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念能のアイテム Psionic Items


 念能のアイテムには精神的なエネルギーが注ぎ込まれており、敵に振るったり、倒れた敵の死体から取られることがある。念能のキャラクターは、自身の念能のアイテムを作成することができ、自身の気持ちを感じ、適切な選択肢に投資しなければならない。
 魔法のアイテムがカテゴリー別に分類されるように念能のアイテムも分類される。念能のアイテムは、鎧、武器、コグニザンス・クリスタル、ドルジェ、パワー・ストーン、サイクラウン、サイオニック・タトゥー、その他の念能のアイテムに分けれる。さらに、アーティファクトとして分類されるような非常に強力な念能のアイテムもある。この章ではメジャー及びマイナーな念能のアーティファクトの療法についても詳しく説明する。

念能のアイテムの使用 Using Psionic Items

 念能のアイテムを使用するためには起動する必要があるが、起動は単にアイテムを拾い上げるか、装着するだけで実行される場合がある。一部のアイテムは持ち運ぶあるいは装備すると常に機能する。殆どの場合、アイテムを使用するためには機会攻撃を誘発しない標準アクションが必要である。対称的に、念力解放型のアイテム(下記参照)は戦闘中の念力と同様に扱われ、機会攻撃を誘発する。
 アイテムの説明で特記無い限り、念能のアイテムの起動は標準アクションである。念力の発現時間は、アイテムの説明に特記ない限り、パワー・ストーン、ドルジェ、サイオニック・タトゥーなどアイテムで同じ念力を起動するの必要な時間である。
 念能のアイテムを起動する4つの方法を以下に説明する。

 念力完成型/Power Completion:これはパワー・ストーンの起動方法である。パワー・ストーンにはほぼ完成した念力がある。残っているのは発現の一部の短く、簡単な終了部分を実行することである(最終的な精神の締めくくり部分である)。念力完成型アイテムを安全に使用するためには、キャラクターが既に念力を発現できる適切なクラスの十分なレベルを持っている必要がある。念力をまだ発現できない場合、失敗を犯す可能性がある(パワー・ストーンの説明の脳破壊を参照)。念力完成型アイテムを起動することは標準アクションであり、念力を発現するのと同様に機会攻撃を誘発する。
 そのようなアイテムの発現者レベルは保存されている念力を発現するために必要最低限であると想定されるため、通常念力完成型のアイテムに保存されている念力は増強されない。ただし、アイテムの説明で、別方法が指定されている場合がある(一部のパワー・ストーンは保存されている念力を発現するのに必要な最小値よりも高い発現者レベルを持ち、同様に増強されると想定される)。

 念力解放型:これはドルジェやサイクラウンの起動方法である。適切なクラスのキャラクターが習得済みの念力の発現の特殊な知識と、適切な思考合言葉が必要である。念力がキャラクターの念力リストにある場合、キャラクターはその念力を保存している念力解放型アイテムの使用方法を知っている。使用者はアイテムを起動する前にアイテムに保存されている念力を決定する必要がある。念力解放型アイテムの起動は機会攻撃を誘発しない標準アクションである。
 念力解放型アイテムに保存されている念力は増加しない。このような念力は念力を発現するのに必要な最小値の発現者レベルでアイテムに保存されていると想定される。ただし、特定のアイテムでは必要最低値よりも高い発現者レベルを指定できる。そのようなアイテムがヒット・ポイント・ダメージを与える念力を保存している場合、その念力は、念力と発現者レベルによって許容される最大値まで増強されると想定される。

