鼻血袋 ~やっぱり鼻血が止まりません~内検索 / 「ヤッターマン」で検索した結果

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  • ヤッターマン
    ヤッターマン  観に行ったって言ったら「なんでまたそれを選ぶ?」って顔をされるけど、「映画館行きたい衝動」と仕事あがりのタイミングが絶妙に合致して行ってしまった。アニメヤッターマンは、ものごころついた私が初めて意識して「見たい」と思ったアニメで、私の妄想癖の原点なので、しょーがなかろうという諦めに似た運命を感じる。  実際のところタイムボカンシリーズをごっちゃにして覚えているみたいで、記憶に残っているのはほぼゼンダマンだろうし、今でも歌える主題歌はイッパツマンのものだ。つまり原作アニメファンではあるが細部はほとんど覚えていない。観に行く目的は郷愁に浸るためでしかない。  前置きが長くなったが、上のような立ち位置だと、\1,000というお値段の元は取ったかなーと思う。大まかな感想は、  ・ドロンジョ様(深キョン)至上主義、アイちゃんと美少女はなんか可哀想な扱いだった。 ...
  • 映画(作品別)
    ...の弥次さん喜多さん ヤッターマン ライラの冒険 黄金の羅針盤 ラブ★コン
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    ...の弥次さん喜多さん ヤッターマン ライラの冒険 黄金の羅針盤 ラブ★コン
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    ...の弥次さん喜多さん ヤッターマン ライラの冒険 黄金の羅針盤 ラブ★コン 舞台(作品別) オペラ座の怪人(ブロードウェイ) 五右衛門ロック コンフィダント・絆 容疑者xの献身 その他 TRICK関連本 シネマ坊主2 [カウンタ: - ]
  • スーパーマン リターンズ
    2006年9月映画館にて  言わずとしれたアメリカのヒーロー、スーパーマンの映画です。前作を見たことも思い入れも無いのですが、評判が良かったので行って来ました。前作1を予習の為見てから。  面白かったです。きっと小さい頃に前映画を見てたら、泣いてたかも。オープニングの「てーんててててーん、てーんてーんてーん」は、思い入れが無くてもぞくっと来ました。宇宙旅行みたいな映像と共に、タイトルバック。クレジットが「ひゅぼーん」と飛んでいきます。ここだけでも見に来た甲斐がありました。是非映画館で見てほしいです。お金かかってますし、正しい使い方のような気がします。  ストーリーは映画2の5年後という設定のようです。1で予習を諦めてしまったので、2がどのように終わったのか分かりませんでした。分かってたらきっともっと面白かっただろうに、ちょっと後悔しました。現実では20年程経っているみたい...
  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
    ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団  間に合わないかと思ってましたが、何とか見ることができました。やっぱり映画館で見てよかったなぁ。いっときハマりきったこのハリポタシリーズは、とうとう第五弾まできました。原作は一度しか読んでない(と思う)ので、ついていけるかなぁと心配でしたが、ある程度人物関係を把握して、それでいて忘れかけなので「きー!なんでそのシーンを外すのよ!」ってなことがなかったから逆によかったかも。  原作と同じく、映画もどんどこダークサイドに落ちてきてました。くすっと笑えたり、楽しいアイテムが出てくるシーンは少なかったんじゃないかな。双子兄弟くらいか。なんせ主役のハリー君が、終始イライラしてるもんで。映画としてはそれなりにまとまってたかなぁと思います。こいつ誰やねん的な登場人物はたーくさんいますが、そこは無視無視。ルーピン先生やトンクス、ドラコの父...
  • トランスフォーマー
    トランスフォーマー  アニメを見ていたわけでもなくて思い入れは全く無いけど、映画サイトで評判が良かったから見に行きました。  そんで感想なんですが、めっちゃ面白い!「スカッと爽やか」系の映画で、見なくたって人生には何の影響も無いんでしょうけど、仕事で煮詰まってどろどろの頭には、心地よかったです。スピルバーグやらアルマゲドンの人やら、なんせ有名どころが作ってるらしいんですけど、お金も技術も情熱もあるぜ!ていう大人が、全精力を傾けて幼少時代の夢をリアルに叶えました的な匂いを感じました。そのある種の思い切りの良さが清清しいです。  映画の筋は、3つの方向から進みます。まずカタール(だっけかな?)の米軍基地に謎の金属生命体が攻めてきて壊滅状態に追い込まれます。全滅かと思いきやごく一部だけが逃げ仰せ、本国に帰還します。この兵士がものごっつかっこよくて、この映画中の目の保養はこの人担...
  • J.K.ローリング
    ハリーポッターと死の秘宝  ★前半は極力ネタバレしないよう気をつけて書きます。  とうとうハリーポッターが完結した。私のテンションは多少の中だるみはあったものの、最終巻で再度ヒートアップ。現在私の頭の中はハリーポッターが7割を占めています。  久しぶりに徹夜して爽やかな夜明け。読むとやっぱり面白くて、引き込まれた。一回だけ中断したけど、あとはノンストップで読了。しーあーわーせー!週末を待って正解だった。途中でやめたら、仕事になりませんわ。  シリーズ通して今回のが一番面白かった。今までの伏線がばんばん回収されていく気持ちよさもあるけど、色んなできごとが矢継ぎ早に起こって、本なのに目が離せない感じ。やっぱりハリーが、ロンが、ハーマイオニーが大好きなのです。三人がたくさん出ていて幸せ。最初の何ページかで「あぁ前作もう一回読んどきゃよかった」と思い、読み終わった後「さてもう一...
