香取神宮
かとりじんぐう
千葉県香取市にある神社。下総国の
一宮。
日本全国に約400社ある香取神宮の総本社。
祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)。
歴史
紀元前643年の創建と伝えられている。
「常陸国風土記」によると、神代の時代に肥後国造の一族だった多氏が上総国に上陸し、開拓を行いながら常陸国に勢力を伸ばした。この際に出雲国の拓殖氏族によって農耕神として祀られたのが、香取神宮の起源とされている。
鹿島神宮と共に蝦夷に対する大和朝廷の前線基地として重要視されていた。
平安時代に「神宮」の称号で呼ばれていたのは、
伊勢神宮・
鹿島神宮・香取神宮の三社だけだった。
建築物
鳥居
総門
楼門
本殿と同時期に江戸幕府により造営された。
重要文化財に指定されている。
拝殿
幣殿
本殿
江戸時代に徳川幕府によって造営された。
黒漆塗りの壁や柱が特徴的。
重要文化財に指定されている。
- 建造年:1700年(元禄13年)
- 様式:流造
- 屋根材:檜皮葺
関連サイト
関連項目
最終更新:2013年11月28日 00:56