帝國舞台設定


ヴィクトワールの国家


『帝國』

ヴィクトワールに唯一残存した国家。統治者は『帝』。首都は『帝都』。
日本の大正時代と現代が融和したようなクラシカルな町並みが広がり、
蒸気機関と魔導機関を併用した技術が主要な産業となっている。

現在の帝國にある領域がかつての国土の全てではなく、ブラッククロスの世界干渉で持ち去られた領域も多い。

『華国』

三大国家の一つであり、文化と産業の水準が特に高い国家。統治者は『王』。首都は『花都』。
美しき時代「ベル・エポック」の名にふさわしく綺羅びやかな町並みを擁し、「メトロ」という地下鉄も走っていたらしい。
特に観劇や音楽といった芸術文化が盛んであり、戦争の最中にあってもその優雅さを崩しはしなかったという。
6年前の第7次黒十字侵攻戦にて世界干渉を受け漂流。2年前に一度だけ帝國と接近し無事が観測された。

『武陵』

三大国家の一つであり、霞のかかった高地を支配する仙境のような国家。統治者は『皇』。首都は『桃源』。
中華風の美しく鮮やかな景色を持ち、他の二国と比べると技術水準は高くはないものの
「仙術」という魔術技能の研究により個々人の能力は最も高いとされている。
10年前の第6次黒十字侵攻戦にて世界干渉を受け漂流。漂着は7年前、3年前の2回が観測されている。


帝國学園


ヴィクトワールの「帝國」に作られた学園のひとつ。
もともとは士官学校だったがガイアへの漂着・融和後に平行世界からの人材の受け入れや、
劇場としての方針の転換もあって魔法教育を次元を隔てず行う魔法使いの養成施設へと変わっていった。
とはいえ現在でも士官学校としての性質は有しており、有事には生徒たちもまた侵略者に立ち向かう事となる。

ヴィクトワール内のプレイライト人のみならずガイア人はもちろん、レプタイル人やアストラル人なども在籍している。
ブラッククロスの脅威を意識しての措置として送り込まれる学生もいれば、教育水準も高いため
単純に魔法学園としての教育を望んで入学する学生も多い。

学園は中学・高校・大学一貫であり図書館や競技場など、各種施設も充実している。
学生寮も用意されているが、全寮制という訳ではなく帝都内に住居を構える者や、
ゲートを通じてガイアから通う者もいるという。

ちなみに学内では中等部から進学した所謂エスカレーター組である「進学組」、
受験によって編入した「編入組」の2派閥の対立が存在しているようだ。
もちろんどちらにも属さない中立組の生徒もいる。これらの派閥は実践演習にも影響が及んでいるらしい。

詳細→PL向け情報


帝國闘技場


『聖伐』を利用した競技用の戦いを繰り広げるための施設。
選手はEからSまでのランクを駆け上がりながら熾烈な戦いに挑み切磋琢磨していく。
かつて帝國がその戦力を誇示するために設立されたとされる。
その性質上、選手の殆どが学生であり、エンターテイメントとしても学園内外を問わず人気が高い。


ブラッククロスと平行世界


幻夢郷

ブラッククロスの拠点になっているとされる平行世界。
世界と称するには広くはない領域であるようで、3つの区域に分かれていることが観測されている。

本拠地とされる領域までの道「ムーンブリッジ」
親衛隊長以上の階級を持つ者が出入りする本拠地とされる黒い月「カオスムーン」
そしてその奥にある詳細不明の「リメン」

様々な手段で調査や追跡が行われているが、現在の時点で幻夢郷へ向かう方法は不明。
ブラッククロス側にも「聖伐」のような特権があるのではないかと目されている。

幽閉劇場エンデ

現在「混世王」が封印されている、プレイライトの劇場の1つ。
この劇場そのものが隔離された世界としての役割を持ち、中にいる存在は例外なく封印物としての役割を付与される。
封印物の役割を持った存在はあらゆる能力が封じられ、ただそこに存在するだけのものとして永遠に幽閉される。
外部からこの劇場に幽閉するだけでも強力な干渉が必要となり、内部からの脱出は不可能だという。


異界と消滅区域



世界干渉で消滅した区域は、内野であれば何もない荒野が残るのみとなる。
一方で規模が大きいと「完全に何も存在出来ず出入りも出来ない」虚無空間が広がる事になる。
荒野化した消滅区域には異界が生まれる確率が特に高いようで、帝國でも問題視されているようだ。

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最終更新:2020年09月22日 20:43