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TRICK劇場版2

2006年6月映画館にて



 楽しみに楽しみにしていた、劇場版を見てきました。トリックでしたよ、ええ期待通りの。見たことない人は、見てもあまり楽しくないのではないかなと思います。「なんじゃこの雰囲気」って気分を味わいたいなら別ですが。
 パンフレットに「見てはいけないものを見てしまった共犯者気分を作りたかった(意訳)」と監督が書かれていましたが、そんな気分ですね。予備知識無しに映画だけ見に行ったら、1800円返せって思ってたかもしれません。山田の性格はこうでね、今までこんなことがあってね、って土台があってこその面白さ。成長を見守っているような感じ。大好きです。
 映画でも二時間ドラマでもあまり変わらない作りでした。劇場版1はそれでもCG(しょぼしょぼの)使ってましたけど、今回は頭部やら臀部を隠すとか本編全く関係ないネタ用のCGでしたね。物語はいつもの通り、著作(どん超/なぜベス、私も持ってますよ教授!)を誉められた上田(阿部寛)が、マジックショーアシスタントをクビになった山田(仲間由紀恵)をある島に引っ張り出すところから始まります。敵は、箱の中には天界への入り口があり自分はそこを自由に行き来できるという筺神佐和子。上田と山田は幼い頃に佐和子にさらわれたという少女を取り戻そうと奮闘します。
 上田がその少女にクラッとするのも、二人が危機に陥った時に自分だけ助かろうとするのも予定調和。小ネタ満載、村人の風貌が怪しいのも方言がまぜこぜなのも全部予定調和。
 テレビも力を入れているのか、CMめっちゃやってましたね。テレビ番組に出て「上田と山田の関係が進展します」とひつこく言っていたので、逆に「もう言うなー!」と思っていました。CMで微妙な(?)キスシーンも流してましたし。トリックを見守っている人にとっても、この二人の関係は必見ですよね。ね!ね!私それが一番楽しみでした。
 冷静に考えると映画館で見る必要は無いと思います。音楽や映像凄いとかありませんし。ファンですら映画である意味わかりませんし。DVD出てからでもいいと思います。むしろテレビシリーズを見たことない人は見ない方がいいです。「映画館行ってよかった、早く見られて嬉しい♪ただただトリックが好き」という自己満足の世界でした。いつもレイトショー1200円でしか見ないのに1800円出した、とか携帯シール買っちゃったよ、とか。パンフレット併せて3600円の自己満足。携帯シールは二枚あったから会社用携帯とプライベート用携帯に。ちょっと見にくいけどいいの!我が人生に一片の悔い無し!

 こっから先は劇場版2及び劇場版1及びテレビシリーズのネタバレ含みます。それでもよければどうぞ。

 オープニングのひよこちゃんは「最後」って言ってましたけど、本当にそうなるんでしょうか。私はドラマトリック3には非常にマンネリを感じていたので、このまま何もなかったように続くのなら綺麗に終わって欲しいなぁと思うのです。でも終わると寂しい。ジレンマ炸裂です。だいたい、劇場版1のエンディングでさ、上田と山田がちょっと良い感じになってたのに、ドラマ始まった時あれなしになってたでしょ。ひっじょーに納得がいかなかったのですよね。私あの「アイシテイマスタカラハイラナイ」に涙が出る程感動したのに(まじ)、トリック3の開始を胸弾ませ待っていたのに、ふつーに始まって「あれ?あれ?」って言ってる内に終わっちゃったよ。別にいちゃいちゃして欲しいとかそんなんは全く無いけど、嘘、ちょっとあるけど、でもあのマンネリはひどい。ただドラマが終わった時も「まだスペシャルがあるわ!」と自分を励ましていた私としては、里見のお習字教室での「シリーズ再開希望」の文字の力を信じるしかないのです。
 今回は小ネタの対象年代が広範囲で、わからないものが沢山ありました。「よろしくね」やユートピア、「スチュワーデス物語」は説明されても分かりませんでした。反面、千と千尋の神隠しとか、ゴムゴムの実とか、リングの貞子、功名が辻は、局も違うしええのかな、と心配になりました。ゴムゴムは分かり易かったので劇場内でも笑いが起こっていました。ごっついチープな映像でしたね。
 最近仲間由紀恵は売れっ子で色んな所で見かけますが、鼻が低くてあまり可愛くないと思う事もが多かったのです。でも映画はやっぱり可愛いなぁ…。寝ている山田を上田が起こしに来る場面の寝姿奈緒子が超可愛かった。その後貞子になってたけど。結局、私は上田と山田が好きなんであって、阿部寛と仲間由紀恵が好きな訳ではないのだなぁと実感しました。ただ生瀬さんは矢部から入ったけど、既に本体も大好きです。今回は出番がちょっとで寂しかった…。矢部秋葉里見は、レギュラーだから無理矢理入れました感が強かったですね。矢部ファンにとっては物足りなひ。まぁ出番のなかった東大よりましか。それにしても石原戻ってきて欲しいなぁ。
 まぁなんだかんだ言っても大好きなのです。「どんと来い超常現象2」が出版されたらどうせ買うんですよ。シナリオはあまり興味ありませんが、本の中のたった一文に微妙な恋心を見付けて楽しむのですよ。だって私はそういうのが好きなんだもん。ラブストーリーじゃなくて何かメインがあって、その中にほのかに香る恋心が好きなんだもん。
 最後のシーンはもう劇場版のお約束になったのでしょうか。二人で歩きながらちょっと微妙な会話をするという。1の時もそうでしたが、上田強気ですよね。この後の二人の妄想が掻き立てられます。一緒に住んじゃうのかな、長野の里見に会いに行って「お母さん!」「お母さんて言うな!」会話が繰り広げられるのかしら。そう言えば今回は「You!」「奈緒子!」って呼びかけなかったような。好きだったのに。まぁこのぐだぐだ感がトリックの持ち味なんでしょうけど、二人の今後を見守る会としてはそこんとこはっきりさせて欲しい訳です最後には。はっきりしてない、ということは続きがあると思っていいのね!信じちゃうんだからね!
(2006/06/13)

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最終更新:2010年08月30日 01:26
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