  • ダークナイト
    ダークナイト  バットマンビギンズの続編に当たる。その名の通りダークな、すごい映画でした。「すごいもん見た」としか言えなかった。感想が言いづらいのは、きっと「面白かった」と言うのがはばかられるような内容だったからだと思う。  昼間はセレブ(実業家?)のブルース、夜は悪と戦うヒーロー、バットマン。超法規的な方法で悪をやっつける彼は、「自警市民」と言われ一般人の評価も真っ二つ。まぁ、その辺のジレンマはアメリカンヒーローにはお約束ですな。とにかく治安が悪いゴッサムシティだが、検事デントが赴任してくると希望の光が見えてくる。正義感溢れる熱血漢なデントは、バットマンのやっていることを認め、その上でゴッサムシティを変えようと奮闘する。これで自分の役目は終わりかと思うバットマンだが、彼等の前には悪の化身の男、ジョーカーが立ちふさがる。  このジョーカーがとにかくすごか...
  • Vフォー・ヴェンデッタ
    2006年5月映画館にて ナタリーポートマン主演の政治色の濃い作品でした。舞台は近未来の英国。第三次大戦以降、独裁政治が行われている状況を打破すべく「V」(ヴィー)という仮面の男がテロを行う様子が描かれていました。ナタリーポートマン演じるイヴィーは偶然Vと知り合い、次第に彼と関わり合う事になりますが…。というお話。  感想は「すごく面白かったけど、よくわからなかった」に尽きると思います。続きは気になるし、割とハラハラしたし、豪華で面白く、時折切なくなるお話でした。が、が!政治色とか下敷きになっている素材が難しく、それを知っていたらもっと楽しめたんだろうなぁと思うのです。そこが残念。  Vはヒューゴ・ヴィーイングが演じているそうです。でも仮面だしね。あの仮面よくできていると思いました。能面みたいに、色んな表情が感じられるのです。  スタッフはマトリックスと同じメンバーみたいです...
  • トランスフォーマー リベンジ
    トランスフォーマー リベンジ  前作面白かったし、こればっかりは映画館で見なくては!と、滑り込みセーフ。いやー面白かった。ロボ物には興味がない、ガンダムのかっこよさが分からない私だけど、これを機に転んでしまいそう。変身シーンと戦闘シーンは心が躍った。  ストーリーは前作の続き。オプティマスプライム達は軍と協力し、ディセプティコンの残党を狩っており、すっかりサムは日常に戻った様子。ただバンブルビーだけはサムの元に。大学進学を機に寮に入るサムは、家族や恋人ミカエラやバンブルビーを残し「大学デビューだぜ!」と心躍らせていた。でもまぁ映画があるってことは何かあるってことなので、「普通の男の子に戻ります」って心境は無残にも砕かれる。  前回と同じく頭がからっぽでも面白い映画でした。一作目の方が良かったけど、これも充分好き。オートボット同士の戦いは、もうどっちがどっ...
  • 江國香織
    号泣する準備はできていた  「間宮兄弟」を読んだ後でこれ。短編集でいくつか入っていて全部恋愛絡みの、似たトーンのお話でした。  お洒落で大人の女性が読むような感じで、私はどうも馴染めませんでした。意味深な描き方で共感する人はするのだろうけれど、私とは遠い世界で分からなかった。知ったかぶりして「分かるかも」とも言いたくない。  題名のリズムが気持ちよかったのでずっと気になっていたのですが、私には面白くなかった。この人はいろんなものを描くなぁと思います。でも気になってたまんまは嫌だったので、読めてよかったかな。私は結局オチがつくお話が好きなのだなと実感。 (2007/09/20) 間宮兄弟  なべてこの世はこともなし。と言った感じのお話。ちょっと変わり者ではあるけれど平凡な生活を営む兄弟の、ごく普通っぽいお話。世界が危機に陥るわけでも、誰かが死ぬわけでも、秘...
  • X-MEN:ファイナルディシジョン
    2006年10月映画館にて [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...)  なんだかんだ言って好きなシリーズです。「ファイナル」とあったので「シリーズ物は三作で終わるのが暗黙の了解になってきたのかしら」と思っていました。が、終わった瞬間の一言「なんやそれー!」。いい意味でのこのせりふですよ。す...
  • おがきちか
    Landreaall 1~15巻  す っ ご く 好 み 。  えーなにこれ面白ーい!遠くから大波がどどどどどどどと押し寄せて、巻が進むごとにどんどん波が高くなって、きたきたきたー!とわくわくするような、そんな勢いで15冊を繰り返し繰り返し6回読み返しました。借りてたもので。買おうか悩む。真剣悩む。  ときめきもちょっとはあるんだけど、主にわくわくする感じです。多分ハリーポッターが好きな人は好き。崖の上のポニョをなんだかなーと思いつつそーすけの冒険にちょっとわくわくした人も好き。ずっこけ3人組とか、いやいやえんとか、藤本ひとみのKZ少年少女ゼミナールシリーズが好きだった人もちょっと来て。  ファンタジーなお話で、主人公はエカリープ領主の息子DX。領地の竜を自らと一緒に封じているマリオンという女性に恋をし、妹のイオンと、家族同然に育った護衛の忍者である...
