このセレスチャルの存在は暗闇で隠されているが、その翼が眩く灯ると、輝く目を持つ厳格な個人の輪郭が明らかになる。
バリセ 脅威度8 Balisse CR 8
防御
AC 21、接触13、立ちすくみ18(+2【敏】、+1回避、+8外皮;悪に対して+4反発)
hp 95(10d10+40)
頑健 +11、
反応 +7、
意志 +10;毒に対して+4、悪に対して+4抵抗
DR 10/悪;
完全耐性 [酸]、[冷気]、石化;
抵抗 [電気]10、[火]10;
SR 19
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行60フィート(良好)
近接 +1フレイミング・ヘヴィ・メイス=+14/+9(1d8+4加えて1d6[火])
特殊攻撃 改悛のない烙印
擬似呪文能力 (術者レベル10;精神集中+14)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/善属性の次元界
編成 単体
宝物 ×2(
+1フレイミング・ヘヴィ・メイス、その他の宝物)
特殊能力
改悛のない烙印(超常)/Brand of the Impenitent 1日3回、バリセは30フィート以内の目標1体の胸の上に痛みのない輝く印――通常はバリセが仕える神格もしくは至高天の王の聖印――を付けることができる(意志・DC19・無効)。この烙印はバリセのヒット・ダイスに等しい日数だけ残る(多くのバリセは10日間)。烙印を付けられた目標を攻撃する者は武器による攻撃ロールとダメージ・ロールに+2の清浄ボーナスを、目標の
呪文抵抗を克服するための術者レベル判定に+2の清浄ボーナスを得る。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
時に告解の天使とも呼ばれるバリセは道徳的なジレンマの角にいる善の者や、信仰の危機に苦しんでいる人のもとへ現れる。バリセは厳しく頑固に見えるかもしれないが、特定の善の理想に従うように指示するのではなく、個人を自分の道徳的な決定に導くことを好み、自身で見つけた優しさが単なる服従より強いことを知っている。バリセは悪の行いをしたが模範的で道徳的な人生を送っている間に贖われ死んだあとの魂から形成されている。
幾柱かのバリセは彼らの助けを必要とする定命の者を探すが、他の者は神格や
至高天の王によって特殊な任務を与えられる。バリセは頑固に対処することに慣れており、永遠に相当するだけの忍耐力を持つ。物理的な攻撃に耐えられるわけではないが、彼らの使命のために他のほとんどの敵意に耐えることができる。
平均的なバリセは身長7フィート(約2.1m)、体重200ポンド(約90.7kg)。
このきらめく存在は、小さな人間のように見え、広大な虹色の翼と髪がゆっくりと空気の中を波打つ。
コーラル 脅威度6 Choral CR 6
防御
AC 19、接触14、立ちすくみ16(+3【敏】、+5外皮、+1サイズ;悪に対して+4反発)
hp 68(8d10+24)
頑健 +6、
反応 +9、
意志 +9;毒に対して+4、悪に対して+4抵抗
DR 5/悪;
完全耐性 [酸]、[冷気]、石化;
抵抗 [電気]10、[火]10;
SR 17
攻撃
移動速度 40フィート、
飛行60フィート(良好)
近接 叩きつけ=+10(1d3+1)
遠隔 刺突化讃美歌=+12接触(4d6[音波]、加えて聴覚喪失状態)
特殊攻撃 調和の調べ、打ち消しの調べ
擬似呪文能力 (術者レベル8;精神集中+11)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/善属性の次元界
編成 独唱、二重唱、または合唱団(3~8)
宝物 標準
特殊能力
打ち消しの調べ(超常)/Countersong コーラルは音に依存した魔法効果を相殺するために
〈芸能:歌唱〉判定を試みることができる。この能力は
同名のバードの能力として機能する。
