あまり思い入れのないシリーズ物だったので、面白かったのは面白かったけど、あまり覚えていない。ただもう、最初から最後まで隅々まで「インディ・ジョーンズ」だった。
見ている間中、「ああそうそう、こんな感じやったなぁ」とか、変な遺跡のシーンで「こういうところでワクワクしたなぁ」とか、昔を思い返してばかりだった。怪しげな突起を押したら扉が開くとか、ミイラが動くとか、今ならありがちな設定って、このシリーズが作ったような気がする。だから、シリーズ物としてはこの作品は正解なのだろう。
一作目に出てきたヒロインがまた出てきたらしいが、覚えていないのでスルー。ただ、小さい時に「インディ・ジョーンズ始まるよ」と母に呼ばれ、揃って見た思い出が甦った。きっとCGの出来とか、ストーリーは前作までより練られているのだろうと思うし、大人になった私が見ても「古い」と思うことはなかった。
舞台は前作から少し経ったという設定らしく、現代ではない。なので、若者が集まるカフェは私の知らない古い時代のものだった。てっきり現代なのだと何の疑問も持たずに見ていたので、やたら櫛でリーゼントを決めるシャイア・ラブーフは何してるんだろうと最初思っていた。
残念ながらハリソン・フォードは私のストライクゾーンからは年齢的に若干外れ、ラブーフはあまり好みでないので、ときめくことはなかった。数少ない残念な点。
お茶の間で家族で見るには持って来いだと思う。シリーズが好きな人も是非。ただ私は見終わった瞬間からストーリーを忘れてしまった。それはそれで正解だと思う。
ここから先はちょっとだけネタバレ。
鉛でできた冷蔵庫に入って、核実験から逃れるところは面白かった。ほんまに?とは思うけど。
あと、「宇宙人て!」ってきっと誰もが思ったんじゃないのでしょうか。私はそうだった。あれで宇宙人喋りだしたら、どうしようかと思ったけど、それはなかったのでよかった。
(2009/02/13)
[カウンタ: - ]
最終更新:2009年06月07日 17:23