  • おかざき真里
    サプリ [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __t...
  • 梨木香歩
    からくりからくさ  「裏庭」より更に難しかったです。よく分からなかったというのが本音。  妙齢の女性達がある古い一軒家で生活するお話です。彼女達は一様に草木染や織物など、伝統芸能のような生業を持っています。何より普通でないのは「りかさん」というお人形さんがいること。家主であり持ち主である女性曰く「このお人形は昔は生きていて今は眠っている。そういうのを受け入れてもらわなくてはいいけど、私がこのお人形を人間のように扱うのを止めないで欲しい」  自分でもこのお話がよく分かっていないので、あらすじを説明するのは難しいです。淡々とした生活描写かと思えばアクシデントがあったりで、掴み所がありません。しかーし!なんかやっぱり「良い」のです、雰囲気が。空気が。また草木染の知識や織物やら、「西の魔女が死んだ」のおばあちゃんの生活の知恵を楽しんだ人なら、楽しめるはず。  正直、アウトラインだけを...
  • 福井晴敏
    6ステイン  久しぶりに福井作品を読みました。この人の本はとても面白いんだけど、集中して活字を追いかけないと着いていけないので、読んでいる間は肩に力が入るというか、疲れるんです。なので、しばらく読んでいませんでしたが。  久しぶりに読んで、やっぱりこの人は面白い!と思いました。中身がぎっしり詰まっている感じで、読み応えあったなぁと思えます。初めて「亡国のイージス」を読んで、まるで新しいジャンルに出会ったような感覚に陥り、勢いで出ている本を買い漁ってむさぼるように読み、友人に布教し、期せずして映画化の波に乗り、しばらく熱が引かなかったことを思い出しました。  この本は短編集で比較的読みやすいです。「いまできる最善のこと」「畳算」「サクラ」「媽媽」「断ち切る」「920を待ちながら」の計6編。ただ福井作品はある程度長さがないと、熱さが出てこないように思います。短編ゆえに今回は熱さ控え...
  • 内海隆一郎
    狐の嫁入り―御仕出し立花屋  江戸時代の庶民のお話でした。連作短編ではないけれど、細かく区切ってあって読みやすかったです。  主人公は仕出屋の主人で料理人。料理人の部下(?)を抱え日々料理を作っているわけですが、ひょんなことから家族を火事で失った元吉という男の子を預かります。この子を一人前に育て上げようとしますが、この火事はただの火事ではなかったらしく、元吉の周りで不穏なことが起こります。またこの主人公自体も元々は大名家の料理人だったのですが、ある事件をきっかけに一介の仕出屋に落ち着きます。わけありの主人公と、わけありの小僧は近所の岡引も巻き込んで、妙な事件に関わりあうことになってしまいました。  安心して読める系統なのですが、これは料理が扱われていて面白かったです。江戸時代は動物の肉をほとんど食べなくて(鳥や兎くらいかな?)、ジューシィな表現はないのですが、野菜料理の描写がな...
  • 茅田砂胡2
    桐原家の人々 1~4 [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...)  他の作品とは違って、日本の家族「桐原家」を描いた作品。普通の(?)人間ばかりが出てきます。三つ子と年齢の離れた長男長女、そして両親と祖母という大家族のドタバタコメディ。ってとこでしょうか。  高校生の三つ子猛(女)と都(男)と真己(男)。猛と都は...
  • 荻原浩
    押入れのちよ  この人の短編集は初めて読むかもしれない。いろんなジャンルのものが入っていたような気がする。最初はなんとなしに読んでいたが、途中の「老猫」が無性に怖く気持ち悪くて、しばらく読むのをやめてしまった。長編の人だと思ってたので、短編も面白いことは嬉しい誤算。というか長編が面白い人は、やっぱり短編も面白い。あれ、でも短編が面白い人は長編も面白いのか?  今回のは長編とはまた違いホラー風味のものが多いので、荻原浩っぽくはないなぁと思った。ほんと、引き出しの多い人です。私の好きなのは「神様からひとこと」みたいなやつなので、ホラーが苦手な人は駄目かも。(もちろんそれ以外のもあるけど)  ここから先はちょっと本編に触れます。  『お母様のロシアのスープ』…ロシア人母娘2人が中国に亡命し、持ち込んだ財産でなんとか生きていた家族を娘視点から見たお話。子供目線でのサスペンスかと...
  • 京極夏彦
    絡新婦の理  京極堂シリーズ第五弾です。女学校で起こる怪事件と、巷で起こる目潰し魔の事件が同時進行で発生します。これも別々の事件に見えますが、というか別々としか考えられへんやろって感じなのですが、あら不思議どっかで繋がってるんですね~ってお話です。いつものことですが、妖怪の話は全然覚えていません。  今回は織作家という旧家が関わってきます。この織作家には三姉妹なのですが、皆べっぴんさんらしいです。三人とも怪しいです(古今東西怪奇事件に関わる美人は怪しいのです)。  次女の葵について一言。彼女は所謂ウーマンリブ運動をやっており、つまり男女平等を声高に叫ぶ才女なのですが、それに対する京極堂の意見が興味深かったです。どんな風に興味深かったのかは忘れましたが(忘れたんかい)、なんか目から鱗が落ちる感じでした。端から見たら葵側のその意見は非常にヒステリックなものだったので、読みながら女性...