調和の調べ(擬呪)/Harmonize コーラルが一緒に働くとき、彼らは神秘的な調和を作るために補完し合う声を使うことができる。お互いが60フィート以内にいる2体以上のコーラルは擬似呪文能力として
カーム・エモーションズあるいは
ヒロイズムを使用することができ、4体以上のコーラルは
シャウトを、6体以上のコーラルは
グレーター・ヒロイズムあるいは
ホーリィ・ワードを使用することができる。問題となる擬似呪文能力を実際に発動するコーラルだけがこの効果を起動するために標準アクションをとらなければならない――他のコーラルは同じラウンドの間即行アクションを使用するだけで良い。
刺突化讃美歌(超常)/Piercing Hymn 標準アクションとして、コーラルは遠隔接触攻撃としてその口から音波のエネルギーを集中させた爆発を発射する。この攻撃は射程単位のない90フィートの有効距離を持ち、4d6ポイントの[音波]ダメージを与える。刺突化讃美歌を打たれたクリーチャーはDC17の頑健セーヴに成功するか1d4分間
聴覚喪失状態とならなければならない。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
コーラルのエンジェルは素晴らしい才能を持つ歌手であり、彼らの階級は盛んな讃美歌や厳粛な聖歌を持って善の神のホールを満たす。彼らは特別な音楽の才能があった信心深い死者の精神から現れる。コーラルは兵士ではない一方で、魔法の声を上げ身を守ることができる。コーラルは定命の者のために朗報を持って物質界へたびたび訪れる。
光がこの人型生物の存在の衣類と鎧の隙間を通ってこぼれている。そしてその4つの翼は僅かな青色光から成る。
エンピリアン 脅威度20 Empyrean CR 20
防御
AC 38、接触38、立ちすくみ30(+8【敏】、+7洞察、+14清浄、-1サイズ;悪に対して+4反発)
hp 387(25d10+250);
再生15([悪]のアーティファクト)
頑健 +24、
反応 +18、
意志 +24;毒に対して+4、悪に対して+4抵抗
防御能力 招請への留意、直感回避;
DR 15/刺突および悪;
完全耐性 [酸]、[冷気]、石化;
抵抗 [電気]10、[火]10;
SR 31
攻撃
移動速度 50フィート、
飛行120フィート(良好)
近接 +1ホーリィ・マーシフル・ハルバード=+36/+31/+26/+21(2d8+16/19~20/×3)または叩きつけ=+34(2d8+15)
遠隔 +1ホーリィ・マーシフル・コンポジット・ロングボウ=+33/+28/+23/+18(2d6+11/×3)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
擬似呪文能力 (術者レベル20;精神集中+27)
準備済みのクレリック呪文 (術者レベル20;精神集中+30)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/善属性の次元界
編成 単体
宝物 ×2(高品質のハルバード、高品質のコンポジット・ロングボウ[+10【筋】]、その他の宝物)
特殊能力
エンピリアンの洞察(変則)/Empyrean Insights エンピリアンはクリーチャーの振る舞い方についての洞察力を有し、それは戦いにおいて有用である。エンピリアンはACに【魅力】ボーナスに等しい洞察ボーナスを得る。
招請への留意(変則)/Heed No Call エンピリアンは計り知れない程旧く、神に直接奉仕している。彼らは自身が招請されることを許可しない限り、全ての招請呪文に完全耐性を持つ。
耀く武器(変則)/Lucent Arms エンピリアンは武器に自身の明かりを吹き込む。エンピリアンが用いる武器は
ホーリィかつ
マーシフルの特殊能力を得る。エンピリアンは通常通り合言葉によって
マーシフルの特殊能力を抑止することができる。エンピリアンは単に光の矢を発射することができるので、そのボウ用の(もしくは矢弾を使用する他の遠隔武器用の)矢弾は消費しない。エンピリアンの武器は、エンピリアンにとって有益である時はいつでも
