由布岳
ゆふだけ
東峰と最高峰の西峰の2つのピークからなる。
円錐形をしていることから豊後富士とも称される。
古来より信仰の対象として崇められ、『古事記』や『豊後国風土記』にもその名が記されている。宇奈岐日女神社(式内社)の祭神であり、また、山岳仏教信仰の山としてかつては中腹に佛山寺があった。
阿蘇くじゅう国立公園に指定されている。
周辺には豊富な湧出量を誇る
別府温泉(別府八湯)や
由布院温泉、全国屈指の酸性泉である塚原温泉を始めとする温泉群が点在し、活火山であることを思わせる。
とくに
由布院温泉では、温泉が点在する盆地内の多くの場所からその姿を望むことができるため、由布岳はこの地のランドマーク的な存在となっている。
別府湾からも鶴見岳の後方に姿を望むことができる。
登山道としては、由布院町岳本と南登山口(旧一軒茶屋)及び猪瀬戸からの三つの登山口からが主要ルートとなっている。
関連項目
最終更新:2014年05月01日 02:53