  • 伊坂幸太郎
    グラスホッパー  読むのは五作目となる伊坂幸太郎。初めて読んだのは「陽気なギャングが~」で、「なんて面白いんだろう!」と感嘆した。だけど他の本を読み進むに従って、「なんか暗い…」と最初のような興奮は得られなかった。この人は本当はこういった少しダークなお話を描きたいのかな。  ダークと言ってもバイオレンス満載というわけではない。そもそも私は暴力描写がきっちりあるようなお話は苦手なので、そんなのは読まない。そういうのを敢えて避けている私が読む本の中で、ダークと感じるだけだ。今回は直接的な暴力描写はないのだけれど、それを連想させるようなお話だったので、読んでいて気分が盛り上がらなかった。ただ貸してくれた人は面白いと言っていたし、そういうのが平気な人は面白いと私も思う。  このお話は三人の登場人物が交互に語り手を努める、他視点の一人称小説である。一人目は「鈴木」という男性。妻を交通事故...
  • 乃木坂太郎
    医龍―Team Medical Dragon 12~13巻 [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...)  注意!11巻以前のネタバレを含みます!  いや~久々に読んだけど、やっぱり面白かったっす。教授選における心理合戦がたまりません。UCLAから来た国立、ミキと朝田の因縁の相手霧島軍司と、そうそうたる...
  • ライラの冒険 黄金の羅針盤
    ライラの冒険 黄金の羅針盤 ASINが有効ではありません。  ライラという子供が主役のファンタジー1作目。私達がいる世界と似ているけど少し違う世界のお話。  この世界では人間には必ず「ダイモン」という動物が傍にいる。ダイモンはその宿主(宿主って言い方は適切で無いかもしれない)である人間の内面とかを表しており、例えばダイモンに危害を加えると宿主も痛いし、宿主が死ぬとダイモンも消える。また子供のダイモンは安定せず、色んな動物に姿を変える。宿主からは離れず、人間とも喋られる。このダイモンをもてるのは人間だけ。大前提はそんな感じ。  ライラは両親を飛行機事故で亡くしたが、ある教会でのびのび育つ。ある日コールター夫人という未亡人が教会にやって来て、ライラを手伝いに貸して欲しいと教会に申し入れる。一目でコールター夫人の虜になったらライラは喜んでついていく。ただし「誰にも見せてはい...
  • ブラッド・ダイヤモンド
    ブラッド・ダイヤモンド [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...)  レオナルド・ディカプリオが主演のこの映画。すごくすごーく考えさせられる映画でした。Blood Diamond「紛争ダイヤモンド」という社会問題を扱っています。気分は重くなりますが、面白いですし、いい映画でお勧めです。ずっとスカッ...
  • 北条司
    シティーハンター  2011年8月に突如「シティーハンターやっぱり好き好き祭り」が脳内で開催された。突発的と思われた祭りが9月半ばになっても閉幕を迎えない為、気持ちを整理する為に感想でも書こうと思う。感想というより、私が如何にリョウが好きか語っているだけで、果てしなく気持ち悪いですが、それでもよければ続きを読んでください。ちなみに冴羽リョウのリョウはけものへんで常用漢字じゃないらしいのでリョウで表記。  昔からずーっとリョウというキャラが好きだった。理想の男性は上杉達也と冴羽リョウって思ってた。てか言ってた。好きになるタイプは全然違うけど、痛々しいこの主張は今も変わらない。幼い頃の刷り込みって怖いね。  昔好きだった本を読み直すのは、少し怖い。大人になって感想が変わって、がっかりすることがあるから。幼いときはかっこよく見えたのに今読むとどう見ても厨二病だったり、感銘...
  • 中村光
    聖おにいさん  後輩に勧められたギャグ漫画。ツボでしたわーありがとうありがとう。  舞台は平和な今の時代。イエス・キリストとブッダがアパートで下宿暮らしをするお話。聖書とか仏教のメジャーなお話を知っていれば、面白さ倍増。勢いのあるギャグじゃないのに、声出して笑った。  反面、イエスとブッダが少しでも嫌な奴にならないよう、気を遣っているなぁと思う。そんなことしたら怖いところから抗議が来るかもしれないし、ある意味デンジャラスなテーマ。でも今のところその辺はクリアしてて、二人とも憎めなくて可愛い。しっかりもののブッダに、ちょっとお財布の紐が緩いイエスは可愛い。神様だけに下ネタに走る心配もないし(笑)  小ネタが多いのも良い。Tシャツの単語は結構ツボだ。なんでそれを選ぶ!ってつっこみたくなる。個人的には、 等身大自分フィギィア クリスマスしようと頑張る回 光るブッダ が好...
