荒川弘

鋼の錬金術師 1~7巻






 なんかすごく人気があるようで読んでみました。最初の方をちょっとだけ。
 エドとアルという兄弟のお話です。舞台はファンタジーなのでちょっと説明し辛いのですが、ラピュタみたいな世界。パズーが住んでた炭鉱のようなとこや、軍隊もいます。汽車も車もあるけど、科学という点ではまだそんなに発達していない、そんな世界。ここには錬金術という技があって、錬金術師という国家資格があります。よくある金を精製する錬金術ではなく、魔方陣みたいなのを描いてなんかをすると、別なものができるという魔法のようなもの。世界観的には理屈があるらしいのですが、よくわかりません。
 兄のエドは片足と片腕がオートメイルという義足義手(神経に繋がっているから自在に動かせるけど)。これはこの世界では割と当たり前。弟のアルは鎧です。中身無し。これはこの世界では普通ではありません。
 元々二人は五体満足の普通の人間でした。ただ死んでしまった母親を錬金術で作り出すという禁忌を犯し(しかも失敗)、エドは片足を、アルは身体を失ってしまいました。すぐさまエドはアルを呼び戻そうとしますが戻ったのは彼の魂だけ。それを鎧に定着させました。エドの片腕と引き換えに。そしてアルの身体を元に戻すべく再度人体練成を成功させようとする、二人の旅が始まります。
 アニメにもなったし、さぞかし面白いんだろう!と意気込んで最初4冊読んだときは、ちょっと拍子抜けしました。「普通に面白いけど、そんな人気出るほどか?」。でもせっかくやし、と思って7巻まで購入。その上でもう一度1巻から通し読み。ちょっと面白くなってきました。こっから話が広がるんだろうな~と思えます。なので少しずつ買い足していく予定。
(2007/05/07)

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最終更新:2007年07月19日 01:35
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