帝國マナカラールール


概要



魔法使いが扱うマナの傾向を5つの色で表した物がマナカラーだ。
思想、経験、趣味、気質……その要因は様々であり、全く同じ色の持ち主の間でも様々な差異が現れる。

マナカラーとは魔法使いの持つ要素であり、キャラクターごとに3つ取得する。
また、マナカラー1つにつき、各マナカラーに属するマナコードを取得する。
マナコードはそのキャラクターの趣味や気質などを表す。


マナカラー



キャラクターに設定するマナカラーは、「」「」「」「」「」の5色がある。
それぞれのマナカラーの性質は以下のとおり。

平和を求める者であり、全てが法と秩序に従うことを重要視する。
正しいルールを定め、あらゆる人々が平等に幸福を得られる世の中を目指している。
時にその厳格は、親しき者を、そして自身をも冷酷なる大義の下に切り捨てることもあるが。

そんな白の礎を築く者は、己が属するべき「社会」に精通することが多いだろう。
ボーナス ジャンル「社会」の判定に+1Dする。                   

完全を求める者であり、新たな知識による変化と向上を重要視する。
技術の発展とさらなる究明を繰り返し、常に慎重に進歩を積み重ねていく。
時にその思索は、終わりなき迷路となって自身や他者を狂わせることもあるが。

そんな青の道を往く者は、己が深めている「学術」に精通することが多いだろう。
ボーナス ジャンル「学術」の判定に+1Dする。                   

力を求める者であり、自身の持つ可能性を追求することを重要視する。
全てを現実的に見極めつつ自在に利用し、邪魔するものは無視、あるいは排除する。
時にその渇望は、他者を遠ざけ、自らを惨憺たる破滅へと陥らせるものでもあるが。

そんな黒の頂を抱く者は、己の為となり得る「利益」に精通することが多いだろう。
ボーナス ジャンル「利益」の判定に+1Dする。                   

自由を求める者であり、自身や他者の感情に基づいた行動を重要視する。
やりたいことを尊重し、気持ちを包み隠さず伝え、心の訴えに正直に耳を傾ける。
時にその振舞いは、向こう見ずな破壊として何もかもを傷つけてしまうこともあるが。

そんな赤の扉を開く者は、己の興味の向く「表現」に精通することが多いだろう。
ボーナス ジャンル「表現」の判定に+1Dする。                   

受容を求める者であり、あるがままの世界を理解することを重要視する。
雄大で美しい自然を慈しみ、運命の流れに逆らわず、周囲と支えあって成長していく。
時にその認識は、揺らがぬ諦観となって個々の将来を閉ざすものでもあるが。

そんな緑の柱を守る者は、己の傍らにある「環境」に精通することが多いだろう。
ボーナス ジャンル「環境」の判定に+1Dする。                   


マナコード



各キャラクターが3つのマナカラーを設定した際、
設定したマナカラー1つにつき、その色に属する項目、マナコードを取得する。

マナコードは1つのマナカラーにつき7つ、計35種類が存在する。
マナコード取得の際は、同じマナコードを複数取得することはできない。
(「ばか」と「ばか」を重ねて取得することはできない)

  白     青     黒     赤     緑  
社会系 学術系 利益系 表現系 環境系
マジメ ヲタク アウトロー ばか ナチュラル
宗教 読書 グルメ ファッション 生活
慈善 ゲーム アダルト スポーツ アウトドア
青春 研究 武術 おしゃべり 学習
情報 トレンド 音楽 旅行
正義 医療 ファイト 生命
ショッピング 工作 マネー アート 野蛮

+ マナコード詳細

マナコード詳細



【マジメ】
世のため人のため、そして自分のために。社会貢献に従事するコード。
同じ志を胸に、お互いに支え合って。皆で一緒に頑張ろう!
施設例:魔法使い事務所、役所、交通機関

【宗教】
十字教、仏教、神道、八百万の神々などなど。人の身を超えた存在への信仰。
神の教えは、人々に道徳を理解させるためのよりよい手段でもある。
施設例:教会、神社、お寺