  • 山本一力
    だいこん  「流行ってんのか?」と言わんばかりに、我が家に山本一力が集結しています。母が図書館で借りてくるのですが、新しい人を発掘するのが面倒なだけみたいですけどね。そもそも読んでんのかしらん?読まずに返却しているような…。  今回は女性が主人公でした。「つばき」という料理と商売の才能に長けた女の子のお話です。「おんな一代細腕繁盛記」て感じ。3歳位から、ある程度大人になるまでの「つばき」を追いかけて描いています。つばきは、大工の父と、母、「さくら」「かえで」という妹の5人家族です。つばきが小さい頃父が賭場で借金を負い、それによって家庭不和が生じたため、彼女は「私がお金を稼ぐ」と思いながら成長しました。またつばきには料理と商売の才能があり、幼い頃から飯炊きとして働きに出、その給金を母が貯めておいてくれたので、10代半ばにして一膳飯屋を持つことができました。そっから彼女の商才が光りま...
  • 佐藤多佳子
    神様がくれた指 [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...)  題名を読んで「ピアノのお話かしらん」と思った。残念ながらそんな美しいお話ではなく、スリ(掏摸)のお話でしたが。この人ってばジャンルが広いわぁ。  辻という青年がスリで服役しており、釈放されたところからお話は始まる。前科者になったにも係わらず、なんだかあ...
  • 吉田秋生
    BANANA FISH  すごく泣きたい気がするのに泣けない状態になった。泣けるというのは、生まれた感情を吐き出せる出口があるということで、それができない時、胸の中で何かがうねうねしているような感情になるのだと思った。西加奈子や、清水玲子の「秘密」、そしてこの漫画の場合はそっちだった。泣けそうなものだったのに。重たい、でも良い漫画だった。  この漫画はだいぶ古い。お勧め漫画とかの記事があると大抵出てくるけど、時期を逸した感じで今まで読んでなかった。思春期の多感な時期に読んでいたら、間違いなく影響されていただろうと思う。  ぱっと見た時は古い漫画だという印象。コマが単調なことや、服装が古いこと。しょうがないのだけど、読んでいる間「ここは見せ方によってはもっとインパクトが大きいのに!」と何度思ったことか。でもそんなの関係なく、良い漫画は良いのだとも思うことが...
  • 二ノ宮知子
    のだめカンタービレ  久々にどストライク。千秋先輩…!私も変態の森へ連れてって!  今更感ありありな、言わずと知れたクラシック漫画。最初漫画喫茶で10巻位まで読んで、「面白いけど買う程じゃないわぁ」なんて思ってた私の馬鹿馬鹿!10巻から19巻まで悶え転がりながら読みました。お腹を壊したムッシュ長田のように。借りてよかった!のだめ…恐ろしい子!  音大生の野田恵こと「のだめ」(ピアノ)と千秋真一(ピアノもヴァイオリンも指揮もやっちゃう才色兼備)が、共に音楽に向かって突っ走るお話。それから、のだめは千秋が好きでそれはもう変態的に一直線。嫌よ嫌よも好きのうちで、千秋がのだめを突き放せないお話。はしょってるけど、大まかにはこんな感じ。  音の出ない、漫画という媒体でクラシックをやろうとしたことが、そもそもすごいと思う。私ですら作中で使われている曲を聞きたくなり...
  • 木村友馨
    御赦し同心  お蔦のお話が面白かったので、他の本にも手を出してみた。これは長編小説。  これも面白いんだけど、お蔦シリーズほどにわくわくしなかったのは明確な悪役が出てきているからだと思う。  定廻同心の籐四郎は年若い娘に暴行する(女捕)事件を追いかけていた。髪結い兼手下の錠吉を女装させて張り込んでいると、顔馴染みの町娘お凛が無残な姿で発見された。頭に血が上った籐四郎は犯人を捕らえるが、犯人は大店の息子で悪びれるところが全くない。あまりに腹の立った籐四郎は犯人に手を出してしまい、閑職に回されてしまう。  苦手な婦女暴行がテーマなのと、悪役が胸糞悪くなるような悪い奴なのと、身分や世間体が今の時代よりも厳しいことで、読んでいてもどかしかった。それが時代小説の持ち味でもあり、むしろそちらの方が過去よくあったのだろうとは思うのだけど。  ただテーマは重くても、籐四郎が若はげの家系では...
  • パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト
    2006年8月映画館にて  手間もお金もかけまくった作品でした。CGすごい、ロケ地すごい、メイクすごい、小道具っちゅーか演出がすごい。普通の映画の一番の見せ場が、いくつもあるって感じでした。  内容ですが、とても面白かったけど三作目に続くので若干消化不良の部分があります。しかも三作目公開まだまだだし、そこまで待たせんのか!と思いました。あと、一作目見てないと多分さっぱり分かりません。それもしっかり人物設定覚えてないとついていけないみたいです。私はそれを聞いていてパンフレットで予習しましたが、顔覚えてないので脇役設定がきつかったです。メインキャラ三人はOKでした。レンタルしてでも見てから行くことをお勧めします。一度見た人もそうでない人も。  さて前作の一番の見所はやはりキャプテン・ジャック・スパロウでしょう。彼の魅力の前には若い男前オーランドブルームも霞んで見えました。今回...
