旧 香港上海銀行長崎支店
きゅう ほんこんしゃんはいぎんこうながさきしてん
明治から昭和初期に活躍した建築家、下田菊太郎が設計した国内に現存する唯一の遺構。
香港上海銀行は、明治29年(1896年)に長崎に支店を開設し、在留外国人、なかでも貿易商を主な取引先として外国為替や、ロンドン、上海、香港における外貨の売買を主要業務とした特殊為替銀行だった。
1931年(昭和6年)に閉鎖された後、警察署庁舎、歴史民俗資料館として利用されてきた。
昭和62年、長崎市が建物の外壁の一部を復元した国際交流会館を建設する計画を発表したが、多くの市民の声を受けてそのまま現地で保存活用することになった。
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最終更新:2013年06月06日 19:54