 思考合言葉型:念能のアイテムの説明あるいはアイテムの性質で起動方法が提案されていない場合、それを起動するためには思考合言葉が必要なると想定している。思考合言葉の起動はキャラクターが精神的に思考を投影し、アイテムが起動されることを意味する。他の特別な知識は必要ない。思考合言葉型の念能アイテムの起動は機会攻撃を誘発しない標準アクションである。
 時々、アイテムを起動するための思考合言葉は、その中に精神的に刻印され、アイテムを拾うクリーチャーの心にささやく。他のアイテムは静かなままであるが、〈知識:念能〉あるいは〈知識:歴史〉判定は思考合言葉を識別するのに役立つ場合がある。この場合、思考合言葉がわかるためにはDC 30の判定が必要である。ディテクト・サイオニクス念力はアイテムの性質が正常に識別されると、思考合言葉も明らかにする。
 思考合言葉型アイテムに保存された念力は通常増強されない。そのアイテムの発現者レベルは保存されている念力を発現するために必要な最小レベルであると想定される。
 単純起動型/Use-Activated:この種類の念能のアイテムは単に起動するために使用する必要がある。単純起動型は一般的に簡単で一目瞭然なものである。
 多くの単純起動型のアイテムはキャラクターが着用する物体である。着用するために作成されたアイテムは起動しなければならない。この起動には思考合言葉が必要になる場合があるが(上記参照)、通常は精神的に実行を同意することを意味する(フリー・アクションとして)。アイテムに説明にはそのような場合に思考合言葉が必要になるかどうかが記載されている。
 Unless stated otherwise, activating a use-activated psionic item is either a standard action or not an action at all and does not provoke attacks of opportunity, unless the use involves performing an action that provokes attacks of opportunity in itself. If the use of the item takes time before a psionic effect occurs, then use activation is a standard action. If the item’s activation is subsumed in its use and takes no extra time, use activation is not an action at all.
 Use activation doesn’t mean that if you use an item, you automatically know what it can do. You must know (or at least guess) what the item can do and then use the item to activate it, unless the benefit of the item comes automatically.
 Powers stored in use-activated items are usually not augmented, because the manifester level of such an item is assumed to be the minimum possible to manifest the stored power.

念能のアイテムに対するセーヴィング・スロー Saving Throws Against Psionic Item Powers

 念能のアイテムは念力を生み出す。念能のアイテムによる念力の対するセーヴィング・スローのDCは常に10+念力や効果のレベル+能力修正値あるいはその念力のレベルを発現するのに必要な能力値の最小値である。
 同じ値を計算する別の方法は、念力のレベルに1.5をかけて結果に10を加えることである。サイクラウンはこのルールの例外である。使用者が念力を発現したかのように、セーヴィング・スローを扱う。これは発現者レベルとセーヴDCへのすべての修正値を含む。
 一部の念能のアイテムはセーヴィング・スローDCを増加するために念力を増強できるという事実を利用しているものもある。これらのアイテムは特殊なものであり、作成にかかるコストと、念力レベルではなく発現者レベルを利用して市場価格を計算する。
 ほとんどのアイテムの説明には、特に効果に同等の正確な念力が存在しない場合に、様々な効果のセーヴィング・スローDCを提供する(そうでなければ、そのレベルを即座に決定するのが困難であるからだ)。

念能のアイテムへのダメージ Damaging Psionic Items

 念能のアイテムは誰も持っていないか、効果によって明確に目標に設定されているか、使用者がセーヴィング・スローで出目1をロールしない限り、セーヴィング・スローを行う必要はない。念能のアイテムはダメージを与える可能性のある念力や呪文に対して常にセーヴを行う必要がある――一般的なアイテムが通常セーヴを行う機会を得られない攻撃に対してさえもだ。念能のアイテムのすべての種類のセーヴ――頑健、反応、意志――は同じ方法で計算される:アイテムのセーヴィング・スローのボーナスは2+発現者レベルの半分(端数切捨て)に等しい。このルールの唯一の例外は、知性のある念能のアイテムで、アイテムの【判断力】に基づいて意志セーヴを行う。
 特記ない限り、念能のアイテムは同じ種別の通常のアイテムとしてダメージを受ける。ダメージを受けた念能のアイテムは機能し続けるが、破壊されるとすべての念能の力を失う。

念能のアイテムの修繕 Repairing Psionic Items

 一部の念能のアイテム(特に念能の武器と盾)は冒険の過程でダメージを受ける場合がある。〈製作〉技能で念能のアイテムを修繕するのにかかるコストは、非念能のアイテムを修繕するのにかかるものと同じである。ただしメイク・ホウル呪文は念能のアイテムのダメージを修復できる――ただし完全に破損していないものに限る。

Charges And Multiple Uses

 Some items are limited in power by the number of charges they hold or the number of power points they contain. Normally, charged items (such as dorjes) have 50 charges at most. If such an item is found as a random part of a treasure, roll d% and divide by 2 to determine the number of charges left (round down, minimum 1). Similarly, items that contain power points (such as psicrowns) have a number of points equal to 10 × the manifester level of the creator. If such an item is found as a random part of a treasure, roll d10 to determine the number by which the manifester level is multiplied.
 Market prices given on the tables are always for fully charged or fully powered items. (When an item is created, it is fully charged or fully powered.) For an item that’s worthless when its charges or power points run out (which is the case for almost all charged or powered items), the value of the partially used item is proportional to the number of charges left. For an item that has usefulness in addition to its charges, only part of the item’s value is based on the number of charges left.
 Some items are single-use and expendable. Such items can often be found in sets or groups.