  • 羽海野チカ
    ハチミツとクローバー 10巻 完結  東京出張先で、ハチミツとクローバー最新刊を買いました。待ち望んだ最終巻でした。  早く帰ってきてよかった。ご飯食べた後に読んでよかった。テレビを消していてよかった。  私を楽しませ続けてくれたハチクロは、見事に幕を引いた。意外な結末だった。意外というのは少し違うかもしれない。いつも「続きが読みたい」と願う一方で、続きを予想することは無かった。ただこの人の描く物語に乗っかっていたかった。私が何を考えても、この人の作るものよりいいものにはならない、ならばあれこれ考えるのはやめて、ただ続きを待とう。そんな気持ちだったんじゃないかなと思う。今となっては分からないけど。  私にとってハチクロはいつも物足りない漫画だった。もっと日常風景を描いてくれればいいのに、そんなに先を急がなくてもいいのに、もっと登場人物の過去話に時間を割いてもいいのに。だけど竹...
  • 河惣益巳
    サラディナーサ  久しぶりに読み返しました。随分昔のお話で、めっちゃ長くもなくきっちりまとまって、一気読みに向いています。すごーく感動したりはしないのですが(泣くけど)、歴史物でスケールが大きくて「漫画って面白いなぁ」と思えました。  舞台はヨーロッパのスペイン近海。ガレオン船が活躍していたこの時代はスペインが強く、この国が誇る海軍力を握るフロンテーラ一族。その長レオンにはこよなく愛するサラディナーサ(サーラ)という跡継ぎ娘が一人おり、この少女を巡って様々なことが起こります。サーラの母、マリア・ルイーサとレオン、そしてスペイン王フェリペ二世には因縁があり、彼はサーラを手元に置こうと執着。そしてマリア・ルイーサの面影をサーラに見て、彼女に求婚するフェリペ二世の弟ドン・ファン。幼い頃にサーラと出会い、強烈な印象を残されたマシュー・リカルド。  ある意味サーラのハーレム話なのですが、何より...
  • ダン・ブラウン
    天使と悪魔  「ダ・ヴィンチ・コード」のラングドンシリーズ第一作目です。巷ではこっちの方が面白いとの噂でしたので、期待して読み始めました。結果はというと、確かにダヴィンチ~より面白かったです。序盤の展開は割とたらたらしていましたが、中盤からの追い上げがすごい。文庫で読んだので上中下とありましたが、中と下は一気に読んでしまいました。  今回の舞台はヴァチカンです。どうやって取材したんやろ。ダヴィンチ~は宗教的に文句が来たようですが、私から見るとヴァチカンの威信をかけるならこっちに文句を言った方がいいのでは?ってな内容でした。  美術/芸術/宗教に関する豆知識(正しいかどうかは置いといて)はてんこ盛りですし、サスペンスな展開は面白く、翻弄されること間違いなしですし、ダヴィンチ~を面白いと思った人には文句なくお勧めですよ。映画化も決まっているようなので、読んでみてはいかが...
  • 角田光代
    空中庭園  この作者さんの本は初めて。この本は連作短編で、ある家族に色んな角度から光を当てて、家族の形を浮き彫りにしている。読みやすいのに描いてある内容が毒々しいことに気づき、読むのが段々苦しくなった。  ダンチのリビングと、近くのディスカバリーセンターという大きなショッピングモールとで繰り広げられる両親姉弟の四人家族のお話。秘密を持たないという信条の元、長女がラブホテルで仕込まれたことや、子供の初潮までもをリビングの蛍光灯の下で共有する。一見、理想的な家族に見えるのだが、徐々に胡散臭さや、理想的な家族を演じているだけなことに気づく。お話は娘視点。母の絵里子視点。絵里子の母視点。父視点。父の愛人視点。息子視点で語られる。ページが進む毎に歪な家族の形が浮き彫りにされていく。  理想的な家族ってなんだろうと考えずにはいられなかった。空中にある庭園なんて不自然なのに、一生懸命、特に絵...
  • 荻原浩2
    ママの狙撃銃  荻原浩は面白い。引き出しが多い。安心して読める。そう思っているうちに読んだ本が結構増えたと思う。この本は勿論面白い。面白いんだけど、今まで読んだ荻原浩の中では平凡な感じがした。  念願の一戸建てを買った主人公。夫の稼ぎと教育費とローンの支払に頭を痛めるごく普通の主婦。決して条件の良いとは言えない小さなマイホームが彼女の世界。だけど実は彼女の祖父は殺し屋で、それなりにハードボイルドな世界に身を置いていた過去を持つ女性なのです、というお話。ひょんなことから過去を掘り起こされた彼女は今の自分を守るためにどうするのでしょう。  華々しい(ある意味)過去の割りに今の姿がリアリティありすぎて、ファンタジーに身を任せて良いのかリアリティを共感すれば良いのか、自分の立ち位置に迷った。昼間は主婦、夜は殺し屋、みたいな漫画みたいな展開になることもなく、「何日も昼間家を空けるわけには...
  • 市川拓司
    そのときは彼によろしく  この人の本はいつも同じイメージを抱く。私達と同じ世界にいるのに、よく見たら地面から2cm浮いているような。私達がいるのが3次元としたら、3.02次元て感じ。同じなのに違う。どことなく現実離れしている。そんなイメージ。  私にとって三作目となるこの本は、まず題名が素敵だと思いました。リズムがいい。口に出したくなる。掴みはオッケー(当社比)でした。  主人公は真面目なアクアプランツ(水草?)店主の智史。彼の語る口調でお話は進みます。複雑な恋愛が苦手だと自覚している彼は、結婚相談所で知り合った美咲とぎこちないお付き合いを始めました。智史は美咲に、中学生の頃の風変わりな友達について話します。ゴミが好きで、不法投棄されているゴミの山に居心地のよい場所を作り、ゴミの絵を描く目の悪い祐司。歯の矯正器具をつけていつもアーミーコートを着ている花梨。喉を手術されたらしく泣...
