのドルイドは属性に関係なく植物の領域を選択しなければならない。グリーン・マンの聖印は葉っぱでできた男性的な顔であるが、顔の正確な表情や外見はグリーン・マンによってことなり、それぞれ細かいところで個性がある。
緑の愛撫のオーラ(超常)/Green Caress グリーン・マンから60フィート以内の非植物の生きているクリーチャーは、ゆっくりと非魔法の植物へと変わり始める。この効果は、グリーン・マンが効果を開始するためにクリーチャーに接触する必要がないことを除き、
グリーン・カレス呪文として扱う。クリーチャーは最初にオーラに入ったとき、この効果に対するDC 36の頑健セーヴを試みなければならない。成功すると、クリーチャーは呪文の説明に従って部分的に効果に抵抗し、その特定のグリーン・マンのオーラに24時間の間完全耐性を持つ。セーヴに失敗した場合、効果はクリーチャーが変化するか効果が取り除かれるまで持続する(呪文とは異なり、最大7日の持続時間の制限はない)。また、呪文とは異なり、この効果は伝染性ではなく、
ブレイク・エンチャントメント、
ミラクル、
ポリモーフ・エニィ・オブジェクト、
リムーヴ・カースまたは
ウィッシュでこの緑の愛撫を止めようとする術者は、この効果の目標となる危険性はない。このオーラは本質的に超常能力であり、呪文や擬似呪文能力ではないので
ディスペル・マジックで止めることはできない。グリーン・マンは割り込みアクションとしてオーラの影響を受けないクリーチャーを選択できるが、このような寛容さを与えるためには、そのクリーチャーを認識していなければならず、一度加えたオーラの効果を元に戻すことができない。セーヴDCは【魅力】に基づく。
緑との共感(変則)/Green Empathy この能力はドルイドの
野生動物との共感として機能する。ただし、グリーン・マンは
植物クリーチャーに対してのみこの能力を使用できる。グリーン・マンの緑との共感の判定ボーナスは、自身のHD+【魅力】修正値に等しい(典型t系なグリーン・マンは+43)。
サモン・プランツ(擬呪)/Summon Plants 1日3回即行アクションとして、グリーン・マンは合計CRが20以下となるように
植物クリーチャーを組み合わせて招来できる。それ以外は
招来のモンスターの共通ルールのように機能し、成功確率は100%で、9レベル呪文の効果としてみなされる。
棘(超常)/Thorns グリーン・マンの棘は、120フィートの射程単位を持つ遠隔接触攻撃である。グリーン・マンの棘によってダメージを受けたクリーチャーは、機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクションとして他のクリーチャーが棘を抜き出すまで、半分の移動速度で移動し、生来または魔法のいずれかによるものであっても、5フィート・ステップ、飛行または、
エア・ウォークを使用することはできない。
蔦(変則)/Vines グリーン・マンは敵を攻撃するために体から最大6本の棘のある蔦を伸ばすことができる。これは殴打かつ刺突ダメージを与え30フィートの間合いを持つ主要肉体近接攻撃として機能する。
野生の洞察力(変則)/Wilderness Insight 群葉が存在する自然のエリアに居る時、植物はグリーン・マンに囁き、ACに【判断力】ボーナスに等しい洞察ボーナスをあたえる。このボーナスは上記のデータには計算済みであるが、植物が大量に存在しない地域(通常は、砂漠、地下、都市部など)では失われる。
歴史を超えた伝説のグリーン・マンは、太古の森の守護者であり、化身でもある。グリーン・マンはそのような森林地帯の自然発生した神格化である。ほとんどの人は、動物から地質学に至るまで、自然のその他の側面にはほとんど関心がなく、もっぱら自分たちの森の植物相と季節ごとの天気の影響だけに注目している。彼らは自身を崇拝する知的な植物に熱狂的に呪文を与え、植物の友人であることを示す他の知的な種族にはやや躊躇して呪文を与える。密書では「レーシーの王」と呼ばれることもある、この謎めいたグリーン・マンは
ドルイドに最初にレーシーの作成の秘密を教えたと言われているが、彼ら自身はこの小さな創造物よりも遥かに強力である。
ほとんどのグリーン・マンは、森を離れている限り、「動物の種族」の邪魔にならないようにしているが、まれに慈善的であったり悪意あるグリーン・マンは積極的に故郷の森の影響力を広げる。慈善的なグリーン・マンは親切で、領土内のすべての者に対して、それが植物でなくても、自然の家長のように振る舞う。その領土は美しい花と平和な木立に恵まれる。悪意あるグリーン・マンは捻くれたサディスティックないじめっ子であり、幸いにもこの植物の模範の中でも最も珍しい存在である。彼らの領土は有毒な植物、棘のある蔦、捻じれた木で損なわれている。そのような領土に残っている数少ない動物は、その植物からの苦痛に立ち向かえるほどの悪意あるものか、戯れを提供するために残っていることを許されているかのどちらかである。
最終更新:2020年11月18日 23:52