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冬月エイミー=マクシミリアン - (2017/06/13 (火) 00:13:28) の1つ前との変更点
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*冬月エイミー=マクシミリアン
年齢:16 学年:高2
性別:女 種族:混血 身長:166
クラス:異能者/拳闘士/悪魔使い/探求者
アイコン:ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト(Fate)
ボイス:井上麻里奈 所属学園:鷲乃宮学園
キャラクターシート:https://docs.google.com/spreadsheets/d/1emc4vA21AXaM6DjMaSkClMI6haefV6FEYF416Ne1LXk/pubhtml
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#center(){[[今 戦う時は来た>https://www.youtube.com/watch?v=Qql3c6OgGrM]] }
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#region(妹)
「ねえ、お姉ちゃん」
「きっと私が元気になって、当主として冬月を治めたら」
「お姉ちゃんは自由だから。そうしたら、昔みたいに夢を――」
#endregion
#region(母)
「エイミー。あなたには苦労を掛けているでしょう」
「不良品にそこまでの責任を負わせ、己の身を壊すだけの修練をさせて」
「使い物にしてしまったことを申し訳なく思います」
「価値さえなければ私のように苦しまずに済んだのに」
#endregion
#region(一族)
「家を継げない名ばかり長女」
「才能も無いくせに根性ばかり」
「どれだけ頑張っても何も変わらないのに」
「標本としての苗床にならなかっただけマシだろう」
#endregion
#region(私)
「戦争のない世界の戦争屋」
「才能のない努力家」
「救われないヒロインにもなれない」
「じゃあ私は、何なの?」
「誰か私を――」
#region(わたくし)
「汚泥に塗れ血潮に濡れる生だとしても。それがマクシミリアンなのだから。戦う理由にはなっても、戦わない理由にはなりませんのよ?」
#endregion
#endregion
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***外見
金髪ロールのお嬢様。優雅に華麗、美貌の令嬢……まったく身体を動かさず、かつ口を開かないのならば。
***戦闘
卓越した魔力のコントロールが持ち味。相対する相手とマナを同質化させることで無力化するほどの技術を鍛錬によって得た努力の人。
***冬月家について
冬月家はマクシミリアン氏によって興された。氏はとても正義感の強い人物であり、戦後日本に降り立つもすぐに飛び立った。
その足跡は戦火を踏み倒し、いつの間にか「狂犬」として知られた彼は親しくしていた王国貴族たちに名誉職を授けられる。
端的に言って大人しくしていて欲しい――そんな意図を心優しい彼は汲み取り、以後は大人しくしていた。
……そんなすっかり牙の抜けた冬月家に革命をもたらすべく。このわたくしは
家の金をぶん……拝借し今こうして!日本に再び降りたったのですわ!!
#region(冬月家について)
冬月家は戦争によって興されたが、それは戦争のない世界には不要な存在であるということである。
アイデンティティにしがみつけば犠牲は必ず出るものだ。例えば血を残すための子だとか。
血を残せない不良品の子とか。
#endregion
***冬月家について・2
冬月家は魔族の名門である。その中になぜ混血の彼女がいるのか。この疑問は貴族社会にある程度詳しい人物ならば抱くことがあるだろう。
#region(冬月家について・2)
魔族であることの拘りは既にない。ただ性能だけを追い求めて冬月エイミーは誕生した。
#endregion
***冬月家について・3
長子ではあるが跡取りではない。彼女は一族の秘伝に耐えられるような才能を
ついぞ得ることはできなかった。その秘伝とは魂を血液に溶かすことで、
肉体を失っても死なない存在として戦い続けることを可能にするものである。
代償として人間としての自覚を失い、魂が剥がれ落ちる。
#region(冬月家について・3)
冬月の魔法は不死を追い求めている。魂さえ存在すれば戦い続けられる存在になるために。
しかし現在不死はただ生への渇望のためにのみ語られる。
死んでしまわなければ忘れられる存在にとって、失敗とは蜜の味であった。
#endregion
***冬月家について・4
エイミーの妹リンジェントは冬月の血を強く引きすぎたために、既に
魂の剥離が始まっている。跡継ぎを残してもらうまでに死なれれば
困るので学園都市の医療を頼っているが成果は得られていない。
#region(冬月家について・4)
仕送りなどを入院費用に回しているために常に貧乏だ。
そうしなければ妹は子を産むためだけの血人形となるだろう。
食い止めることは出来ている。戻すことは出来ていない。
何に縋ればいいのだろうか。
***冬月家について・5
エイミーの目指す頂は始祖マクシミリアンである。彼は