【慈善】
ちょっとした一日一善から大規模なボランティアまで、憐み救う行いの数々。
情けは人の為ならず。持つ者が持たざる者を助けることこそ、平和への第一歩だ。
施設例:広場、福祉施設、消防署

【青春】
学生たちの象徴。中心は若者だが、ともに学びともに喜べば誰にでも青春は訪れる。
希望を持ち、理想に憧れ、恋に友情にまっしぐら。それは、きっと輝ける日々だ。
施設例:学校(交流の場としての)、テーマパーク、海水浴場

【法】
守るべき規則を定め、それを破る者には罰を。ローカルルールなども含まれる。
過ぎたワガママは社会の毒。何が良くて何が悪いのか、白黒はっきりつけましょう。
施設例:議事堂、裁判所

【正義】
悪を誅し、敵を砕く! 天下泰平を護るべく、力の行使を理念とするコードだ!
普段は己の心に秘め、ここぞという時に解き放つべし。いざ、正義執行!
施設例:警察署、軍事基地、刑務所

【ショッピング】
寄ってらっしゃい見てらっしゃい! お品物にスマイルもお付けしますね!
マーケットには新しい出会いが待っているし、今は誰もが売り手にもなれる時代だ。
施設例:購買、オフィス、百貨店

【ヲタク】
マニアとも。ひとクセある趣味やサブカルチャーに凝っている連中のこと。
運よく見つけた同好の士は、君の大切なソレよりもずっと得難いものだよ。
施設例:アニメショップ、マニアックな専門施設

【読書】
最も優れた情報集積体の一つ、本を読み耽って新たな知識を得るコード。
知らなかった? それは恥じることじゃない。することは一つ、本を読もう。
施設例:書店、図書館、資料館

【ゲーム】
知的な娯楽に興じるコード。紙と鉛筆、駒とダイス、カードにゲーム機、他色々。
遊びだからこそ全力、とはいえ、ちょっと疲れたな。息抜きに別ゲーでもやるか~!
施設例:ゲームセンター、ホビーショップ

【研究】
大規模な研究機関から個人での研究活動まで、幅広い対象を含むコード。
未来を切り拓くための様々な探求は、今日も休むことなく行われている。
施設例:学校(研究の場としての)、専門的な魔法施設

【工作】
規模を問わず道具を生み出し、機能性を求め、システムに楽しみを見出すコード。
必要なものは何でも作ろう。その過程で向上した技術は、次なる技術を導き出す。
施設例:文具店、工場、発電所

【医療】
健康の維持や傷病からの回復。それらに興味を抱き、また促進に寄与するコード。
常に最高の自分であるためには、心身の健全さにも忘れずに気を配るべし。
施設例:病院、魔法薬店

【情報】
記録し、記憶する。様々な情報を集積し、活用することを重んじるコード。
また、情報は武器だ。緻密な戦略や華麗な策謀も、大量かつ正確な情報で成り立つ。
施設例:博物館、データセンター、諜報施設

【アウトロー】
反社会・反倫理的なスタンスの表明。誰かのための秩序に従うなんて御免だな。
ストリートにたむろする不良から社会の闇に潜むマフィアまで、そのレベルは様々。
施設例:非合法施設、裏通り、アジト

【グルメ】
美味しいものを追い求め、日々の飲み食いの味わいを大事にするコード。
モノを食べる時はね、邪魔されず、自由でなんというか救われてなきゃあ……。
施設例:飲食店、美味にありつける場所全般(新鮮な魚が釣れる河川など)

【アダルト】
大人であることやオトナの魅力、酒と煙草、そして男と女にまつわるコード。
無邪気なあの頃は可愛かったけど、大人じゃないと愉しめないこともあるものだ。
施設例:クラブ、バー、風俗店

【武術】
肉体ないし武器を使った戦闘技術を磨き上げ、さらなる高みを目指すコード。
武術に用いられる武器と防具の作り手・売り手などもここに含まれる。
施設例:ジム、道場、鍛冶工房