  • 高橋克彦
    春朗合わせ鏡  以前読んだ「おこう紅絵暦」の続編みたいです。全然知らずに読み始めて、何か見覚えある名前やな~と思い出しました。なぜ覚えていたかと言うとブログをやっていたからです。やっと役に立った!多分ブログに書いてなかったら、すんなり出てこなかったと思います。  以前はおこうが主役でしたが、今回はおこうの旦那千波一之進のお手先のようなことをしている、絵師の春朗が主役です。千波やおこうや千波の父、おこうの朋輩もちょっとだけ出てきます。また、陰間上がりで何で生計を立てているか分からない「蘭陽」や、「がたさん」(本名が分からないので浮浪者みたいな意味の「がたろ」からきてる)という素性の知れないおっさんも追加されました。  いろんなところで他の作品と繋がりがあるようですが、これ一冊でももちろん面白いです。江戸時代の捕物帖好きな人はお勧めです。  「女地獄」「父子道」「がたろ」「夏芝居...
  • 高橋留美子
    らんま1/2  感想なんてあんの?と思われそうですが、私も思っちゃったりしますが書きます。  私自身が疑問を感じる位、このお話の出来は高橋留美子作品としては、下から数えた方が早いと思う。なら何故書くのか。私が漫画にはまって、今のようなちょっとオタク入った子になったのは、恐らくこれが始まりだからだ。(兆候はもっと昔にもありましたが)はみだしっ子が原点ならばこれはきっかけです。そして未だに好き。  「早乙女乱馬は中国の呪泉郷で男溺泉に浸かってしまい、水をかぶると女の子になってしまうのです」一般人の友達に説明したら、ひかれそうな内容ですな。  でもこれ最初の3巻くらいまでは面白かったと思うんです。百歩譲って8巻か(ジュリエットが好きだから)。途中でサザエさんワールドにならなければ、ちゃんとしたお話になったと思うのに。私はファンタジーも好きだし、水をかぶ...
  • 尾田栄一郎2
    ONE PIECE 47巻  テンポ良く最新巻。前のが出てそんな経ってるようには思えないのですが、世間様の時間は私のよりも早いのでしょうか。前巻まで、及び当巻のネタバレありです。  スリラーバーグであっち行ったりこっち行ったり。強い方チームも乗り込んできますが、「そして誰もいなくなった」状態で一人また一人と消えて。タイマンのお膳立てが整いつつあります。  サンジ君が消えた時に「惜しい奴を~」というゾロや、妙に分かりあいつつあるロビンちゃんとフランキー。魂だけになってもレディー命が衰えないサンジ君。小粒ですが楽しめました。  逆に本誌で読んだ時にはグッときたのですが、ファーストインパクトで薄れてしまったらしく、ラブーンのお話は普通に読めてしまいました。「死んでごめんじゃないでしょうに」って台詞を初めて読んだ時は、尾田っち愛してる!とまで思ったのに。でもこの台詞、というかこ...
  • 小川洋子
    妊娠カレンダー  「博士の愛した数式」を書かれた小川洋子さんの作品です。芥川賞を受賞した作品とのこと。「妊娠カレンダー」以外にも二編入っている短編集です。  「博士の~」はすごく好きですが、この本は三編ともよく分かりませんでした。やはり私には「文学」は向いていないのかもしれません。全体に静かな、サイコホラーのような雰囲気が漂っています。日常を舞台としていますが、登場人物がいきなり狂いだすんじゃないだろうかといった予感を常に感じていました。結果、肩透かしで終わるというか、ジョーズの「ずーんずん、ずーんずん、ずんずんずんずん…、あ、終わりっすか」って感じ。 (2007/04/12) 博士の愛した数式  念願の「博士の愛した数式」を読みました。大事に読もうと思っていましたが、結局新幹線の片道で読みきってしまいました。割と短かったように感じます。  お話はある家政婦の女...
  • 300/スリー・ハンドレッド
    300/スリー・ハンドレッド  きっつい映画でした。血や暴力描写、あと気持ち悪い映像が苦手の人はあまり見ない方がいいと思います。実際、15禁です。ただ悪い映画ではないです。戦いとかそういうのに血湧き肉踊る方なら、ごっついツボにはまるのではないかと。  ギリシャのスパルタという国は生れ落ちた瞬間から常に戦いに晒され続ける、戦士の国。障害のある弱い赤ん坊は谷底に投げ捨てれられ、幼い頃から戦いを仕込み、七歳で母親から引き離され、暴力と共に育てられます。王とてそれは例外ではなく、成人の儀式として冬山にパンツ一丁と槍一本で「狼と戦って来い」と放り出されます。国全体でライオンの子育てのようなことをやっておる訳です。  さて、王様レオニダスがおっさんになった頃、でっかいペルシャの国から「属国になれや」という使者が来ます。誇り高きスパルタは使者の無礼な発言に憤り、結果的に宣戦...