ブリリアント・エナジーの特殊能力を持っているものと扱われる。
耀く体(変則)/Lucent Body 各々のエンピリアンは古代の善の本質から作られている。その輝く体は鎧と衣類と完全に混合されており、一体を形作る。エンピリアンは自身に沁み込んだ鎧の鎧ボーナスに等しい清浄ボーナスをACに得るが(典型的には沁み込んでいる
+5フル・プレートからの+14)、鎧を着ていることによる制限やペナルティを得ない。エンピリアンはいかなる手段によってもACに鎧ボーナスまたは外皮ボーナスを得ることはできない。
呪文 エンピリアンは20レベル・クレリックとして信仰呪文を発動できる。領域やその他のクレリック能力へのアクセスを得ない。
エンピリアンは定命の者の黎明期よりも前に神によって作られた古代の天使の種族である。天使の集団の中で、エンピリアンは通常の指揮系統の外で仕えている。直立すると身長15フィートで、定命の者と他のエンジェルが容易に理解できる形がその輝ける姿を包んでいる、死すべき定めの者の装飾品を纏ったエンピリアンは、神格あるいは神々しい存在の有する善のエネルギーの物理的な体現であり、彼らはそうした高次の力にのみ応える。
他のエンジェルは複数の善の魂の混合物あるいは昇華した定命の者の魂1つから生じる一方で、新しいエンピリアンの出生は重大な出来事である、それは他のエンピリアンが殺害されたときのみに起こるのだから。空所を満たすために、残りのエンピリアンは一時的に彼らの元々の祖以外の善の神格のエネルギーを受け入れるようになり、それは最終的にエンピリアン1体を2つに割る原因となりうる。子供のエンピリアンは記憶と性格的特徴の多くを親と共有しているが、しかしその力は創造を起こさせた神からの影響を受ける。
エンピリアンは、神格のための密やかな名代――敏感な仕事、特に長期的な展望を要するもの、を遂行する信頼できる諜報員――として勤める。しばしば巨悪の殺害者となるソーラーと違い、エンピリアンはめったに戦いに行かないが、戦うときは彼らの神格の象徴武器を使用することを好む。
エンピリアンの規範は善の神の使いで最も強力なものであり、神格一柱は多くて1体の規範しか持てない。エンピリアンの規範はCR23からCR30の間を変化する。各々の規範はその神格と結びつく独特の能力を備えている。以下はその力の例である。
夜明けの規範(変則)/Paragon of the Dawn:この規範は太陽のように輝き、最大半径1マイルまで光を照らす。この光は自動的に輝き、[闇]の補足説明を持つ全ての効果を解呪し、全ての目的で真の太陽光と扱う(日光に対し脆弱であるアンデッドへの害を含む)。
薔薇の規範(超常)/Paragon of the Rose:この規範は薔薇の花びらと鳴き鳥によって囲まれる。これは、
ユーフォリック・トランクィリティの効果を持つ30フィートのオーラを得、このオーラの範囲内にいるかその後1d4ラウンド後までクリーチャーは影響を受ける。意志セーヴに成功したクリーチャーはこの効果を完全に終えるが、効果が自然に終了するならば、クリーチャーは中立にして善の属性に変化するため
アトーンメント呪文の効果を受け入れることができる。いずれの方法でも、クリーチャーは24時間の間この能力に完全耐性を持つ。
盾の規範(変則)/Paragon of the Shield:この規範の防御のオーラはとても強力である。
レッサー・グローブ・オヴ・インヴァルナラビリティの代わりに
グローブ・オヴ・インヴァルナラビリティとして機能し、オーラの範囲内にいる規範以外全ての味方は全ての攻撃から半減ダメージを受ける。
剣の規範(擬呪、超常)/Paragon of the Sword:この規範の刃は名誉を燃料とする。この規範は秩序にして善であり、常時の擬似呪文能力として
ビストウ・グレイス・オヴ・ザ・チャンピオンを得るが、この規範は
癒しの手と
悪を討つ一撃の目的で20レベル・パラディンとして扱い、20レベル・パラディンとして各々の使用回数を得る。
最終更新:2018年05月13日 19:00