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若竹七海2

閉ざされた夏


 ある作家の記念館で起こった殺人事件のお話。殺人事件はともかくとして、記念館という舞台が面白かった。記念館ってこんな仕事すんねや~って新鮮に感じた。
 それ以外は普通(?)の殺人事件で、さくさく読めた。安心して読めるミステリだと思う。
 この作者さんはベーシックなミステリを描かれると思う。手にとっても不安感がない。赤川次郎みたいな感じで、どれもそれなりに面白い。そういうつもりで読むからか、少なくとも「金と時間返せ!」と愚痴らなくてすんでいる。それから登場人物の性格付けがとても巧いと思う。トリックよりも人間関係の方が面白い。始めに人間ありきで事件が起こる方が好きなので、人物がちゃんと描かれているのがいい。
 読んだ後すぐ内容を忘れてるので、ハリウッドアクション映画のようだなぁと思う。
(2009/02/13)

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最終更新:2009年02月13日 23:45
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