【トレンド】
イマ起きている流れと勢いを追う、作り出す、あるいは自ら体現するコード。
トレンドは自然には生まれない。発信源はゴシップ? インフルエンサー?
施設例:最新の人気施設、テレビ局、出版社

【死】
命の終わりと親しんでいること。不死との縁や、殺し殺されの経験値。
死から目を逸らすな。それは、誰もが等しく最期に迎える結末なのだから。
施設例:墓地、葬祭場

【マネー】
コードが示すのは関心や結びつき。これ持ち=大金持ち、ではないので注意。
貯め込むも好きに使うも、それを持つ者の自由だ。金で買えないものはない。
施設例:銀行、カジノ、宝石店

【ばか】
余計なことに頭を使わず、好きにやれること。ユーモアやコメディもばかの内。
こんな文字をちまちま読んでないで今やりたいことをしようぜ! なっ!
施設例:サーカス小屋、大食い料理店、お祭りの会場

【ファッション】
服やアクセサリー、ヘアメイクに香水。「私」の表現手法は多種多様。
キレイ? かわいい? たとえ流行が変わっても、あなたのスタイルは永遠だ。
施設例:アパレルショップ、ヘアサロン

【スポーツ】
実際に参加するのはもちろん、リアルタイムでの観戦や勝敗の予想なども醍醐味。
情熱を胸に全力で競うのも、仲間と和気藹々と楽しむのも、どちらもスポーツだ。
施設例:体育館、競技場、プール

【おしゃべり】
気軽で、とりとめもない会話に関するコード。
よく喋る人や、そういう人たちが多く集まる場所のこと。
べつにコードを選ぶ時に合ってるかどうかを難しく悩まなくてもよくって、
私ってよく喋る方かも? って思ったらとりあえずおしゃべりを持てばいいし、
話し声がよく聞こえる場所かも? って感じたらおしゃべりを指定すればオッケー。
ああでも、おしゃべりなキャラや施設だけど他のコードを持ちたいこともあるよね。
そういう時も、おしゃべりを持ってないからって……ちょっと。聞いてるー?
施設例:食堂、カフェ、酒場

【音楽】
大衆に広く愛されている芸術。声や楽器の音から生まれ、主役にも脇役にもなる。
耳をすませば、周りに音楽は溢れている。この瞬間も誰かの心を動かしているんだ。
施設例:ホール、ライブハウス、CDショップ

【ファイト】
殴り合いから競技対決、果ては舌戦に至るまで。戦うことに躊躇わない在り方。
応援の掛け声でもある。要は……理由があるなら殴っちまえってことだな。
施設例:闘技場、河原

【アート】
美術と芸術。特に平面に描いたり立体や空間を用いたりしたものがそう呼ばれがち。
ただし、アートに定義は無意味だ。今あるものをぶっ壊し、魂の爆発を創り出せ。
施設例:美術館、劇場、クラブ

【ナチュラル】
自然にありのままであることを認め、その素晴らしさを称賛するコード。
ワイルドに逞しく、清楚に美しく。飾らずともきれいな自分を活かしていこう。
施設例:自然地域、公衆浴場、マッサージ店

【生活】
最低限の衣食住に始まり、リラックスした日常生活の構成要素を表すコード。
変わらない毎日の中で感じられる確かな幸せ。明日もいい一日になりますように。
施設例:住宅、商店、公園

【アウトドア】
キャンプ・釣り・ランニング・登山など、野外で行う活動全般についてのコード。
最初の一歩を踏み出せるなら、次の一歩も踏み出せる。さあ、冒険を始めよう!
施設例:自然公園、キャンプ場

【学習】
過去を見て知恵を求める。自分を取り巻く環境から真摯に学び続ける姿勢を示す。
何かを成すための秘訣は、先人の残した成功や失敗を理解することにある。
施設例:学校(教育の場としての)、趣味などの教室

【旅行】
普段いる土地を離れて旅をすることや、いわゆる観光スポットなどを纏めたコード。
旅は知識の大きな泉。知らない世界とそこに生きる者たちを肌で体験するのだ。
施設例:宿泊施設、観光スポット、土産物屋