知性のある念能のアイテム Intelligent Psionic Items

 一部の念能のアイテム、特に武器は、全て独自の知性を持っている。知性があるのは永続的な念能のアイテムだけである(使いして、チャージ数を持つ、念力ポイントを保存するアイテムとは対称的である)。(これはその他のアイテムの中でも、サイオニック・タトゥー、パワー・ストーン、ドルジェが決して知性を持つことはないことを意味する。)一般的に知性を持つ念能のアイテムは1%未満である。

呪われた念能のアイテム Cursed Psionic Items

 一部の念能のアイテムは呪われている—不正確に作られた、あるいは外なる力によって腐敗したことによって。呪われたアイテムは使用車によって特に危険な場合もあれば、軽微な欠陥、不要な必要条件、予測不可能な声質を持つ通常のアイテムである場合もある。ランダム生成されたアイテムは5%の確率で呪われている。

念能のキャラクターへの魔法のアイテム Magic Items For Psionic Characters

 多くの魔法のアイテムは念能のキャラクターに役立つ。次の表にいくつかの詳細を示す。(訳注:magic itemsではなくpsionic itemsのように思われる)。

念能のアイテムの詳細 Psionic Item Descriptions

 以下の項目では、鎧やサイオニック・タトゥーなど各種類の念能のアイテムには一般的な説明があり、その後に特定のアイテムの説明が続く。一般的な説明には、起動方法、ランダムな生成、その他情報に関する注意事項が含まれる。いくつかの種類の念能のアイテムの例には、AC、硬度、ヒット・ポイント、破壊DCが示されている。ACはアイテムが設置されていないとか停止、アイテムの有効【敏捷力】が0であるため-5のペナルティを含む。クリーチャーがアイテムを所持している場合、クリーチャーの【敏捷力】修正値をACへの-5のペナルティの代わりに使う。
一部の個々のアイテム、特に念力を保存しておくアイテムは、本格的な説明がない。念力の説明を参照するだけである。特記ない限り、念力はそれを発現するのに必要な最低レベルで発現されると想定される。発現者レベルを上げると、アイテムのコストは増加する;必要に応じて「呪文」を「念力」に、「術者レベル」を「発現者レベル」に置き換えて表:魔法のアイテムの価格算定を参照せよ。発現者レベルを高くする。あるいは当然の主な理由は念力の効力を高めることである。発現者レベルを上昇させることは、アストラル・コンストラクトなどの念力では一般的であり、持続時間は発現者レベルとともに増加する。詳細な説明が記載されているアイテムには能力が記載されており、これらのアイテムの以下の局面が説明の最後にまとめられている。
 オーラ:殆どの場合ディテクト・サイオニクス念力は念能のアイテムに関連する分野とアイテムが発するオーラの強さを明らかにする。この情報は(該当する時)、アイテムの説明の冒頭に記載されている。詳細についてはディテクト・サイオニクス念力の説明を参照せよ。
 発現者レベル(ML):The next entry in the summary indicates the level of the creator (or the manifester level of the powers placed within the item, if this level is lower than the actual level of the creator). The manifester level provides the item’s saving throw bonus, as well as range and other level-dependent aspects of the powers of the item (if variable). It also determines the level that must be contended with should the item come under the effect of a dispel psionics power or a similar situation.
 This information is given in the form “ML X,” where “ML” is an abbreviation for manifester level and “X” is an ordinal number representing the manifester level itself.
 For psionic tattoos, power stones, and dorjes, the creator can set the manifester level of an item at any number high enough to manifest the stored power, but not higher than her own manifester level. For other psionic items, the item itself determines the manifester level. In this case, the creator’s manifester level must be as high as the item’s manifester level (and prerequisites may effectively put a higher minimum on the creator’s level).
 装備部位:ほとんどの念能のアイテムは適切なスロットに装着されている場合にのみ使用できる。アイテムが他の場所に収納されていたり、配置されている場合機能しない。スロットに「なし」を書かれている場合、アイテムを保持するか、機能させる必要がある。
 価格:これはアイテムが販売可能な場合、そのアイテムを購入するための金貨の価格である。一般的には、念能のアイテムはこの値の半分でPCは売却できる。
 重量:多くのアイテムの詳細はアイテムの重量の値で終わる。重量の数値が与えられていない場合、アイテムは注目に値する重量がない(キャラクターにどれだけの荷重がかかるかを決定するための)。
 詳細:念能のアイテムのこの項目では、アイテムの念力と能力について説明している。サイオニック・タトゥー、パワー・ストーン、ドルジェは説明の一部として様々な念力を指している。
 作成方法:アーティファクトを除き、ほとんどの念能のアイテムは適切な特技と前提条件をもつ発現者によって作成される。この項目はこれらの前提条件について説明する。
 必要条件:キャラクターが念能のアイテムを作成するには、特定の条件を満たす必要がある。これには、特技、念力や、レベル、属性、種族などのその他の条件が含まれている。アイテムを作成するための必要条件は、アイテムの発言者レベルの直後の概要に記載されている。

