前田工業1社のブランド(登録商標)であったが、輸出において協力関係にあった各社が集まり、変速機などを前田工業、
クランクを杉野鉄工(現:スギノテクノ)、ブレーキ・ヘッドパーツを吉貝機械金属、ペダルを三ヶ島製作所が製造し、シマノに対抗する
コンポーネントを企画した。
ロードレーサー向けのCyclone、Superbe、Superbe Pro、マウンテンバイク向けのXC-シリーズ(Pro,Comp,LTD,他)といった製品があった。
シマノ工業と雌雄を競う自転車部品の大ブランドだったが、1990年頃から経営危機に陥り、1991年10月にモリ工業傘下の栄輪業と合併してSR-SUNTOURブランドとなったが、数年のち台湾の自転車部品会社(現在のSR-SUNTOUR社)に売却された。