【生命】
動植物を理解し、触れ合う。新しい生命を生み出すことは自然の持つ大きな力だ。
また、自ら力強く成長し、次の世代を育むことも生命の大事な役割と言える。
施設例:牧場、農園、保育所

【野蛮】
何事にも囚われることなく、ただあるがままに活動できる様。
自然の本能は全てを教えてくれる。今自分がどこにいて、何をすべきかを。
施設例:ダンジョン、廃墟、未開地域

※施設例についてはあくまで一例であり、そのコードに該当する施設を定義づけるものではありません。


マナカラー/マナコードを用いた判定



マナカラー/マナコードにより、【情報収集】を行う際にボーナスを得ることができる。
施設一覧にある施設には「マナコード」の欄が設けられており、そこに記載されたマナコードと、
  • 「同じマナコードを取得している」
  • 「同じマナカラーのマナコードを取得している」
場合に、判定へ+1Dのボーナスが適用される。

これらのボーナスは1つの判定につきそれぞれ1つまで適用される。
しかし、「複数の同じマナカラーのマナコードを取得している」場合、
  • 「+2×([取得している同じマナカラーのマナコードの数]-1)」
のボーナスが追加で適用される。

下記のにて、具体的な利用方法を記載している。
また、GMが許可した場合、【探索】の判定にも上記のボーナスを適用しても構わない。


融和/背反



 通常、マナカラーは1キャラクターにつき3つ取得する必要があるが、
 異なる色のマナカラーを2つ取得し、その2つのマナカラーの性質を強く反映させることもできる。

 この際、3つ目のマナカラーを取得する代わりに、特殊マナコード融和」「背反のどちらかを取得する。
 融和・背反はマナカラーに属さないが、キャラクターページなどでは便宜上黄色として表す。
 また、融和/背反を施設のマナコードとして設定することはできない。

 ※融和・背反を取得できるのは、2つのマナカラーが異なる色である場合のみ。
  同じ色のマナカラーを2つ取得している場合はこれを行えず、必ず3つ目のマナカラーを取得する必要がある。

 融和・背反を取得したキャラクターには、
 マナカラー/マナコードを用いた判定の際の固有のボーナスとして、
  • 「同じマナカラーのマナコードを取得している」
 場合に、それ以外の全てのボーナスに加えて、さらに「+1」のボーナスを得る。

【融和】
あなたの中で、異なる2つのマナカラーの性質は見事に調和を果たしている。
状況に応じて自在に使い分けることも容易く、その中で新たな色を見出せるはずだ。

【背反】
あなたの中で、異なる2つのマナカラーの性質は完全に別れた形で存在している。
時には矛盾や葛藤で苦しむかもしれないが、混ざることのない色はあなただけの力だ。


判定例



キャラクターが以下の施設で【情報収集】の判定を行う時、施設の「マナコード」の欄に記された項目を確認する。
施設名 概説 関連キャラ マナコード 作成者
生徒会室 帝國学園高等部の生徒会室。 綾小路灯 マジメ GM
今回の場合は「□マジメ」が設定されている。
「□マジメ」は「」のマナカラーに属する項目だ。
下記の6人のキャラクターが【情報収集】を行う時、以下のように補正が適用される。

サンプルキャラクター(1)
ヲタク アウトロー ばか
 ⇒ この場合「+0D」
このキャラクターは「□マジメ」と同じマナカラー「」のマナコードを一つも取得していないため、判定ボーナスを得られない。

サンプルキャラクター(2)
宗教 アウトロー ばか
 ⇒ この場合「+1D」
このキャラクターは、「□マジメ」と同じマナカラーである「□宗教」を取得している。
そのため、「同じマナカラーのマナコードを取得している」を満たし「+1D」の補正を得る。

サンプルキャラクター(3)
マジメ アウトロー ばか
 ⇒ この場合「+2D」
このキャラクターは、「□マジメ」のマナコードを取得している。
そのため、「同じマナコードを取得している」「同じマナカラーのマナコードを取得している」を両方満たし「+2D」の補正を得る。

