金光教別府教会
こんこうきょうべっぷきょうかい
- 竣工:大正4年
- 棟梁:後藤角太郎
- 屋根形状:入母屋、左右千鳥破風付、正面軒唐破風、向拝唐破風
- 屋根材:桟瓦葺、向拝銅板葺
幕末に創始された神道系の民間宗教、金光教の施設。
建築用材は、淡路産の土台石や役物(やくもの)瓦、尾州檜などと、地場産材を取り合わせている。
入母屋妻入の本殿形式は、
岡山県の神社には見られるが、全国的に珍しい形式である。
変化のある破風を組み合わせて、独特の美しさを表現している。
内部も、神と人の取り次ぎの場としての会堂と内殿が設けられ、
格天井を高く取り、広々とした礼拝空間になっている。
関連項目
最終更新:2013年04月25日 01:35