表:魔法と念能のアイテムの同等性 Table: Magic-Psionic Equivalencies
魔法のアイテム 念能の効果
ヘルム・オヴ・テレパシー 呪文の代わりに念力を用いる。
パール・オヴ・パワー あらゆる点で、同様の念力レベルに適した念力ポイントの容量を持つコグニザンス・クリスタルとして扱う。
クリスタル・ボール 呪文の代わりに念力を用いる。
アイウーン・ストーン Vibrant Purple Stores up to 3 psionic powers that cost a combined total of 5 power points
Pale lavender Absorbs powers up to 4th level (burns out as normal)
Rainbow1 Provides 5 power points per day (regenerates)
Dull gray2 Provides 1 power point to a psionic character, then disintegrates
1 新しいアイテム:Treat as a cognizance crystal in ioun stone form, except that it regenerates its stored power points each day; Price 16,000 gp.
2 Dull gray stones are useless for magic but still harbor just enough resonance that a psionic character can eke out 1 power point before the stone is gone forever.

 A power prerequisite can be provided by a character who knows the power, or through the use of a power completion or power trigger psionic item or a psi-like ability that produces the desired power effect. For each day that passes during the creation process, the creator must expend one power completion item (such as a power stone) or 1 charge from a power trigger item (such as a dorje), if either of those objects is used to supply a prerequisite.
 It is possible for more than one character to cooperate in the creation of an item, with each participant providing one or more of the prerequisites. In some cases, cooperation may even be necessary, such as if one character knows some of the powers necessary to create an item and another character knows the rest. If two or more characters cooperate to create an item, they must agree among themselves who will be considered the creator for the purpose of determinations where the creator’s level must be known. (It’s sensible, although not mandatory, for the highest-level character involved to be considered the creator.)
 Typically, a list of prerequisites includes one feat and one or more powers (or some other requirement in addition to the feat). When two powers at the end of a list are separated by “or,” one of those powers is required in addition to every other power mentioned prior to the last two.
コスト:これはアイテムを作成するための金貨のコストである。通常、このコストはアイテムの価格の半分に相当するが、追加の材料の構成要素によってこの数値が増える場合がある。作成するコストには、基本コストと追加の材料の構成要素のコストが含まれている。

ランダムな念能のアイテム Random Psionic Items

 ランダムにアイテムを生成する場合、同様の可能性がある標準の魔法のアイテムの代わりとして、表:念能のアイテムのランダムチャートを使用できる。

表:念能のアイテムのランダムチャート Table: Random Psionic Item Generation
下級 中級 上級 アイテム
01~02 01~05 01~05 特殊能力を持つであろう鎧
03~04 06~10 06~10 特殊能力を持つであろう盾
05~06 11~15 11~15 特殊能力を持つであろう近接武器
08~09 16~20 16~20 特殊能力を持つであろう遠隔武器
10~40 21~40 21~35 コグニザンス・クリスタル
41~46 41~50 36~45 ドルジェ
47~81 51~68 46~67 パワー・ストーン
82~87 69~82 68~75 サイクラウン
88~93 83~89 76~87 サイオニック・タトゥー
94~100 下級のその他の念能のアイテム
90~100 中級のその他の念能のアイテム
88~100 上級のその他の念能のアイテム

下位ページの一覧〔訳注: 順序はUltimate Psionics掲載順に従った〕


Section 15: Copyright Notice
Psionics Unleashed . Copyright 2010, Dreamscarred Press.
Psionics Expanded: Advanced Psionics Guide . Copyright 2011, Dreamscarred Press; Authors: Jeremy Smith and Andreas Rönnqvist.
Ultimate Psionics . Copyright 2013, Dreamscarred Press; Authors: Andreas Rönnqvist, Jeremy Smith.