  • 光原百合
    十八の夏 [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...)  初めて読む人です。四つ短編が入っていました。  「十八の夏」は高校生の信也が、風変わりな年上の女性紅美子に出会い、好意とも興味ともつかぬ気持ちを抱くお話。さらっと読んでいたせいか、伏線に気付かず面白く読めました。  「ささやかな奇跡」は妻を亡くした子持ちや...
  • 浦沢直樹
    PLUTO 1~5巻  何冊か読んでたけど、今回1巻から読み直し。医龍が転がりながら読む面白さなら、これは溜息の出る面白さだ。  鉄腕アトムをモチーフにして浦沢直樹が描くもう一つのお話。私は原作に詳しくないので、全く新しいお話として読み始めた。主人公はゲジヒトというロボット刑事。この世界ではロボット人権法というのができ、ロボットと人間が同じ立場で生活をする。ロボットに対する偏見も残ってはいるものの、一見人間にしか見えないロボットも存在する。ゲジヒトもその一人。  今まで読んだ浦沢作品の良いところが昇華され、洗練され、煮詰められてできた漫画のように思う。一冊読み終えると溜息が出る。無駄が無いというか、よくできているというか。計算しつくされた面白さのような気がして、それに翻弄されても全く嫌な気分はしない。  人間とロボットの連続殺人事件が続く。それもペルシ...
  • TRICK劇場版2
    2006年6月映画館にて  楽しみに楽しみにしていた、劇場版を見てきました。トリックでしたよ、ええ期待通りの。見たことない人は、見てもあまり楽しくないのではないかなと思います。「なんじゃこの雰囲気」って気分を味わいたいなら別ですが。  パンフレットに「見てはいけないものを見てしまった共犯者気分を作りたかった(意訳)」と監督が書かれていましたが、そんな気分ですね。予備知識無しに映画だけ見に行ったら、1800円返せって思ってたかもしれません。山田の性格はこうでね、今までこんなことがあってね、って土台があってこその面白さ。成長を見守っているような感じ。大好きです。  映画でも二時間ドラマでもあまり変わらない作りでした。劇場版1はそれでもCG(しょぼしょぼの)使ってましたけど、今回は頭部やら臀部を隠すとか本編全く関係ないネタ用のCGでしたね。物語はいつもの通り、著作(どん超/なぜ...
  • 野沢尚
    破線のマリス  破線とはテレビ画面を構成する525本の走査線のこと、マリスとは報道の送り手側の意図的な作為、または悪意のことらしいです。その題名が示す通り、このお話はテレビ局に属する女性が主人公で、放送に携わる者の情報操作が主題になっています。  ニュース番組の映像編集を担う瑤子は、万人に等しい真実なんてないと思っており、自分の印象で映像を操作します。ところがある一人の映像に関わったことで、瑤子自身の身の回りに影響を与え始めるお話です。  テレビ局の映像編集という普段お目にかかれない業務内容について、かなり詳しく書かれており非常に興味深かったです。テレビ番組を裏から見ているようで、いつも見てるニュースはこんな風に作られているのかと感慨深い思いを抱きました。スムーズに読み始められたなという印象がありますが、それはストーリーもさることながらテレビ業界の仕事が面白そうだったからだと思...
  • 真夜中の弥次さん喜多さん
    2006年9月DVD鑑賞 真夜中の弥次さん喜多さん DTS スタンダード・エディション [DVD]  今もっとも人気のある脚本家、宮藤官九郎の初監督作品です。邦画を面白く感じている今日この頃、映画館で見る程ではないけれどいつかは見たいと思っていました。  で、予備知識無しで見たんですけど。なんじゃこれ。不条理、意味不明、シュール、前衛的、破綻、アバンギャルド。そんな言葉を連想しました。例え私がこれを面白いと思っても、誰かにお勧めすることはできないなぁ。嫌いにはなれないけど、面白くはない。笑えたけど、もう一度見るには気合いが必要な映画です。  時代は江戸。町人の弥次さん(TOKI0長瀬)と喜多さん(歌舞伎の中村なんとか)の濡れ場から始まります。のっけからドン引き。差別でしょうが、男同士の濡れ場を直視するのはきついのです。別に生々しいシーンではありませんが、駄目なのですごめ...
  • 五右衛門ロック
    五右衛門ロック  劇団新感線の五右衛門ロック見てきました。もーめっちゃ面白くて、かっこよくて、色っぽかったー!  劇なんかなーと予習なしで見に行ったら、ミュージカルなロック(?)でした。最近ミュージカルがあまり好きじゃないんですけど、これは音楽が全てロックで楽しかった。そんな不自然な感じもしなかったし。  惜しむらくは二階席で舞台の真ん中が、常に前の人の頭で見えなかったこと。「前のめりになると後ろの人が見えなくなるから禁止」って書いてるでしょー!おどれが見たいシーンは後ろの私だって見たいんじゃー!日本語読まれへんのかー!と何度切れそうになったか。  以下感想をば。  古田新太…テレビで見る方が強烈な印象。舞台ではいい意味で調和していた。終始ルパンっぽい。  松雪泰子…遠いのに、小さくしか見えないのに、色っぽい!その細い体のどこから出してんだ?って言いたくなる凄んだ声...
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