サンプルキャラクター(4)
マジメ 青春 ナチュラル
 ⇒ この場合「+2D+2」
このキャラクターは、「□マジメ」のマナコードを取得している。
また、「□マジメ」と同じマナカラーである「□青春」を取得している。
そのため、「同じマナコードを取得している」「同じカラーのマナコードを取得している」を両方から「+2D」の補正を得て、
更に「複数の同じマナカラーのマナコードを取得している」場合を満たし、「+2×1」の補正を得る。

サンプルキャラクター(5)
宗教 青春 慈善
 ⇒ この場合「+1D+4」
このキャラクターは、「□マジメ」と同じマナカラーの項目である「□宗教」「□青春」「□慈善」を取得している。
そのため、「同じカラーのマナコードを取得している」を満たし「+1D」の補正を得て、
更に「複数の同じカラーのマナコードを取得している」場合を満たし、「+2×2」の補正を得る。

サンプルキャラクター(6)
特殊
マジメ ヲタク 背反
 ⇒ この場合「+2D+1」
このキャラクターは、「□マジメ」のマナコードを取得しており、また「□背反」を取得している。
そのため、「同じマナコードを取得している」「同じマナカラーのマナコードを取得している」を両方満たし「+2D」の補正を得て、
さらに「同じマナカラーのマナコードを取得している」場合の融和/背反の固有のボーナスである「+1」を得る。

判定補正一覧
組み合わせ コード一致 カラー一致
単色 2D+4 1D+4
2色(通常) 2色側 2D+2 1D+2
1色側 2D 1D
2色(融和/背反) 2D+1 1D+1
3色 2D 1D


施設の追加



施設一覧を編集し、追加しても良いものとする。その際、施設のマナコードを1つ設定すること。
また、設定によっては後から変更を依頼する場合もあるので、不安な場合は先にMGMへ相談を行うこと。

施設一覧はこちらのリンクを参照。


帝國世界観におけるマナカラー



 帝國学園卓におけるマナカラーは、PC視点でその概念の存在を認知でき
 特定の手段を用いれば、自分のマナカラーが何かを判別することもできる情報である。
 ただし、その認知度はPCごとのクラスや種族といった主要情報に比べれば低く
 自分のマナカラーが何かを知らないPCやNPCも少なくないだろう。


マナカラー/マナコードについて



 マナと呼ばれる大気中の魔力は、それ単体では性質を持たない無色の力である。
 これに魔法使いが自らの魔力や空想を乗せて魔法として行使するのが一般的とされている。

 この際、マナをどのように用いるのか、
 どうすればより効率よく力を発揮できるかの指針として、
 マナを扱う傾向を五つの色で示すマナカラーという手法が存在する。
 まだ未解明な領域も多い分野だが、帝國学園では選択科目として学ぶことができる。

 マナカラーはヴィクトワールでは研究者を中心に広く認知されている概念だが、
 基底ガイアではほとんど知られておらず、また異聞世界においても認知度の差が激しい。
 マナカラーという単語を聞いたことはあるが具体的な内容は分からない、という者もいるだろう。

 これを元に、マナカラーの要素をさらに細分化した「マナコード」という概念も作られている。
 概ね占術・プロファイリングの類とされるが、これを専門とする研究者も存在する。


六光鏡



 「六光鏡鱗」という透明な鉱物のような物質を粉末にし、筒状の装置に入れたもの。
 対象を映して覗き込むと万華鏡のように適正の色が見え、簡単にマナカラーの計測ができる。

 素材は『ヘキサプリズム』の龍鱗であり、漂着により伝わった。
 マナカラーの適正を効率よく正確に測るために作られたものだが、
 希少素材を用いるため大量生産ができず、政府や軍部、学園などでしか用いられない。
 それ以外の手段では基本的に複雑な魔法薬を用いた時間のかかる検査が必要。

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最終更新:2020年11月27日 02:07