己の血液を弾丸へと変えて狙撃することで存在の質量のみで
全てを破壊したとされる。
#region(冬月家について・5)
才能がないから努力した。努力することだけには自信があった。
確かに実力はついた。でも、これは冬月の家のものじゃない。
誰かを助けることも出来ない。何を掴めばいいのだろうか。
#endregion
*冬月エイミー=マクシミリアン
年齢:16 学年:高2
性別:女 種族:混血 身長:166
クラス:異能者/拳闘士/悪魔使い/探求者
アイコン:ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト(Fate)
ボイス:井上麻里奈 所属学園:鷲乃宮学園
キャラクターシート:https://docs.google.com/spreadsheets/d/1emc4vA21AXaM6DjMaSkClMI6haefV6FEYF416Ne1LXk/pubhtml
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#center(){[[今 戦う時は来た>https://www.youtube.com/watch?v=Qql3c6OgGrM]] }
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#region
「ねえ、お姉ちゃん」&br()「きっと私が元気になって、当主として冬月を治めたら」&br()お姉ちゃんは自由だから。そうしたら、昔みたいに夢を――」
&br()「エイミー。あなたには苦労を掛けているでしょう」&br()「不良品にそこまでの責任を負わせ、己の身を壊すだけの修練をさせて」&br()「使い物にしてしまったことを申し訳なく思います」&br()「価値さえなければ私のように苦しまずに済んだのに」&br()「あなたには尊厳が出来てしまった」
&br()「家を継げない名ばかり長女」&br()「才能も無いくせに根性ばかり」&br()「どれだけ頑張っても何も変わらないのに」&br()「標本としての苗床にならなかっただけマシだろう」&br()
「戦争のない世界の戦争屋」&br()「才能のない努力家」&br()「救われないヒロインにもなれない」&br()「じゃあ私は、何なの?」&br()「誰か私を――」&br()
「汚泥に塗れ血潮に濡れる生だとしても。それがマクシミリアンなのだから。戦う理由にはなっても、戦わない理由にはなりませんのよ?」
#endregion
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***外見
金髪ロールのお嬢様。優雅に華麗、美貌の令嬢……まったく身体を動かさず、かつ口を開かないのならば。
***戦闘
卓越した魔力のコントロールが持ち味。相対する相手とマナを同質化させることで無力化するほどの技術を鍛錬によって得た努力の人。
***冬月家について
冬月家はマクシミリアン氏によって興された。氏はとても正義感の強い人物であり、戦後日本に降り立つもすぐに飛び立った。
その足跡は戦火を踏み倒し、いつの間にか「狂犬」として知られた彼は親しくしていた王国貴族たちに名誉職を授けられる。
端的に言って大人しくしていて欲しい――そんな意図を心優しい彼は汲み取り、以後は大人しくしていた。
……そんなすっかり牙の抜けた冬月家に革命をもたらすべく。このわたくしは
家の金をぶん……拝借し今こうして!日本に再び降りたったのですわ!!
冬月家は戦争によって興されたが、それは戦争のない世界には不要な存在であるということである。
アイデンティティにしがみつけば犠牲は必ず出るものだ。例えば血を残すための子だとか。
血を残せない不良品の子とか。
***冬月家について・2
冬月家は魔族の名門である。その中になぜ混血の彼女がいるのか。この疑問は貴族社会にある程度詳しい人物ならば抱くことがあるだろう。
魔族であることの拘りは既にない。ただ性能だけを追い求めて冬月エイミーは誕生した。
***冬月家について・3
長子ではあるが跡取りではない。彼女は一族の秘伝に耐えられるような才能を
ついぞ得ることはできなかった。その秘伝とは魂を血液に溶かすことで、
肉体を失っても死なない存在として戦い続けることを可能にするものである。
代償として人間としての自覚を失い、魂が剥がれ落ちる。
冬月の魔法は不死を追い求めている。魂さえ存在すれば戦い続けられる存在になるために。
しかし現在不死はただ生への渇望のためにのみ語られる。
死んでしまわなければ忘れられる存在にとって、失敗とは蜜の味であった。
***冬月家について・4
エイミーの妹リンジェントは冬月の血を強く引きすぎたために、既に
魂の剥離が始まっている。跡継ぎを残してもらうまでに死なれれば
困るので学園都市の医療を頼っているが成果は得られていない。
仕送りなどを入院費用に回しているために常に貧乏だ。
そうしなければ妹は子を産むためだけの血人形となるだろう。
食い止めることは出来ている。戻すことは出来ていない。
何に縋ればいいのだろうか。
***冬月家について・5
エイミーの目指す頂は始祖マクシミリアンである。彼は
己の血液を弾丸へと変えて狙撃することで存在の質量のみで
全てを破壊したとされる。
才能がないから努力した。努力することだけには自信があった。
確かに実力はついた。でも、これは冬月の家のものじゃない。
誰かを助けることも出来ない。何を掴めばいいのだろうか。