泊まる場所
今までキャンプツーリングでいろいろなところに泊まってきました。
ちょうどいいところにキャンプ場があるとは限らないので、キャンプ場以外に泊まることも多くあります。
基本的にはトイレさえあればどこでもできるといっても過言ではないでしょう。
あと大事なのはお風呂からの距離。お風呂を出た後で長距離走るのは嫌なので。
さらにスーパーなどが近いほど、食料品を持って移動する距離が短いので楽。
キャンプ場
今まで70箇所泊り、泊まった場所の種類としては一番多いです。
当たり前だけど堂々とキャンプできるところがキャンプ場の良いところ。
ただ、ツーリングでのキャンプは、自然を楽しんだりのんびりすごしたりというような「目的」ではなく、安く泊まるという「手段」なので、ツーリングには不向きなキャンプ場があります。
まず料金。オートキャンプ場にはとても高額なところがあり、さすがに一人当たり1000円を越えるとバカバカしい。
次に立地。自然を楽しめるように奥まった場所にあるため、キャンプ場までの往復が長かったり高低差があることがある。
山の奥や高台の上にあることや、谷の上を道路が走っているのに川沿いにあるなど。
夜について朝には出発するのに、余計に数km走ったり、数百m登ったりはしたくない。
そして設備。キャンプ場によっては洗い場やトイレなどの設備が貧弱で、ふつうの公園のほうがましな場合がある。
安ければそれも我慢できるけど。
北海道はキャンプ場が数多くあって、無料のところも多い。全国どこでもそうだったらキャンプツーリングがもっとやりやすいのになあ。
道の駅
最も便利なのが
道の駅。24時間利用できる清潔なトイレは道の駅の条件なので確実。
17箇所の道の駅に泊まったことがあるが、大抵最新のきれいなトイレだし、必ず建物があるので雨のときでも軒下が使える場合が多く、幹線道路沿いなのでアクセスが容易と、実際キャンプ場よりいい。
道の駅は年々数を増やしており、どんどん便利になっている。
公園
どの町にも必ずある公園。今まで40箇所位に泊まった。
大きいところから小さいところまでさまざまあるが、夜にトイレが閉まるところがあるのでまずはそこに注意。
総合公園・運動公園
その市町村を代表するような公園で、面積が広くさまざまな施設がある公園。
運動公園の場合に気をつけなければならないのは、休日の朝などは、早くから利用者がいること。
広島県尾道市の
因島運動公園では、野球場の隣の広場に泊まったら朝からキャッチボールが始まっちゃったし、大分県大分市の
南大分スポーツパークではゲートボールが始まり追い払われた。
地区公園・近隣公園
近くの住民が利用する公園。
これより小さい街区公園になると、道路からテントが丸見えだったり、住宅地に近いことから警察に通報されると面倒なので避けたほうがいい。
これらの公園の場合やっかいなのは、町の中心部に近いと、夜でも利用者がいる場合があること。
河川敷
都会で泊まれそうなところが無いとき、河川敷なら夜は人も少なく泊まりやすい。
ただ、公園として整備されていないところだと、トイレや水場がないこともある。
雨が心配なときは橋の下がよいが、交通量が多いとうるさい。あとはホームレスに先に取られている場合がある。
河川敷がグランドになっているところは、朝から利用されることが多いので注意。
和歌山県紀の川市の
粉河運動場では朝から少年野球団が押し寄せ、岩手県久慈市の
久慈川河川公園ではゲートボールの大会が始まった。
その他
駅
駅に泊まることは
駅寝と呼ばれ、野宿の定番である。
駅舎が施錠されないかがポイント。
終電から初電までしか居られないので、基本的に夕ご飯や朝ごはんの調理はできず、遅寝早起きになる。
なので、今まで9回駅寝したことがあるが、翌日の始発で輪行する場合や、雨が降った場合のみ。
枕崎駅や
大歩危駅では寝坊して恥ずかしいめにあった。
軒下
公園や駅などの泊まれる場所がなかった場合、もしくは雨でどうしても屋根が欲しいときの最終手段。
2003年夏合宿アフターでは、男だけでテントは面倒、料理もしないのですべてスーパーの軒下で泊まった。
スーパーは開店のずいぶん前から搬入などが始まるので注意。
簡易宿泊所
健康ランドなどで、深夜割増料金を払えば仮眠という形で泊まれるところがある。
二箇所泊まったことがあるが、風呂とあわせて2000円位で泊まれるものの、雰囲気は良くなかった。
最近では、漫画喫茶などもあるが行ったことはない。
都会で泊まる場所が無いか、野宿がこわい場合には使える。
やんちゃな中高生
泊まろうと思っていた場所に、やんちゃな中高生がたまっている場合があります。
大抵は近づいていくとどいてくれます。
どいてくれなかったら、「ここ使いたいんだけどさあ、いい?」などと、敬語ではなくタメ語で話しかけてみよう。
向こうからしたら、こっちはかなり怪しい人たちなので、びびることはまったく無い。
警察
まず怒られたり、どかされたりすることはありません。
だいたいは中高生や家出ではないかと確認したいだけなので、大学生でツーリングしていることがわかると、「気をつけて」などと言って去ります。
最終更新:2006年12月24日 23:15